らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

眉唾

2014-05-11 | 雑学

眉唾(まゆつば)という言葉をご存知ですよね。
意味は、騙されないために用心することをいう言葉で、「眉に唾を塗る」「眉に唾をする」「眉毛に唾を付ける」ともいいます。

例えば、「そんな荒唐無稽な話しは眉唾物だよ」とか、「彼は信用できないから、彼の話は眉に唾をつけて聞いた方がいい」などのように使われ、「信用できないこと」「疑わしいこと」「真偽が定かでないこと」などの意味で使われます。

元々は、キツネやタヌキに化かされたり騙されたりしないために「眉に唾をつけると騙されない」という俗信・迷信からきた言葉です。

では、どうして眉に唾をつけると狐や狸に騙されないという俗信・迷信ができたのでしょうか?
その謂れには諸説あるようです。
一説には、キツネは人の眉毛の数を数えて化けたり騙したりすると考えられたことから、眉毛の数を数えらないように、眉毛に唾を塗って固めたという説です。

他には、平安時代の豪傑が、山の中で炎をふく大ムカデに出会い、炎に眉毛を焼かれそうになったので、眉毛に唾をつけてそれをしのぎ、大ムカデを倒したという話から、そのような荒唐無稽な話のことを「眉唾物」「眉唾」というようになったという説です。

いずれにしても、疑わしい悪質業者に騙されないように用心しましょうね。