東京の短大に通っている頃、4年間お付き合いしていた彼がいます。
同じ系列の大学に通う彼は、現役合格したので同い年でした。
彼とお付き合いするきっかけが、とってもおかしいので、
ちょっとだけ教えます。 ううん、おかしいというのは、
可笑しくて笑っちゃうのではなく、頭がおかしい方ですね、たぶん。
同大学のレーシングスキーのサークルに入った私ですが、
毎週水曜と土曜日の練習には欠かさず参加していました。
くそ真面目な学生だったので、練習だって真剣です。
そんな中、たった3ヶ月でお付き合いが終わった方の後に、
あれは夏の終わりでしたか。
ちょっと気になる男の子ができました。
細っこい男子でしたが、いつも明るくて、みんなを盛り上げ、笑わせてくれる子でした。
しばらく悩む日々が続きますが、思いだしたら行動に移さずにはいられぬ性格。
学園祭の打ち上げか何かの飲み会で、
勇気を出して、告白しました。
「私と付き合ってほしいな」と。
すると、その彼は少し間をおいて、
「ええ!おれ!? マジで? いつから?」って、本当に驚いたように
答えたのです。
「うん、いつからかなぁ?」なんてごまかしながら、返事を待つと、
なんと彼は、
「少し考えさせて」と答えたのです。
白
か
黒
即答してほしかった私。
日々悶絶して、ああでもない、こうでもないと悩んでいた日々を考えると、
即、今、答えが欲しかったのです。
「そう、わかった。」と答えた後、なんだか心の中はすっきりとしていました。
もう悶絶も、悩みもすっかり吹き飛んでいたのです。
言いたかったことを伝えることができた爽快感です。
そして、私の告白にすぐに答えられないような人は、いいや!って
めんどくさ!って、思ってしまったのです。
私は、“今に生きたい”人間でした。
告白した後に、泥酔した彼は、飲み屋の床にごろんと寝そべっていました。
その唇に、ちょっとだけチュッとして、
私の役目は終わった気がしました。
彼は、その数十分後、嘔吐と体調不良により、自宅へ運ばれたはず・・・。
わ、私のチュッのせいでは、ないはずです。
二次会、三次会と参加し、泥酔した人たちを介抱し、
すっかり渋谷は朝になっていました。
明るくなった駅の方へ、同期のみんなと歩いていきました。
それぞれの線へ向かい、家路へ向かいます。
今日は学校はお休み。ゆっくりできるのです。
私は、厚木へ帰る同期のみんなと、同じ電車へ乗り込みました。
私の家は、荻窪方面ですが、なにか??
誰も、そこには気がつかず、電車の中で爆睡・・・・・・・。
相模大野で降りる男子に、ばいばーい
厚木で降りる男子にも、ばいばーいして
私は本厚木で降りました。
一人の男子と同じ駅でした。
家どこだっけ?って聞かれたので、ええっと、荻窪のほう・・・
えええええーーーーーー!!!こっちの方かと思ったよ!!!!
びっくり仰天する彼の顔を、笑いながら見ました。
どうすんの?って言われて、どうしよ?って言って、
うち来る?って言われたから、うん、行くって答えました。
原チャリの後ろに乗せてもらって、小さなアパートに行きました。
2間の和室のアパートは、タバコのにおいがしました。
こうして、私は他の男子に告白した数時間後に、
その本厚木の彼とお付き合いすることになったのです。。。
頭がおかしいアクシデント? きっかけ?ですよね。。。
お付き合いして二年後、彼は突然
「おれ、ライフセーバーになりたい」と言い出し、
毎年夏には、千葉の白浜へ仕事しに行くようになりました。
ずっと会えない、夏休み・・・
何度か電車に揺られて会いに行ったけれど、なんだか遠い人になっていました。
もう、私のことは飽きちゃったんだよね、あのとき・・・。
肌の色が真っ黒に日焼けして、引き締まった彼の姿は
とっても魅力的でしたが、私の彼ではなくなっていました。
あれから、海の男は、正直、苦手意識が・・・。
いや、苦手というより、猜疑心?のほうが強いかも。
今、某N○Kで夕方放映している「天才!てれ○くん」の中で、
この“ライフセービング部”のコーナーがあります。
毎回これを見ると、あの黄色と赤のキャップが懐かしく、
すぐに本厚木の彼を思い出すのです。
大好きだったんですけど。。。
4年間お付き合いして、結婚するのかも?と考えていたのですけど。。。
それは叶いませんでしたが、彼のとても優しいご両親のご好意が
私には今も、胸に焼き付いて離れません。
ありがたくって・・・。
同じ系列の大学に通う彼は、現役合格したので同い年でした。
彼とお付き合いするきっかけが、とってもおかしいので、
ちょっとだけ教えます。 ううん、おかしいというのは、
可笑しくて笑っちゃうのではなく、頭がおかしい方ですね、たぶん。
同大学のレーシングスキーのサークルに入った私ですが、
毎週水曜と土曜日の練習には欠かさず参加していました。
くそ真面目な学生だったので、練習だって真剣です。
そんな中、たった3ヶ月でお付き合いが終わった方の後に、
あれは夏の終わりでしたか。
ちょっと気になる男の子ができました。
細っこい男子でしたが、いつも明るくて、みんなを盛り上げ、笑わせてくれる子でした。
しばらく悩む日々が続きますが、思いだしたら行動に移さずにはいられぬ性格。
学園祭の打ち上げか何かの飲み会で、
勇気を出して、告白しました。
「私と付き合ってほしいな」と。
すると、その彼は少し間をおいて、
「ええ!おれ!? マジで? いつから?」って、本当に驚いたように
答えたのです。
「うん、いつからかなぁ?」なんてごまかしながら、返事を待つと、
なんと彼は、
「少し考えさせて」と答えたのです。
白
か
黒
即答してほしかった私。
日々悶絶して、ああでもない、こうでもないと悩んでいた日々を考えると、
即、今、答えが欲しかったのです。
「そう、わかった。」と答えた後、なんだか心の中はすっきりとしていました。
もう悶絶も、悩みもすっかり吹き飛んでいたのです。
言いたかったことを伝えることができた爽快感です。
そして、私の告白にすぐに答えられないような人は、いいや!って
めんどくさ!って、思ってしまったのです。
私は、“今に生きたい”人間でした。
告白した後に、泥酔した彼は、飲み屋の床にごろんと寝そべっていました。
その唇に、ちょっとだけチュッとして、
私の役目は終わった気がしました。
彼は、その数十分後、嘔吐と体調不良により、自宅へ運ばれたはず・・・。
わ、私のチュッのせいでは、ないはずです。
二次会、三次会と参加し、泥酔した人たちを介抱し、
すっかり渋谷は朝になっていました。
明るくなった駅の方へ、同期のみんなと歩いていきました。
それぞれの線へ向かい、家路へ向かいます。
今日は学校はお休み。ゆっくりできるのです。
私は、厚木へ帰る同期のみんなと、同じ電車へ乗り込みました。
私の家は、荻窪方面ですが、なにか??
誰も、そこには気がつかず、電車の中で爆睡・・・・・・・。
相模大野で降りる男子に、ばいばーい
厚木で降りる男子にも、ばいばーいして
私は本厚木で降りました。
一人の男子と同じ駅でした。
家どこだっけ?って聞かれたので、ええっと、荻窪のほう・・・
えええええーーーーーー!!!こっちの方かと思ったよ!!!!
びっくり仰天する彼の顔を、笑いながら見ました。
どうすんの?って言われて、どうしよ?って言って、
うち来る?って言われたから、うん、行くって答えました。
原チャリの後ろに乗せてもらって、小さなアパートに行きました。
2間の和室のアパートは、タバコのにおいがしました。
こうして、私は他の男子に告白した数時間後に、
その本厚木の彼とお付き合いすることになったのです。。。
頭がおかしいアクシデント? きっかけ?ですよね。。。
お付き合いして二年後、彼は突然
「おれ、ライフセーバーになりたい」と言い出し、
毎年夏には、千葉の白浜へ仕事しに行くようになりました。
ずっと会えない、夏休み・・・
何度か電車に揺られて会いに行ったけれど、なんだか遠い人になっていました。
もう、私のことは飽きちゃったんだよね、あのとき・・・。
肌の色が真っ黒に日焼けして、引き締まった彼の姿は
とっても魅力的でしたが、私の彼ではなくなっていました。
あれから、海の男は、正直、苦手意識が・・・。
いや、苦手というより、猜疑心?のほうが強いかも。
今、某N○Kで夕方放映している「天才!てれ○くん」の中で、
この“ライフセービング部”のコーナーがあります。
毎回これを見ると、あの黄色と赤のキャップが懐かしく、
すぐに本厚木の彼を思い出すのです。
大好きだったんですけど。。。
4年間お付き合いして、結婚するのかも?と考えていたのですけど。。。
それは叶いませんでしたが、彼のとても優しいご両親のご好意が
私には今も、胸に焼き付いて離れません。
ありがたくって・・・。
事実は小説より奇なり
「すぐに答えられないならいいや!」ってあゆみんは
やっぱいい女だ
勝手な
女であり
妻でもある・・・