J-W. Tsonga v. K. Nishikori 2015 French Open Men's Highlights / Quarterfinals
待ちに待った準決勝。
ツォンガ(仏)戦。
結果、1―6、4―6、6―4、6―3、3―6、
フルセットの末、3-2で敗退。
(試合時間:3時間44分)
過去の対戦成績からも、勝利を確実視していただけに、ホントに残念。
ご本人はなおさらだったでしょうけど。。。
最初の第1、第2セット。
直前までの絶好調さが嘘のような出だしだった。
この硬い感じ。
去年の全米オープン、ファイナルでチリッチに負けたゲーム思い出した。
終始力を出し切ることなく、なんとなく終わった感じ。
ただ今回は、
強風で看板が落下、40分のゲーム中断、
その後、錦織さんらしいプレーも戻ってきたけど、
そうは言っても、ホームコートアドバンテージ、
ツォンガは強かった。
ホームコートアドバンテージは確実にあるのでしょうが、
強い選手は、関係なく勝ちあがってきているし、
さらなる頂点を目指す上で、
フィジカル面でもメンタル面でも克服すべき課題はまだある、
ということでしょうか。
試合後のインタビューを見ても、
その辺りの課題についてもクリアにつかんでいるように見えたし、
この経験でさらに上へ行く錦織選手を楽しみに待ちたいと思います!
がんばって!
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以下試合後のインタビュー。
―序盤で自分を見失った理由は。
「風のある中で早く決めないといけないと思ってしまった。攻め急いだのが一番の原因。やろうとしたことが全て悪い方向にいった」
―中断後に流れが変わった。
「自分のプレーも少し良くなった。戦術を変えたことが感覚をつかむきっかけになった」
―中断した間にコーチと話したことは。
「作戦のことやできていない部分を指摘されて、われに返った。もう少し早く気付いていれば展開が変わった」
―最終セットの相手のプレーをどう感じたか。
「サーブがまったく取れなかった。集中力を上げてきた彼の勝負強さ」
―最終セットは自分の流れと感じたか。
「自信はあった」
―アウェーの雰囲気は影響したか。
「気にならなかった」
―大会を振り返って。
「最後も紙一重だった。クレーでいいテニスができていたし、結果も出ていた。落胆はそこまでしていない」
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あの死闘ともいえる激戦直後にも誠実にインタビューに応え、
プロとして前向きなコメントを発することができる錦織選手。
惚れ直しました。
Press conference Kei Nishikori 2015 French Open / Quarterfinals