ドラマ「glee」
昨日はマイケル・ジャクソンの特集でした。
意見の相違も有りましょうが(;^ω^)
ワタクシはつくづくマイケルってすごかったんだなぁ、
名曲を歌われてたんだなぁと感じつつ観てました。
目に見えない大切な事を歌に乗せて教えてくれた人。
マイケルの歌の中でも私の大好きな曲です。
「Ben」
今はいろんな状況がひしめいていて苦しい立場にいる人もいる。
地震・災害・原発事故。
事故現場から抜け出せないひと、
抜け出せたけど、見知らぬ土地で頑張っている人。
そんなふうだとどっかオカシクなって自暴自棄になったり
人を責めてみたり、傷つけたりしてしまうこともあるのが人間。
でも、そんな時だからこそ、人や自然や宇宙やココロ
決して忘れちゃいけない大切なものがあるって教えてくれる歌。
そしてすべての人への応援歌です。
若きアメリカのミュージカル俳優たちが素敵なアレンジで歌ってくれてます。
頑張っているあなたへ。
どうか、これからも愛を忘れずに
この世界で頑張っていけますように。
まずはこの曲をどうぞ
Glee - Ben (Full Performance) (Official Music Video)
「BEN」
Ben, the two of us need look no more
We both found what we were looking for
With a friend to call my own
I'll never be alone
And you, my friend, will see
You've got a friend in me
(you've got a friend in me)
Ben, you're always running here and there
You feel you're not wanted anywhere
If you ever look behind
And don't like what you find
There's one thing you should know
You've got a place to go
(you've got a place to go)
I used to say "I" and "me"
Now it's "us", now it's "we"
I used to say "I" and "me"
Now it's "us", now it's "we"
Ben, most people would turn you away
I don't listen to a word they say
They don't see you as I do
I wish they would try to
I'm sure they'd think again
If they had a friend like Ben
(a friend) Like Ben
(like Ben) Like Ben
ベン、僕らはもう探し回らなくてもいいんだ
お互い探し求めていたものを見つけたんだ
僕の友達って呼べるきみをみつけたから
僕はもう一人じゃない
きみも分かるだろ
きみも、僕という友達を見つけたんだ
ベン、きみはいつも走りまわっている
どこにも居場所がないような気持ちなんだ
後ろを振り返ってみたとき
それがきみの求めていたものじゃないとしたら
それはきみには行くべき場所があるってことさ
僕はいつも「僕」と言っていた
でも今は「僕たち」って言えるんだ
ベン、ほとんどの人はきみを追い払うかもしれない
でも僕はそんな人たちの言うことなんか聞かないよ
彼らは僕のようにきみを見ていないんだ
彼らも、僕のようにきみを見てくれたらいいのに
彼らもきっと考えなおすはずさ
もしベンのような友達がいたらね
もしベンのような友達がいたらね
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この曲、よく先輩俳優さんがライヴなんかで歌ってて
とてもいい曲で、しかもコーラス入れやすくて好きなんです。
激しい曲もいいですけどね、しっとりした曲も素敵ですよね。
なぜ、この歌を聞いて欲しかったかって言いますとね、
ドラマに感動したからとかではないんです(ドラマは良かったけど…;^ω^)
昨日、こんな話をしました。
私の実妹あむさんは某官公庁に長らくパート職員さんでお勤めです。
ちなみに彼女は某大手会社で日本一仕事のできる事務員でした。
なんせ、おやめになるにあたって、自分の仕事を7人に振り分けないと
ほかの方はお仕事にならなかったと言うくらい仕事が早いです。
なので、まあ、ちょっと特別な人かとも思うんですが
才能だけでなく、彼女はそれだけの努力を必死にする人なんです。
そんな彼女、某官公庁に公務員として入ってきた新人さんが
あまりにも使えないというか、仕事しなくて怒ったらしいんですよ(;^ω^)
ちなみにあむさんは身長がめっちゃ高く(あたしはプチサイズなのに兄弟は皆でかい)
かなりの迫力があるので、かなり怖かったんじゃあ(;・∀・)と思いますが
あむさんが仰ることは、的を得すぎてるのがまた怖いのですな…ごもっともなんです。
その新しい方々は、できるだけ楽をすることがいいことだ、と考えているようです。
できるだけ、仕事しなくていいように、いいようにってかんじでしょうか?
でも、それじゃお仕事は終わらないですしね。
プラス、自分からはなにも動かず、周りが動かしてくれるのを待っている、らしい。
話を聞いていると、ゆとりの世代と言いますのでしょうか?
やはりお若い方には、たまに?(;^ω^)難しい人がおりますね。
私も教える側や使う側にいましたから、同じように感じることが多いです。
でも、教えたりしてるとよくわかるんですが、
そういう年代であれ、出来る人はちゃんとできていくんですよね。
いったいこの違いはなんなんだろうね?って思うんですが、
私がいつも感じることは、大きなカテゴリーで表現するとすると
「他のものに対しての思いやりがあるかないか」でした。
例えばですね、芝居や歌やダンスって言うものは
どんなに才能があったとしても、そういう内面的な本質がものを言います。
ある程度の人にはバレないけど、わかる人にはわかっちゃう。
だから、人間性っていうものがすごく大事なんです。
とは言え、世の中には技術第一の人も多いですから、
これも各種ご意見有りますでしょうが(~_~;)
私は確信を持って、そう思っています。
もちろん、それぞれには多種多様な個性があるわけですから、
どれが出来がいいとか悪いとかって言うんじゃないのですが、
本質的なところの人間的な美しさが重要かと…。
例えば、歌にしても、上手な人は沢山いるけど
だからって、心のある人はそうはいないものなんです。
逆に多いですよ、そういう技術的に上手いだけの人ってのは。
しかもそう言う人は、上手いフリが上手すぎて、自分がフリをしてることにも気づきません。
あむさんに怒られたり、私が懸念する若い人もそんな感じです。
自分に非があるなんて、これっぽっちも思っていないです。
どっちかっつーと「あたしは一生懸命やってるけど、なにか問題でも?
一生懸命やってんだから、いいじゃん?」みたいなね?(;・∀・)
俳優とかの場合、「いや、だめだろ?」って思いますけどね。
出来てなんぼの世界で、それでお金もらってるわけですからね。
頑張るのは当たり前だし、お火薬さんに見せられる努力して技術を得た上に、
100パーの心を込めて頑張ってもらわないことには…ねぇ?
でも、多分、ほかの仕事もそうですよね?
そんな、お金もらう段階まで来て、小学生がよく言う、
「今日、宿題やったよ、偉いでしょ?」
みたいなセリフと同じレベルで言われても困るがな…(-_-;)
やって当たり前だろ、って話なんです。
あ、すみません、つい、過激になって横にそれました(;^ω^)
えと、つまりですね、お歌を歌うにしても、
教えたりしていると二通りに別れるのですよ。
「自分の為に歌う人」と
「聞いてくれる人のために歌うことが自分の為になってるひと」です。
前者の方は、そりゃあ、必死に練習もしますよ。
自分が上手になるためだから。
でも歌うときも自分が上手に聞こえるように頑張って歌うんです。
後者の人は練習の段階から、聞いてくれるお客さんに伝えたいと思い練習して、
そのために役になりきったり、歌詞に溶け込んだりしようと四苦八苦するんです。
同じ歌唱力でも、その差は激しく大きいです。
絶対的に後者のほうが聴く人の胸を打ちます。
なぜなら、歌っている人が前者の人のように作った心でなく
歌から生まれてくる、本物の心で歌っているからです。
つまり、そこにも人間性が関わってくるわけです。
見えないけれど、すごく大切なものです。
なんでもそうですが、自分のためにしかできない人は
何かにつけて、思いやりのない行動をしていまいます。
なんで自分が言われるの?と思ってしまいます。
どうして、あの方はこう言うのだろう?と思いやることはしません。
お仕事場でも何度も同じことを言わせたり、
返事はしても努力ができなかったりします。
つまりは、周りの人の事を考えていないから、
そんな風にいられてしまうのです。
でも、本人はそんなつもりはないので、なかなか治らない。
今の人はある意味、そういうところ、自分で気づくまで大変だなって思います。
これをね、手助けする方法は、目の前にいる人間が
人間性でぶつかっていくしかないんですよね。
それもまたね、人間の難しさと面白さですね。
人間は目の前にあるものと関わることでしか自分に気付けなかったりするし。
そう考えると、目の前にいる人が全部教えてくれるんですけどね。
自然でも、動物でも、宇宙でも、本でも、歌でも、踊りでも、芝居でも。
このBENはそれぞれの個性を尊重しなさいよ、って歌に思ってる人もいますが、
そのくらい、誰かを思いやることでしか、本当の友達になれない、
だから、そんな心を大切にしなきゃいけないよ、
という歌だと、私には聞こえています。
ところで、
あなたには本当(真実)の友達はいますか?
心から思いを持って考えることのできる、友達、いますか?
私にはいます(*´∀`*)