京都では、今月7日から30日まで、世界遺産である二条城・二の丸御殿の大広間の障子開放と中庭の特別公開を行っています。
これは、大政奉還150周年記念特別企画として実施されるものです。
二条城は、150年前の慶応3年(1867年)に最後の将軍、徳川慶喜が政権を朝廷に返上した大政奉還の舞台として知られています。
大政奉還が発表された大広間にある襖は、ふだん、障壁画などの劣化を防ぐため廊下側が閉じられていますが、7日から特別に開けられ、「二の丸庭園」が見渡せるようになっています。
「二の丸庭園」は中心となる池の周りにさまざまな形の岩が配置され、豪壮な趣きがあるとされており、嘗て、将軍様が眺めたであろうその風景が私たち庶民にも開放されるのです。
・二の丸御殿大広間廊下からの眺め(京都市情報館より)
大政奉還とは、慶応3年10月14日(1867年11月9日)、15代将軍徳川慶喜が征夷大将軍の職を辞し、政権を朝廷に返上することを申し出、翌日朝廷がそれを許可したことです。
二条城の二の丸御殿は、武力によらない歴史的な政権交代である大政奉還が諮問された場所で、2017年はその大政奉還から150年目にあたる記念の年なのです。
歴史に関心のある方は、この機会に二条城二の丸御殿で歴史のロマンを感じてみては如何でしょうか?
「特別公開日」(京都市情報館より)
・二の丸御殿大広間障子開放・・・平成29年1月7日(土曜日)~1月30日(月曜日)まで(毎週火曜日は御殿内の観覧不可)。
・二の丸御殿中庭特別公開・・・・・平成29年1月7日(土曜日)~3月18日(土曜日)
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防ぐためなのでしょうね。
解放すれば、天龍寺のように縁側に座って庭園をゆっくり鑑賞できます。