大阪では相変わらず振り込め詐欺などの特殊詐欺が増加しています。
大阪府内の平成28年1月から11月末までの特殊詐欺の認知件数は1484件(前年比プラス989件)で、被害金額は約47億89百万円(前年比プラス約11億21百万円)となっているそうです。
しかし、これでも全国的に見れば大阪は少ないのかも知れません。
少し前のデータになりますが、振り込め詐欺の認知件数を都道府県別に調べた結果では、多い順に1位東京、2位埼玉、3位岡山……と続いて、大阪は43位でした。
警察では被害に遭わないためとして、次のように注意を呼び掛けています。
・在宅中であっても留守番電話機能を設定するなどして、知らない電話番号には出ないようにしましょう。
・察官や金融庁を名乗る電話があれば、所属や名前を確認し、実在するかどうか確認しましょう。
・1人で判断せず、ご家族や知り合いなどに相談しましよう。身近に相談できる人がいない場合は、最寄りの警察署(または専用電話#9110)や自治体などに相談してください。
ところで、大阪で効果をあげているオレオレ詐欺撃退法があるそうなので紹介します。
それは “大阪のおばちゃん流撃退のコツ”だそうで、振り込め詐欺防止に効果が大 だと言うことです。
「大阪のおばちゃん流撃退のコツ」
まず、電話口の応対では、大阪のおばちゃんは、簡単に息子(孫)だと認めず、知らないことは、ガンガン聞いて行くのだそうです。
・例えば、仮に犯人が『オレだけど』と言おうものなら、即座に『オレってだれ?』と返します。『どちらのオレさん?』とか『うちの子にオレはおらんで~』とか言うのもOKです。
・犯人が標準語を話したら、『わっ、気持ち悪ッ』と言います。ちょっとイントネーションが変な時でも同じです。
そして、『大阪弁でしゃべり~』、『ほんまにタケシ?』とマシンガンのように質問を飛ばすのだそうです。
そして『なんか声が変やねんけど』と思ったら、明らかに疑い始めた証拠です。
このように、どこのオレか? 納得するまで聞いてくるのが、大阪のおばちゃん流です。
・更に、息子が電話番号を変えたと言えば「なんで先に言わへんの?」
・会社でミスしたと泣いても「なんでアンタが払わなアカンの」といった調子で質問攻めをします。
会話がお金の話になったら、大阪のおばちゃんは一段と慎重になります。
「もともと大阪の人はお金の話にタブーがありません。
相手がいい服を着ていれば『ナンボしたん?』、引っ越したと言えば『家賃、ナンボ?』と聞いてくる。マンションの家賃だって、とりあえず『まけて』と値切るのが大阪の文化。
だから、そもそもお金の話ですぐにウンとは言いません。
・犯人が『振り込んで』と言えば、『めんどくさいわ~』、『何で取りに来らへんの』と聞き返します。
・『オレは行かれへん』ときたら、『なんであんたが来いへんの』、『知らん人に渡すのは絶対いややわ』と突っぱねるのです。
他人には平気で“まけて”と言うくせに、自分の金には人一倍慎重なのが大阪のおばちゃん流です。
この“大阪のおばちゃん流”、結構効果があるそうです。
皆さん、参考にされては如何でしょうか?
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やはり、イメージとおりに大阪では振り込め詐欺被害は少ないようです。
いちど我が家に架かってきた印象では、相手の勘違いを引き出す話法でした。慣れ狎れしく話すので、ついAくんと
応じるためAになって懐に入ってくる風でした。
ナンバーディスプレイ契約しているらいちゃん宅は、安心ですね。