の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

チャイヤプームのろうそく祭りへ行く(1)

2014年09月03日 | チャイヤプーム
■チャイヤプームで催される「ろうそく祭り」を紹介します。
2013年の撮影を中心にまとめたチャイヤプームまでの道程からです。
チャイヤプーム市内へ行くには二つの道順があります。まず国道1号線をサラブリーまで行き、そのまま北上して国道21号線でチャイバダンから国道205号線を東に進みコラート台地へ登り、「パー・ヒン・ガーム国立公園」で奇岩やウコンの花を見て国道225号線で市街地へ入る方法とサラブリーから国道2号線で東へ進み、「シーキィオ」で国道201号線を北上する方法です。
後者の道順を選んだのですが、サラブリーを越えてからの渋滞に辟易して、国道3224号線へ逃げ込みます。

国道2号線の渋滞が信じられないような、車が走っていない道路です。

途中に「バン・ポン・マナーオ遺跡」の標識に出会い、寄ることにします。午前11時30分です。



2500年から2800年前の墳墓遺跡です。
お寺の敷地内で3カ所の発掘現場が保存展示されています。



出土品の解説写真が掲示されています。
彩色土器類です。

交易品の青銅器、ビーズです。

鉄器です。

発掘場所です。浅いところでは地表から3,40cmのところに遺物があります。















墳墓遺跡の横に川が流れていますが、斜面には土器片が散乱しています。
パーサック川にはたくさんの支流がありますが、前史時代の土器、青銅器もたくさんの土地で出土しています。現在でも定期的に発掘品が市場に出回っており、出所を聞くとたいがいロッブリーと言う答えが返ってきます。

パーサック川の支流です。
*************

出土品を展示する博物館の入り口です。

遺骨に付けられた青銅製腕輪です。



青銅製の鈴です。



貝製の装身具です。





中央は虎の牙です。
現在でも虎の牙はお守りです。

土器類です。赤色彩色土器もあります。



台鉢が多いようですが、用途は何だったのでしょう。



鉄器の製品です。











鋭利な槍先です。狩猟用でしょうか、武器でしょうか・・・。

出土品を展示する博物館です。中学生のボランテアが説明してくれます。



午後1時10分、「バン・ポン・マナーオ遺跡」を後にします。遺跡周辺の風景です。



午後1時半、国道2247号線から国道205号線に出ます。右折をすればペチャブーンとチャイヤプームを隔てる山脈の南端をコラート台地へ登る登坂路です。登坂路を登り東方145kmにピマーイ遺跡、左折して西南120kmロッブリーの古都があります。古代からの東西を結ぶ重要な街道です。
今回は交差点を右折、登坂路を越えテープ・サティットで国道2354号線に入り「パー・ヒン・ガーム国立公園」を目指します。

午後2時6分、ガソリン・スタンドの食堂で遅くなった昼食をとります。

ご飯に、ケース内のおかずを指さしで注文します。

30バーツです。
**************

国道2345線で午後3時を回っています。あと30kmほどで「パー・ヒン・ガーム国立公園」です。
雲の低い天候で今から山に入るのは遅いような気がします。少し早い時間ですがリゾートで寛ぎ、明日の早朝に「パー・ヒン・ガーム国立公園」へ行くことにします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿