らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

1週間早い「ダンジリ」の試験曳き

2023-09-27 | 地元紹介

今月の16日(土)と17日(日)に岸和田だんじり祭りが催されました。
このだんじり祭りは全国ニュースで報じられるようになったことからご存知の方も多いと思います。

一方、泉州地区の各市町村では、来月の7日(土)と8日(日)に、一斉にだんじり祭りが催されます。
我が町熊取でもこの2日間にダンジリ祭りが開催されて、泉州地方は秋祭り一色に染まります。

だんじり祭りでは本番の1週間前の10月1日に「試験曳き」が行われますが、どういう訳か、朝代地区のダンジリが2週間前の9月24日に試験曳きを行っていたのです。

・9月24日に「試験曳き」していた朝代地区のだんじりです。


「試験曳きとは」
「試験曳き」とは、本番に向けた予行演習のようなもので、だんじりに不具合がないかを実際に曳行して確認するものです。
ダンジリ祭りでは、だんじりが勢いよく、街角を直角に曲がる「やりまわし」という曳行があります。
この「やりまわし」は、ブレーキの働きをする左右の前テコと舵を取る後ろテコのタイミングが難しく、腕の見せどころのひとつでもありますが、危険とも隣り合わせています。
このような事から「試験曳き」には、だんじりを曳く人たちが、それぞれの細かい動きを含めて、練習しておくという意味合いもあります。

・本番では朝代地区のだんじりがこの場所まで来ることはないのですが、「試験曳き」ということで、ここで折り返して帰っていきました。


畑で作業をしていた時、太鼓や笛の音と共に「そうりゃ! そうりゃ!」というかけ声が聞こえたので撮影しました。
本番の曳行では朝代地区のだんじりはこの道路に入ってきませんが、「試験曳き」では、畑のすぐ傍まで来て、折り返していきました。
他の地区より1週間早い朝代地区の「試験曳き」は、きっと、曳き手の人達がだんじりを曳きたくて待ちきれず、辛抱できなかったのでしょう。
それは兎も角、今年は2週間も早くだんじりを見ることができました。