らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

じゃが芋植え付け

2022-02-11 | 家庭菜園

一昨日の大阪府南部の熊取地方は朝から太陽が顔を出し、一日中晴天が続いた暖かい日でした。
最高気温も11度と久しぶりに10度を超え、しかも風がほとんど吹かなかったことから、じゃが芋の植え付けには絶好の天気でした。

当地でのジャガイモの植え付け時期は毎年2月中旬頃ですが、一昨昨日には懇意にしている地元の農家のN氏が植え付けをしたことや、今後の天気予報で最高気温が10度を下回ったとしても5度前後まで下がることは無さそうなことから、我が家でもじゃが芋の植え付けを行いました。
今日は我が家のジャガイモ栽培についてご紹介します。

「種芋の準備」
種芋は昨年暮れに農協から購入したもので、品種はメークイン1㎏とキタアカリ4kgです。
購入した種イモは植え付けの2~3日前に1片の重さが30g~60g、各片に2~3個の芽がつくように縦に切り、そのまま、切り口がコルク化するまで新聞紙の上で乾かしました。

・これが種芋です。切り口が紫色に見えますが、実際は黒色と白色です。

「畝」
植え付ける畝は昨年スイカを植えた場所で、スイカが終わった後、畝幅60㎝の畝を立てて半年以上遊ばせて置きました。

「植え付け」
幅60cmの畝に深さ10㎝程の溝を2列に掘り、その溝に種芋の切り口を下にして、株間30㎝で千鳥掛けに植え付けます。
なお、切り口を上に向けると断面に水が溜まるなどして芋が腐りやすくなります。

・種イモを30センチ間隔に置いたところです。


「肥料」
種イモを囲うように前後左右の4か所にショベルで隙間を作り、その隙間に化成肥料(14・14・14)を一握りずつ施し、更に芋と芋の間にも一握り施していきます。
ここまでは例年と同様の植え付け方法です。

・種芋の周り4か所と種芋間に化成肥料を施したところです。


「害虫対策」
今年はコガネムシの幼虫や螻蛄(ケラ)などからじゃが芋の食害を防除するために「ダイアジノン」を散布しました。
方法は種芋の上に土を少し戻した状態の畝に散布します。
これは地元農家のN氏から教わった方法です。

・ダイアジノンを散布した畝です。

・これがダイアジノン粒剤です。


「畝を作り直す」
ダイアジノン散布後、土を戻して畝を作り直します。
畝にはマルチ用の黒いビニールを張りますが、それは一雨当ててから張る予定です。
天気予報では13日~14日頃に雨が降る予報となっているのでその後になります。
なお、使用するマルチは、以前はイチゴに使用していたマルチを再利用していたのですが、生長するにしたがって芋が土から露出して、緑色に変色していたことから新しいマルチを使用することにしています。



「緑色に変色した芋」
スーパーで売られているジャガイモに緑色に変色しているものは見られませんが、栽培していると変色した芋が発生します。
じゃが芋の皮が緑色に変色すると、光によってジャガイモの「天然毒素」が増えるようです。
緑に変色した部分にはソラニンやチャコニンという種類の天然毒素が多く含まれており、食べてしまうと吐き気や嘔吐、下痢などの症状を引き起こします。
加熱してもこれらの毒素が減ることは期待できません。
緑色に変色している場合は、皮を厚めに剥いてみて可食部が白ければ食べることが出来るようですが、我が家ではすべて廃棄しています。

今年はダイアジノンを散布して、コガネムシの幼虫などの食害を防除する栽培方法を試しています。
表面の綺麗なじゃが芋が収穫できることを期待しています。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野菜植え  (もののはじめのiina)
2022-02-12 09:50:40
野菜の植え付けは、季節がきたら植えるという単純なものではなく、絶妙なタイミングを意識するですね。^^

         肥料も研究されているものです。秋の収穫がたのしみです。


> 番傘も、ハートも、誓いの鐘も富士山の飾り物です。
5年前ほどに足柄峠からの🗻富士が絶景と知って訪ねていますが、なんど見ても素晴らしいの一言に尽きます。
こんかいは、額縁の中に🗻富士山をおさめて撮影しました。

こんかいは、もう一つ目的がありました。足柄山と箱根がつながるルートが開通したので車で走ることです。

返信する

コメントを投稿