五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

「下流の宴」最終回

2011-07-19 23:57:39 | テレビ・芸能・新聞

今日で「下流の宴」終わりましたね。

本は読んでいたので、結末はある程度わかっていたのですが、
切ないね、翔ちゃん。

こんだけ変わらない登場人物いるのか。

普通のドラマだったら、何かのきっかけで、生まれ変わり
前向きに生きていこう!

チャン、チャン

そんな終わり方ですが、
見事なまでに「努力する」ことを拒否する。

「努力する、がんばる人がダメなんだ」

じゃあ、なでしこジャパンの試合なんて見ると
反吐が出そうになるんだろうか。

ドラマだとドラマチックな展開を期待するのですが、
現実として、やはり、誰も他人から変えられたくなんかない。
翔ちゃんの気持ちもよーくわかるよ。

例えば、兄弟や友達(このドラマは恋人でしたが)が、
大学受験や何かの資格にしゃかりきになっているのを聞いて
母親に「あの子はこんなにがんばっているのに、あなたときたら」
なんて言われようものなら、
それこそかたくなになってしまうでしょう。

客観的に見たら、言われる人の気持ち、よーくわかるのよ。
「自分が変わろうとしない人に言われたくねーよ」
・・・だよね。

でも、母親の気持ちもよーくわかるのよ。

子どものやる気スイッチをつい探してしまうのよ。

彼のやる気のなさは、やはり母親の育て方が間違っていたから?

子育てのゴールってどこなんだろう。

子育てって果てしないな。

そんな事を思う、もう成人した子を3人持つ母親の嘆き。