今日で「下流の宴」終わりましたね。
本は読んでいたので、結末はある程度わかっていたのですが、
切ないね、翔ちゃん。
こんだけ変わらない登場人物いるのか。
普通のドラマだったら、何かのきっかけで、生まれ変わり
前向きに生きていこう!
チャン、チャン
そんな終わり方ですが、
見事なまでに「努力する」ことを拒否する。
「努力する、がんばる人がダメなんだ」
じゃあ、なでしこジャパンの試合なんて見ると
反吐が出そうになるんだろうか。
ドラマだとドラマチックな展開を期待するのですが、
現実として、やはり、誰も他人から変えられたくなんかない。
翔ちゃんの気持ちもよーくわかるよ。
例えば、兄弟や友達(このドラマは恋人でしたが)が、
大学受験や何かの資格にしゃかりきになっているのを聞いて
母親に「あの子はこんなにがんばっているのに、あなたときたら」
なんて言われようものなら、
それこそかたくなになってしまうでしょう。
客観的に見たら、言われる人の気持ち、よーくわかるのよ。
「自分が変わろうとしない人に言われたくねーよ」
・・・だよね。
でも、母親の気持ちもよーくわかるのよ。
子どものやる気スイッチをつい探してしまうのよ。
彼のやる気のなさは、やはり母親の育て方が間違っていたから?
子育てのゴールってどこなんだろう。
子育てって果てしないな。
そんな事を思う、もう成人した子を3人持つ母親の嘆き。