遅ればせながらですが。
錦織圭選手。
3月、マイアミのソニーオープン、
準決勝で棄権してしまったときはヒヤヒヤしたけど、
今思えば、あの英断はプロとして正しい選択だったんだ。
バルセロナオープン、我慢してよくがんばった!
優勝おめでとう!
カードのおかげやら、何やらいう人はいるけど、
どうあれ、1番は1番。
1勝は1勝。
すごいこと。
しかも、苦手と言われていたクレーでの優勝。
もっとお祝いモードでもいいと思うんですけど。
つまんないことやってないでさ。
1時間半ほどのコンサート、
全曲全てホントにすばらしかったです!!
お目当ては、東京で聞く小曽根さんのラプソディインブルーでしたが、
結果、すべてすばらしかった!
「アメリカの夜」というタイトルの通り、
ガーシュウィン、バーンスタイン、ジョンウィリアムズ、バーバー(アメリカ人だってこと初めて知りました)、
というバラエティに富み華やかなラインアップ。
特に、バーバーの弦楽アダージョ。
期待値を遥かに超え、泣けました。
間違いなくマイヒストリーベストのバーバーとなりました。
弦が唸り、泣き、叫び、最終的に宙を浮遊させられるようなアダージョ。
我が琴線に触れ、心揺さぶられました。
ルセロ・テナのカスタネットも圧巻でした。
やっぱこの感動はライブ以外では得難いもの。
そんなトキメキにあなたも出会うことができるかも!?
チェキラ♪ラフォルジュルネ。
フォーラムの中庭で繰り広げられた、
ラフォルジュルネ前夜祭イベント。
「みんなで第九・歓喜の歌」。
プロと一緒に歌い、演奏しましょう、というもの。
光っているステージは、プロの合唱団。
向かいにはタキシードの演奏者に混じり、
自分の楽器を持ち寄っているアマチュア集団。
楽器といっても、
ハーモニカやら、打楽器やら、アンプラグドなものならなんでもありです
リハーサルを含め、3回(4回?)ほど繰り返されましたが、
音がどうとか、演奏がどうとか、じゃなく、
全員のエネルギーが丸くまとまって空に向かっていく、
シアワセな空間がそこにはありました。
音楽って楽しい。
参加したみなさんは、例外なくそう感じてるはず。
いいね。
出店してる屋台も、ちょっと違う。
今年もこの季節がやってきました。
ラ・フォル・ジュルネ。
金沢に行ったのは2年前。
とてもステキな音楽の空間でした。
ラフォルジュルネ2014。
東京丸の内も盛り上がってます!
メイン会場は国際フォーラムですが、
読売ホールや、丸ビル等駅周辺のビル内でもフリーコンサートが繰り広げられるようです。
屋外にもチケットボックスが設置され、
気軽に立ち寄れるようになっています。
さて、
フォーラムロビーに入ります。
プログラム。
今年は、記念すべき10年目ということで、
以下それぞれの作曲家がお友達を連れて
駆けつけてくれる、という集い?となるようです。
春の休日。
クラシカルな音に浸るのもいいんじゃないかな。
この日の丸の内、銀座界隈は、
フランス語が飛び交ってました~
Long Goodbye?
??
って思ったら、チャンドラーでしたか。
バブリーな学生時代、
チャンドラーを読むのがちょっとオシャレみたいな風潮があって
「長いお別れ(村上春樹じゃなく、清水俊二さんの訳の方)」、「さらば愛しき女よ」や短編集なんか読んで、
アメリカの古き良き時代に浸ってかっこつけたりしてました。
今思えば、あんまりよくわかってなかったけど(笑)。
NHKのこのドラマ。
チャンドラーが描こうとした空気感をうまく日本流にアレンジしてますよね。
フィリップマーロウには思い入れのある人が多いだろうから演じるのプレッシャーだろうけど、
浅野忠信さん、いい味出してます。
さすが。
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長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1)) |
レイモンド・チャンドラー | |
早川書房 |