名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

<東京2012・9月>開高健記念館@茅ヶ崎

2012年09月30日 11時37分37秒 | 旅(東京)

市街地からふらふら歩いたので、迷いまくりました。

あきらめてもう帰ろう、と思った途端現れた、

開高健記念館。


開高健さんは、

晩年この地(茅ヶ崎東海岸)に移り住み活動され、

その邸宅、週末に限り一般公開されています。





開高先生がが名付けたという、

「哲学者の小径」。


  


お庭のあちらこちらに、

先生直筆の碑が置かれています。





  


まさに、

哲学者の小径だ。


  


書斎&直筆の原稿。





お酒がお好きだったこと、


  

釣りやシガーがお好きだったこと、

その私物の豊富さから容易に想像できますね。

インタビューで、

「常にいろいろんな考えが頭を占領してはいるが、

釣りをしていて魚を釣りあげる瞬間だけは雑念が消える」

とおっしゃっておられましたが、

もしかすると、そこが釣りがお好きだったな理由なのでしょうか。。。


元リビングだったと思われるお部屋で、

NHK「あの人に会いたい」で

先生がご出演された録画を見せていただけます。


ベトナム戦争の経験。

ホテルに戻って力の限りベットを叩くとき感じた「生の充実感」。

ただ、少しうたた寝をした後にはその感動も薄れ忘れる。

「今日の自分は、明日の自分ではない。

人間とは傲慢な生物で、永遠に満足することがない。」


うーん。

考えさせられるなぁ。



先生の作品と人となりを、

茅ヶ崎の空気感とご自宅の雰囲気から

実感できます。

行ってよかった。




開高健記念館
神奈川県茅ケ崎市東海岸南6-6-64
Tel: (0467) 87-0567
開館日: 毎週、金・土・日曜日の3日間と祝祭日。
年末年始(12月29日~1月3日)は休館


<東京2012・9月>サザンビーチから茅ヶ崎へ

2012年09月29日 23時00分07秒 | 旅(東京)

雨が上がったから、

茅ヶ崎散策再開。




地元の高校生は、

毎日こんな景色見てるんだよねぇ。


   


ライフガード!?


  


詰所の中をちらっとのぞいたら、

数人のイケメンがタバコ吸いながら座ってました。

毎日、茅ヶ崎の海を守ってくれてるんですね。

ごくろうさまです。


<東京2012・9月>デニーズのフレンチトースト@サザンビーチ店

2012年09月29日 10時20分30秒 | 旅(東京)

デニーズで雨宿り。

お店に入った途端、

「これ使ってください。古いものですからお持ちいただいて結構ですよ。」

と、雨に濡れた私を見て、お店の女性がタオルをくださった。

うれしい気遣い。

人として本来当たり前の思いやりなのかもしれないけど、

そいういう言葉すら懐かしく思うのは、

普段の生活がよほどぎすぎすしているからなのかな。。。

そんな暖かいお言葉に気を良くして、

暖かいお茶で雨宿り、

のはずが、



フレンチトーストもオーダーしちゃいました。

この日のフレンチトーストは、

夏の雨の少し肌寒い感覚と、

懐かしいセピア色の印象。



デニーズサザンビーチ店。

タオル、ありがとうございました!


<東京2012・9月>茅ヶ崎駅→海岸を目指して歩く

2012年09月26日 12時00分00秒 | 旅(東京)

茅ヶ崎駅の北口にあるホテルをスタート、

駅を横切り、

南口方面の海岸線を目指して歩く。

駅から海岸まで、20分くらい。

お肉屋さんや、表具屋さんなど、

渋い専門店を横目に海を目指す。

途中には、

高砂緑地と呼ばれる公園と、

茅ヶ崎美術館などあり。





この、高砂緑地という公園は、

川上音二郎・貞奴(鬼奴じゃないよ)ご夫妻の別荘の跡地があって、

(↓井戸の跡)

  

この界隈が、

別荘地だったことをうかがわせます。

さて!

海だ!

天気はイマイチだけど、

浸っちゃおうかな。



<東京2012・9月>東急イン茅ヶ崎駅北口

2012年09月25日 12時33分33秒 | 旅(東京)

今回の旅。

個人的なキャッシュフロー問題により

セービングモードで旅をすることに決めていました。

宿は8,000円以内、

1食1500円以内で、みたいな自分への取り決め。

実際、

しらす定食は1,500円、東急インは7,900円(笑)。

でも、

ケチった感じではなく、無駄のない合理的な旅、

という印象です。

これも、湘南の、

人と景色のすばらしさ、

の印象が強かった!

からじゃないかな。




<東京2012・9月>しらすご飯定食

2012年09月25日 12時22分22秒 | 旅(東京)

湘南は、

どうやらしらすが有名らしい。

いつも我が家がお世話になっている、

碧南のしらす屋さんによれば、今年は不漁で品薄だ、

とのことでしたが、

やはり、ここ茅ヶ崎でも同様のようで。。。

生しらすのはずが、

 


しらすの薩摩揚げに

メニュー変更となっておりました。

おいしかったですけど。

生しらす、食べたかった・・・



しらすのかき揚げに、

メインと言ってもいい、

しらすご飯!




ちょっと塩分取り過ぎの嫌いはあるが、

とてもおいしかった!

満足です。



<東京2012・9月>湘南で音楽と故郷の関係について考えた

2012年09月24日 22時22分22秒 | 旅(東京)

数学者藤原正彦先生の著書『世にも美しい数学入門』によれば、

世界的な数学者の故郷をたどってみると、

例外なく美しい町で生まれ、お育ちになっておられる、

とのこと。

つまり、

完全で美しい数式を生むには美しさを認識する感性が必要で、

美しさを認識する感性には美しい故郷が必要、

というわけです。


従って、

このテーゼを真とするならば、

音楽にも同じことが言えるにちがいない、

と湘南海岸をとぼとぼ歩きながら、そう確信したのでした。


今回の旅の間中、

桑田さんのベストアルバムを聴いていたのですが、

今更ながらですが、

桑田さんの描く美しい旋律と抒情性は、誰にも真似のできない、

日本の宝と呼ぶべきもので、

その比類なき才能は、

この、どこを切り取っても絵になる、

美しい湘南で必然的に育まれたものなんだ、

と、

確信に近い信念を持ちました。



それにしても、

いつもの月一東京トリップが、

見えない力によって、

予期せぬ方向へ引き寄せられたのは、

桑田さんからのサブリミナルメッセージだったのかも!?