懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

ダブル

2019-10-29 02:06:11 | Weblog
世間はトゥルソワ・ショック。私はトゥルソワ病。(確かに、彼女の様な女子選手は、今後出ないかもね。今、見とかないと損。)

そんな中のエキシビション。

・解説が佐野稔氏で、ちょっと興味深い所が。

トゥルソワの、白黒コントラスト衣装の演技で。なんか、スプリット・フリップだか、佐野氏の現役時代にやってた技術を、彼女が披露して。
(開脚して跳んで、一回転してその後、3回転トーループ、だったかな。違ってたらゴメン)
偶然だけど、解説が佐野氏で良かったっぽい。この人でないと、最近活躍した解説者だと、この技の名前、知らなかったりしたんじゃ?と思ったので。若いトゥルソワが、そういう昔のジャンプを行ったのも、興味深いことだった。

佐野稔解説も、また見たい気がした。


・羽生結弦とトゥルソワが、練習の時に一緒に4回転ジャンプを跳んでる映像が、ネットに出ていて(トゥルソワのインスタが出どころみたい)面白かった。

こういうの、エキシでやればいいのに、と思わなくもなかったが。(4回転じゃなくっても、3回転でも。二人一緒にとかあると、見る分には面白いけど、男女シングルの選手には、負担になるかな?)

ついでに言えば、以前、ザギトワと、ロシアの男子選手が、それぞれのプログラムで『カルメン』やってたことがあって、あの二人、あの衣装でエキシで出れば、割と簡単に、『カルメン』の男女のシーンが出来るのにな、って思ったり。

もっと前に、浅田真央、羽生結弦で、それぞれ『白鳥の湖』系の衣装でやってた演目があって、無茶ぶりだけど、あれで、二人で出れば、白鳥の湖の王子と姫になるんだけど、って思ったこともあったな。(これは、ちょっとハードル高くて無理そうだけど。真央さんは、年上の高橋大輔選手の方が、好きかもって思ったけど。プロポーションバランス的には、羽生選手の方があってるんだけどね。)

本当は、エキシも、アイスショーも、フィギュアとは違う系統の、プロの演出家が付いた方が面白くなる、と思ったことは何度もあって、少し前に、フェルナンデスが、スペインの舞踊団と組んで、そこの芸術監督に構成、演出考えてもらって、エキシか何かでやってたと思ったけど、あの演出家は、フィギュアスケートに対応で来てて、良かった。

・「パリの散歩道」。思わず、ジェフリー・バトルのこの振付、尊敬しそうになった。めちゃくちゃよく出来た振付。私的には、羽生選手の演目で、一番好きなものではないけれど。(もちろん、好きは好きだし、とても合ってるけど、もっと好きなのが色々あるので)

・その、羽生選手のFSの衣装! 去年の色違いかと思ったら、アップ画像の時見たら、違ってて、めっちゃくちゃ素敵で、あの紫の衣装、又アップになってる所でじっくり観察したい。縫製する人のセンスも、抜群で。

FSの曲は、やっぱりいいなと思った。選曲と、編曲は凄く大事だと改めて思う。

・羽生結弦は、トルソワと跳んだのも、彼女のジャンプから何かを学ぶため、らしい。
研究家。ついでに、体操系の教養ある、ネイサンによる、トルソワのジャンプ分析も、聞いてみたい。


・エキシじゃないけど、メドべージェワのSPの衣装チラ見して、バレエ「愛の伝説」の女王メフメネ・バヌーをやるのかと勘違いした。彼女は、そういう方が雰囲気あってると思うけど。

メドベの身体が重そうなのを見て、アメリカ大会のトゥクタミシェワって、凄いんだって思った。現役を続け、出来る体形を維持するのって、大人になってくると、あちらの人は難しいのかも?女性としては、まろやかな体系の方が、女らしくて大人の女性体形なのかもしれないが、跳んだり廻ったりするのには。トゥクタミシェワは、さりげなくやってるようだけど、見えない所で凄く精進したということなのかも、と。

・ついでに、イオンカップで、ロシアのアベリナ姉妹がワンツーだった。新聞で、ディナ・アベリナが、なぜか、ジーナと表記されていた。

散漫失敬。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トゥルソワの祈り | トップ | 心ない言葉 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事