KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

オードリーの響きの楽校と若き詩人*智香ちゃん

2008-04-22 | 相方さん(米澤観児氏について)
月曜日は「オードリーの響きの学校」が行われました。
オードリーこと清成由真先生は保育士を経て、シュタイナー教育学、人智学、そしてシュタイナーの治癒教育を深く学び、その上でダウン症と言う運命を持つお子さんを授かったことから得た経験を基に、それはそれは楽しく、美しい心の遊びと癒しを中心とした授業をされています。

エンジェルシューレの授業は、シュタイナークラスも芸術クラスも基本的にシュタイナー学校と同じで、一人一人のたましいに向き合い、心にそったクラスつくりを目指しています。
どの先生も一人一人を見てから、今日の学びをはじめるのです。

一回目の授業は大人たちが中心でした。

「私は愛とともに生まれてきました」

ミツロウろうそくを灯し、うつくしい詩をとなえます。

そしてまず宇宙と連動する星の音、月曜日の星「月」のメロディをライア(シュタイナーのたてごと・千と千尋の神隠しのテーマソングでおなじみ)で聞いて、そのあと銀のハンドベルを使って、みんなでその音階と響きを感じました。

それから倭言葉(やまとことば)とその力についての授業。
先生のお話を聞いて、そして「一」「ひ」の力を現すにじみ絵を描きました。
最後に月曜日の植物「さくら」の曲
「さくらさくら」をライアで聞きました。

その後の授業はもうすぐ2歳の坊やも一緒に参加。
一番小さな坊やに合わせて授業は進みます。

グロッケン(シュタイナーの鉄琴・天のおとがします)の響きで始まりました。
「金魚の昼寝」の童謡をライアで聞き、みんなで歌い、うたいながら坊やも入ってボール渡しをしたりして音とリズムを楽しみます。
そして、本当に小さなこのためのにじみ絵
「ふでのおさんぽ」をしました。
ぼうやの楽しそうな笑顔がとっても嬉しかったです。

そんな風に授業は進みました。
どのクラスも一番最後にお茶をのんで更に「ほっとリラックス」をします。

エンジェルシューレは小さな小さなスペースですが、
「わー本当にシュタイナー学校の中みたいだね~」
と先生たちもほっとしてくださる自然の空間です。
ぜひ皆様も一度遊びにいらしてくださいね。

さて、オードリー先生には素敵な娘さんが居ます。
智香ちゃん、ダウン症と言うスペシャルニーズのお子さんで15歳。
愛を伝えにこの世に降りてきたたましいです。
彼女の詩と音楽とお話は全ての人を癒します。
皆さんもぜひ智香ちゃんに会いにいらしてくださいね!
愛にあふれますよ!

智香ちゃんが詩をくださいました。皆様にシェアします。

「虹」 ともか
おやこと虹にむかう
きれいな虹を見上げると
ああすばらしい この人生
立っていた春
空から生まれた
虹が きれいな虹が
あふれてきた
右から左から
虹が生まれた やがて
その空は 輝く
かわいい虹 おとなしい虹
笑ってごらん 虹
はじめてきた
美しさとともに
これからも 輝いていく虹
すばらしい虹が
神様にひかりを



ひかりは天の高みから

2008-04-22 | 相方さん(米澤観児氏について)
週末の授業からのひとコマ
森下大輔先生の「シュタイナー学校模擬クラス~夢の子楽校*にじみ絵」の授業より
クラスの一番初めに輪になって、動きながらちいさな詩を唱えます。
ひとりひとりが光の柱のようにたち、天に向かい心を開きます。

「私は天の高みから光を受け取り、それを大地に運びます」

そして授業が始まるのです(^^)