KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
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南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

一年が経ちました

2011-11-18 | 相方さん(米澤観児氏について)


明日、11月19日は相方さんこと、米澤観児の一周忌です。

相方さんが帰天してからの一年間、多くの皆様に相方さんの平安をお祈り頂き、
また私にもお心遣い頂き、寂しい日々を支えて頂きましたこと
心より御礼申し上げます。ありがとうございました。


相方さんの一周忌に寄せて、多くの方より美しいお花や
お優しい言葉の花束をお寄せいただいております。
皆様、本当にありがとうございます。

ブログでお見せしている姿とは裏腹に、なかなか心癒やせずにおりまして
頂戴するお電話にも一切出られず、メールやお便りも早々にお返しできません。
どうか、直接にお礼申し上げられない失礼をお許しくださいますように。
自分にもどうすることもできない心の動きがあって未だ不自由ですが
皆様のお心はありがたく嬉しく抱きしめて暮らしております。
それが今の私を支えてくれています。心から感謝申し上げます。

 

米澤観児という人は、天使の存在を強く信じていて
その芝居の上にも、絵のうえにも天使の存在を残す努力をしていましたが
彼自身が本当に素朴で美しい、ほんとうに天使の様な人でした。


嘘のない人生を、真実を、愛を生きることが彼のテーマでした。
偽ることを知らない人でしたが、人を傷つけるのが何よりも嫌で、
ほんとうは悲しかったり、嫌なことがあってもすべて自分の中におさめて、
その為には偽りもしてまで、人に嫌な思いをさせないようにして
自分の悲しみや苦しみの代わりに優しさと笑顔を手渡す努力をしていました。
そんな相方さんだったので、周りにいた親しい方々は
きっと彼から善き思いだけを受け取られた思い出ばかりのはずです。

私は家族として、そんな努力のうちに生きた相方さんを誇りに思い
そして、その裏側にあった、彼の悲しみや苦しみを二人だけで分かち合い
共に笑顔を創るために努力できたことに感謝しています。

今日も明日もずっと相方さんに心から感謝しています。


若き日は画家になるべく心を絵に捧げて
命となった演劇と出会ってからは、食べることも働くことも生きることも
すべて演劇人生を送るためにストイックに捧げて生きていました。

自分は芝居をするために生きている。
その為に命を懸けて、人生をかけて生きたい、
それだけが彼の望みでした。

面白いことが好きで、自分よりも友人を愛した人でした。
ピーちゃんを自分の分身の様に、子どもの様に愛し、
同じような小さな命と自然をこよなく愛し、
決してその存在を忘れることのない人でした。
家族を心から愛してくれる人でした。



いまも米澤観児を愛してくださる皆様
19日、しばしのお時間ございましたら
ちょっとの間、相方さんに話しかけてくださったら
きっと彼も、そして私もとても幸せです。

本当に皆さんの愛に感謝しています。
そして、これからも米澤観児と私たちをどうかよろしくお願いいたします。

天国からの相方さんの愛が皆様に届きますように。
これからの日々を見守ってくれますように。




私の心のあたたかな命が

あなたの魂のもとへと流れます

霊なる世界の中で

あなたの寒さをあたためる為に

あなたの暑さをやわらげる為に

私の想いがあなたの想いの中に

そして、あなたの想いが

私の想いの中に生きますように