早いもので、今年もあと3週間余りを残すのみとなりました。
12月のこの時期は年賀状の準備でお忙しい事と思います。
皆さまは年賀状はお済みになりましたか?
未だの方は早めに準備しましょうね。
ところで、既にお気づきの事と思いますが、年賀状にはその文面に句読点がありません。
一般の文章では句読点をつけるのに、なぜ年賀状にはつけないのでしょうか?
調べてみると、次のような理由が言われています。
「毛筆の名残から」
日本は元々毛筆の文化で、句読点を打つことはありませんでした。
昔の文書などを見ると分かるように、歴史的には句読点を打たない文化でした。
今でも縦書きで筆を利用する場合は句読点を打たないことが一般的であることから、毛筆の名残りであるとする説。
「相手に敬意を払う」
そもそもなぜ句読点が根付いたのでしょうか。
識字教育が進んでいく中で、句読点は「どんな人にでも読みやすいように」という意図をもって普及していきました。
しかし、元々「教養のある人は句読点がなくても理解できていた」のです。
句読点の「読みやすいように」という気遣いは、解釈のしようによっては「あなたは句読点がないと読めませんよね」という「失礼」をはらんでしまうのです。
従って、相手への敬意を払うためにも句読点は打たない方が無難という説。
「区切りをつけない」
「お祝い事や喜ばしいことは続いた方が良いので区切りをつけない」とする説もあります。
なお、マナーとして句読点を打たないのは、年賀状だけでなく、賞状や証書、挨拶状、感謝状、招待状などもそうです。
慶事には句読点を打たないと覚えておくといいですね。
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句読点があると、読みやすくて寧ろ親切心がうかがわれますが、苦闘点にならないといいですね・・・("^ω^)。
年賀状の図柄などを決めて印刷するばかりになっていますから、そろそろ用意しようと考えていたところです。
> 微笑ましいのがリスの「告白」、小鳥の「stop」、ペリカンの「居心地」ですね。見ていると心が安らぎます。
笑撃への3投票をありがとうございました。