日本で見られる公演に、とりあえず行ったりしているが。
一方、手持ちの昔のバレエ映像や、ネット動画でバレエを見てると、いいのが色々。
webでは、興味関心連動型で、「あなたへのお勧め」等で、勝手に誘導されてしまったりして、生舞台では未見の若いダンサーの映像が続々出てくる。
(今度の「世界バレエフェス」とか、どうしても人選と演目が、守りに入ってる感じで、それと、以前は各公演、それぞれの個性がもっとあったのが、
あっちこっちの公演に、同じような外国人ダンサーが出てきたり。演目迄、他のバレエガラコンのと被る、とか。・・・なんだけど。(それを見に行く、自分。いいダンサー、呼んで良さそうな手堅いダンサーが、そんなに数多くないということか?)
寿司の鉄火巻みたいな。それと、年齢が超高いダンサーもご出演。ベテランもいいけど、若手のスターも見られたら尚良しで。)(そうはいっても、前回の「スーパースターガラ」は、もうバレエ団引退してるダンサーまで複数出てた割には、思ったより良かったので、公演って見て見ないと分からない。)
------
この状況、幾つか別の要因はあるのかもしれないけど、一つには、ロシア勢が呼びにくくなった、っていうのは大きいかな。
一部、名の売れたベテランの人は、少しだけ呼んでるみたいだけど。
で、なかなか呼ぶに難しい状況はあるのかな?と思うが。
一方、モスクワのボリショイ劇場の若手ダンサーは、一人突出してるっていうより、何人も、みるとそれなりに良かったりする人がいるみたいで、生で見られなくて残念。
(それと、ロシアだけでなく、アメリカとかのダンサーも、昔より来なくなった、かな?これは、ロシアとは別の事情があるのかな?)
【32回転】
見ると切りがなくて、ボリショイの若手バレリーナの色んな演目の部分の踊りを見て楽しめる中で。
セヴェナルドだったかな、見せ場の32回転を、全部ダブルでやる!ってのがあって。
アッと驚く、超超絶技巧!いとも簡単そうにやってのけてしまって・・・。
(欲を言えば、世界バレエフェスに、こんな妙技やれる人が出て盛り上げても良いのよね。)
(世界フェスは、暑い8月で、ちょっと独特の雰囲気なので、バレエ団公演もやってない中でボリショイのフレッシュなテクニシャンが出ていいという場でもないけど、だから今の彼女に来てほしいってダイレクトに思ってるんでもないけど、例えば、こんな、皆をあっと言わせる珍しい妙技を披露できるダンサーが出ると、ちょっといいんだけどね)
この、ボリショイのバレリーナがグランフェッテ・アントールナンを、全部ダブルでやった踊りは、超絶技巧の凄さだけでなく、長い四肢を綺麗に使って、線の美しさ、軸もしっかり、回転が終始安定して切れも衰えずで、回転の質もそんな低いのではなかったような(自分が驚いてちゃんと冷静に見てなかったけど)
やってる事はすごく難しい、はず、だけど・・・・本人はスイスイ廻って、涼しい顔。いやはや、健脚。容姿もこれだけの技巧をやってる人にしてはきれいで申し分ない、と思う(ボリショイ詳しいファンは、異論あるかもしれんが。もう日本で、ロシア系バレエ団来ない状態で、多少レベル下げても行けた公演に満足してる自分から見たら、羨ましい世界。
【事実は漫画より奇なり】
これって、昔のバレエ漫画、有吉京子の「SWAN」の前半で、日本人のヒロインに対し、ライバルの外国人のバレリーナがコンクールかなんかで魅せた技術がこれで、その時は時代も違ったし、漫画だから、現実にはちょっとない技巧も描けちゃう、という印象で。
フィクションの漫画のストーリーの中で、32回転の所で、「ダブル!ダブル!全部ダブルでやってます!!!」って、見てる人たちが、あり得ない超難度技に度肝抜かれて、「おお~!」と盛り上がって、「まさか、最後まで全部ダブルでやる気?!」って固唾をのんで周囲が見守る中、32回転(64回転か)廻り切って、皆が驚いてどよめく、主人公は、ライバルがなんて難しいことするんだろうと思ってビビる、と言うようなドラマティックなシーンだったと記憶してる。
漫画としては面白かったけど、その時は、こんな技術、現実には不可能だと思って、漫画だからフィクションだから、って思ってた。
それを、いとも簡単にやってのけてしまうとは。
自分的には、この、32回転全部ダブルでやるのは、はじめてみた。
これって、練習すれば、他の人でもできる人はいるもんなんだろか?それとも彼女特有の技??
彼女に限らず、ボリショイの若手プリマたちは屈託なく、現代っ子の資質で健脚技を惜しげ無く披露していて、見ごたえある。
姿態にも恵まれてて舞台映えする。(皆、なぜか、ジャンプの着地音消さないけど。)
バレエ団公演があれば、それがニューフェイスの紹介になって、世界フェスに限らず、日本のバレエシーンに呼ばれて来られるフレッシュなプリンシパルも出てくるというか、次代のスターを育てることにも繋がるんだろうけど。
行くかもしれない日本の公演で、どうもベテランが多いなあ、とは思った。
(世界フェスは、加えて、演目が昔と変わらないのが凄く多くて隔世の感。昔は、世界フェスで初めて見た欧州の振付家のコンテで、とても良かった作品が、印象に残ってたりするんだけど。)
メジャー公演も、マイナー公演も、観劇予定あり。天候次第かな?
一方、手持ちの昔のバレエ映像や、ネット動画でバレエを見てると、いいのが色々。
webでは、興味関心連動型で、「あなたへのお勧め」等で、勝手に誘導されてしまったりして、生舞台では未見の若いダンサーの映像が続々出てくる。
(今度の「世界バレエフェス」とか、どうしても人選と演目が、守りに入ってる感じで、それと、以前は各公演、それぞれの個性がもっとあったのが、
あっちこっちの公演に、同じような外国人ダンサーが出てきたり。演目迄、他のバレエガラコンのと被る、とか。・・・なんだけど。(それを見に行く、自分。いいダンサー、呼んで良さそうな手堅いダンサーが、そんなに数多くないということか?)
寿司の鉄火巻みたいな。それと、年齢が超高いダンサーもご出演。ベテランもいいけど、若手のスターも見られたら尚良しで。)(そうはいっても、前回の「スーパースターガラ」は、もうバレエ団引退してるダンサーまで複数出てた割には、思ったより良かったので、公演って見て見ないと分からない。)
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この状況、幾つか別の要因はあるのかもしれないけど、一つには、ロシア勢が呼びにくくなった、っていうのは大きいかな。
一部、名の売れたベテランの人は、少しだけ呼んでるみたいだけど。
で、なかなか呼ぶに難しい状況はあるのかな?と思うが。
一方、モスクワのボリショイ劇場の若手ダンサーは、一人突出してるっていうより、何人も、みるとそれなりに良かったりする人がいるみたいで、生で見られなくて残念。
(それと、ロシアだけでなく、アメリカとかのダンサーも、昔より来なくなった、かな?これは、ロシアとは別の事情があるのかな?)
【32回転】
見ると切りがなくて、ボリショイの若手バレリーナの色んな演目の部分の踊りを見て楽しめる中で。
セヴェナルドだったかな、見せ場の32回転を、全部ダブルでやる!ってのがあって。
アッと驚く、超超絶技巧!いとも簡単そうにやってのけてしまって・・・。
(欲を言えば、世界バレエフェスに、こんな妙技やれる人が出て盛り上げても良いのよね。)
(世界フェスは、暑い8月で、ちょっと独特の雰囲気なので、バレエ団公演もやってない中でボリショイのフレッシュなテクニシャンが出ていいという場でもないけど、だから今の彼女に来てほしいってダイレクトに思ってるんでもないけど、例えば、こんな、皆をあっと言わせる珍しい妙技を披露できるダンサーが出ると、ちょっといいんだけどね)
この、ボリショイのバレリーナがグランフェッテ・アントールナンを、全部ダブルでやった踊りは、超絶技巧の凄さだけでなく、長い四肢を綺麗に使って、線の美しさ、軸もしっかり、回転が終始安定して切れも衰えずで、回転の質もそんな低いのではなかったような(自分が驚いてちゃんと冷静に見てなかったけど)
やってる事はすごく難しい、はず、だけど・・・・本人はスイスイ廻って、涼しい顔。いやはや、健脚。容姿もこれだけの技巧をやってる人にしてはきれいで申し分ない、と思う(ボリショイ詳しいファンは、異論あるかもしれんが。もう日本で、ロシア系バレエ団来ない状態で、多少レベル下げても行けた公演に満足してる自分から見たら、羨ましい世界。
【事実は漫画より奇なり】
これって、昔のバレエ漫画、有吉京子の「SWAN」の前半で、日本人のヒロインに対し、ライバルの外国人のバレリーナがコンクールかなんかで魅せた技術がこれで、その時は時代も違ったし、漫画だから、現実にはちょっとない技巧も描けちゃう、という印象で。
フィクションの漫画のストーリーの中で、32回転の所で、「ダブル!ダブル!全部ダブルでやってます!!!」って、見てる人たちが、あり得ない超難度技に度肝抜かれて、「おお~!」と盛り上がって、「まさか、最後まで全部ダブルでやる気?!」って固唾をのんで周囲が見守る中、32回転(64回転か)廻り切って、皆が驚いてどよめく、主人公は、ライバルがなんて難しいことするんだろうと思ってビビる、と言うようなドラマティックなシーンだったと記憶してる。
漫画としては面白かったけど、その時は、こんな技術、現実には不可能だと思って、漫画だからフィクションだから、って思ってた。
それを、いとも簡単にやってのけてしまうとは。
自分的には、この、32回転全部ダブルでやるのは、はじめてみた。
これって、練習すれば、他の人でもできる人はいるもんなんだろか?それとも彼女特有の技??
彼女に限らず、ボリショイの若手プリマたちは屈託なく、現代っ子の資質で健脚技を惜しげ無く披露していて、見ごたえある。
姿態にも恵まれてて舞台映えする。(皆、なぜか、ジャンプの着地音消さないけど。)
バレエ団公演があれば、それがニューフェイスの紹介になって、世界フェスに限らず、日本のバレエシーンに呼ばれて来られるフレッシュなプリンシパルも出てくるというか、次代のスターを育てることにも繋がるんだろうけど。
行くかもしれない日本の公演で、どうもベテランが多いなあ、とは思った。
(世界フェスは、加えて、演目が昔と変わらないのが凄く多くて隔世の感。昔は、世界フェスで初めて見た欧州の振付家のコンテで、とても良かった作品が、印象に残ってたりするんだけど。)
メジャー公演も、マイナー公演も、観劇予定あり。天候次第かな?