ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

不審者情報

2008年02月16日 | これも自分あれも自分
先週末から立て続けに起こっている八戸での“不審者”事案。
今の世の中、どこで何が起こるか、いつ被害者になるか、誰が加害者になるか分からない時代です。怖いですよね。。。

私は、現在「認定子育てアドバイザー」という資格を取得するために勉強中です。
その講義の中で、元警視庁警察官であり、現在「少年犯罪予防委員会」を設立して活動中の幸島美智子さんのお話を聴くことができました。
http://biz.sbrain.co.jp/keyperson/K-7288.htm
そこでおっしゃっていた、子どもに教えるべき危機管理について、少しですがここでお教えしたいと思います。


「10歳までは親と地域とで、犯罪から守る体制を取っていただきたい。そして、子どもに不審者のことを教えるとき、「あやしい人に声をかけられたら」とか「変な人が近づいてきたら」という曖昧な教え方ではなく、具体的に教えること!
 
 ・道を子どもに聞く大人はいない!ということ
 ・他人に、お菓子やゲームを買ってくれる人はいない!ということ

そして、変だなと思ったら、すぐに走って逃げる!一番最初に出会った大人に助けを求めること!
これを教えなさい。防犯笛を鳴らすまでに連れ去られるし、大きな声で助けを呼びましょうなんて学校では教えているけれど、実際怖くて大声なんか出ませんから。
まずは、走れ!と教えてください。」


「中高生くらいになったら、襲われそうになった時の対応を教えてください。
いいですか?ナイフを出されて脅された時、抵抗したら刺されてしまうかもしれないという最初のリスクを恐れてはいけません!

ナイフを振り払う!これをしなければ、次にはもっと怖いことが起こる!
恐怖を突き抜けろ!!と教え、こういうことが起こったことを想定したリハーサルをすると尚いい。」

とっても迫力のある、宝塚の男役のような方で、そのお話には説得力がありました。
ぜひ、ご家庭でもご参考にされてください。

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