今日、市橋達也被告に無期懲役が求刑されたそうです。
事件そのものは、特に珍しいものでもないのですが、
2年7ヶ月もの間、整形してまで逃亡していたというのが
センセーショナルな事件だったからでしょう。
「どうやって逃げ延びていたのだろう」
世間の好奇の目を満足させるために書いたのであろう、逃亡記。
あざといぞ、幻冬舎。
市橋被告の贖罪の弁なぞひと言もなく、
単に、自己顕示欲だけの本でした。
逃亡していた時にどういうことをしていたのか、
憶測でマスコミに書かれるのが、たまらなく自尊心を傷つけられるらしい。
こんな本を読んだのを後悔しました。
(借りて読んだのですが)
私としては、どうすればこんな大人に育つのだろうか、
と、母親の手記を読んでみたい。