KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

母性目覚める!

2012-04-10 | KOFUKU日記


《生まれてすぐのちわぴー》

昨日、無事に生まれた3匹のちわわんず。
ぴぴちゃん柄の男の子2匹、女の子1匹です。
出産予定日まで数日を残し早産だった割には親も大きめのせいか、
180g~140gと、普通のチワワより、かなり大きく育っていました。

天使になったまろくんにそっくりのチワワちゃんはもっと大きかったのです。
それでうまく出て来られなかったのかもしれません。
でも、おかげでほかの子達が生まれてこれました。

実は家族には言いませんでしたが、病院に運び込んだ段階では
状況から帝王切開になるかも、それしか子どもを救えない、
でも陣痛が微弱だし、お母さんは手術したらダメになるかもしれない、
と言われました。それでもどちらかが助かるならとおもい、
手術にOKをしたのですが、天使になってしまったチワワちゃんが、
自分の命をかけて産道を広げてくれたのです。
おかげで残りの子らは、薬も使わず、するりと生まれてくることができて
手術をすることもなく、母の命をも救ったのでした。


この子の名前は相方さんから一字もらい心児(ここ)ちゃんと名付けました。
今頃は虹の橋を渡って気持ちの良いところで相方さんと駆け回っていることと思います。
ここちゃん、みんなを助けてくれて本当にありがとうね。
どうか、天国で幸せに大きくなって、またここに帰ってきてね。



《なんとか授乳させていましたが…》

さて、今朝までは怯えて、そばに寄せると怒っていたぴぴちゃんでしたが
3回ほど無理やりに押さえておっぱいをあげさせてみたのです。
それでも、やっぱり震えたり、唸ったり、噛み付こうとしたりで
これはもう、しばらくは人工保育かなと思っていたのですが…

ですが、ですが、ですが…
明け方くらいからちょっぴり変化が見え始めました。

動く赤ちゃんはダメなのですが、お気に入りのぬいぐるみを持ってきて
体中を舐め回し、一生懸命お世話するのです。

そのぬいぐるみを取り上げて隠して見たところ、
必死にぬいぐるみを探していたのですがないとわかるや
赤ちゃんたちの鳴き声に興味深深です。

私が排泄と授乳をさせていると、隣に置いたベッドに入って見入っています。
(ノ゜ο゜)ノ オオ、コレは!と思い、噛まれないようにガードしながら近づけると…

やったー!舐めました~~~~~!(≧ο≦)人(≧V≦)ノ

二匹目も近づけていくと、これまたぺろぺろしています。
3匹目も近づけると、大成功!

これはいけるかもと思い、ベッドで押さえておっぱいを飲ませますと
最初は起こって嫌がりましたが、赤ちゃんがお乳を咥えて吸い出すと
フンフンと匂いを嗅ぎたがったので、噛まれないようにしながら嗅がせると
ペロペロと顔や手足などを丁寧に舐め始めるではありませんか。

 

《お子様をおいてみると、優しく舐め始めました!》

そして、数時間、現在すっかりお母さんになって子育てしています(-^〇^-)
この数時間の変貌ぶりに喜びを隠せない乳母でゴザイマス。

 

《すっかり母性、目覚めました♪》

でもすごいなぁ。お乳を吸わせたことで、こんなにも母性が呼び起こされるとは。
人間もきっと同じなんだろうけど。おっぱいって神秘だ、、、。



《ご出産中、産箱の中のぴぴちゃん》

この妊娠・出産、予期せぬものではありましたけれども
また、一匹は天使ちゃんになってしまいましたが、
3匹の子どもたちを天からお預かりすることが許されました。

生まれてすぐから、羊膜を破り、鼻や口から羊水を吸い出して
タオルで拭きながらこすって、産声をあげさせ、
産湯につけて、そして今朝までの半日、
一時間半ごとに排泄授乳をさせてもらいました。
哺乳瓶を咥えるその力から、生命力を感じました。

そして、その姿がとても可愛いのデス(*´∀`*)
ぴーちゃんのお子様時代にも、手からご飯を食べさせると
ぱくん、と食べる姿に命を感じ、愛情がどんどん湧きましたが
どんなに苦労したって、やっぱり育てることで愛も育つんだなぁ、
とつくづく実感を噛み締めているところです。

こんなふうに全ての人に母性の目覚めがあれば、
この世は幸せなんだろうけどなぁ。
ちょっとそう思いました。

私は子どもはいませんが、こうやって、生まれる前から
イノチを育てる幸せを与えられたことに感謝しています。
天使になった子の分まで、精一杯愛していきたいと思っています。

無事の出産をお祈りくださった皆様
重ねまして深く御礼もうしあげます。

取り敢えずは一安心です。
ここから10日ほど気を配って大切に育てます。
またお知らせします。
本当にお祈りありがとうございました。



《まぢでちゅかれたわ(ぴーちゃん)オレも(まろ)》

 

追伸:ぴーちゃんとまろちゃんも昨日の疲れが出て
今日は朝からずーっと休んでいます(;^ω^)

生まれました!

2012-04-10 | KOFUKU日記


ぴぴちゃんの赤ちゃん、昨日夜、生まれました。
残念ながら一匹は体が大きく、逆子の難産で
頑張ったのですが助けてあげることができませんでした(´;ω;`)
予定日より早い出産で、陣痛が微弱だったのも原因です。

けれども、その子が命をかけて生まれてくれたおかげで
そのあとの産道がしっかり開いてくれて、病院には駆け込んだものの、
最終的に手術にならず、なんとか自然分娩ができました。
その子は命をかけて兄姉を救ってくれたのです。
心から感謝しています。アリガト!(´▽`)ネ

きっと今頃は天国の相方さんの腕の中で目一杯遊んでいることと思います。
相方さん、よろしくね。そちらで沢山幸せにしてあげてください。

ですが、問題はまだまだあって(;´Д`)
長い苦しい出産になってしまったこともあり、
ぴぴちゃんの母性が開かず、お世話をすることができません。
写真の如く支えていれば、お乳はなんとかなんですが…。
動くものが怖いらしく、噛んでしまいそうになり…((((;゜Д゜))))
お世話には至らずで、人工乳で保育中。
と、言うことで、2時間おきのお世話をしております。
ほぼ徹夜です(;^ω^)

でもぴぴちゃん、ぬいぐるみを持ってきて保育してる…
なのでしつこく授乳させて慣らして母性の開花を待ちます。

イエスさまの様な犠牲愛のチビちゃんの死が未だにショックですが…。
そんなことを言ってる暇ないので、取り急ぎご報告まで。

お祈りしてくださった方、どうもありがとうございます。
3匹が人工保育でも育ちますように~(-∧-)


4月8日とチャノマセヨ~♪

2012-04-08 | KOFUKU日記


《庭の小さなお花です(*´∀`*) 後ろは大きくなったカモミール》

8日になりました。
今日は私にとっては特別な日のひとつです。
今は亡きソウルメイトのお誕生日で、親友の弟さんが2年前に天に戻られた日でもあります。
そして今年はイースター(復活祭)と花祭り(お釈迦さまのお誕生日)が重なりました。

私は固定した宗教は持ちませんが、様々な在り方で生きておられる人や
これまでの歴史の中に大切な人間の真実を見ることも多く、
いずれの宗教やそれを持つ人に対して肯定も否定もありません。

また、それぞれの大きなイベントの中には様々な意味が生きていて
時にそれらを大切にすることは、大事だなと思うことも多いです。

誕生と死、そして復活(甦えり)に関する今日のこの二つのイベントは
多くの人にとって「生きる希望」に繋がることなのでしょうね。

今日は大切な人々との出会いへの感謝と多くの人の悲しみや苦しみからの復活を
心から願って、静かな祈りを持って過ごしたいと思っています。




《ぴぴちゃんとお腹の赤ちゃんと記念撮影中(笑)の甥っ子チビ君》
《お腹のベビー達に自分のことを教えたり、名前はどうするか相談中(笑)》


さて、にんぷ生活も57日目、あす以降はもういつ生まれても大丈夫の
あと数日で出産予定日を迎えるぴぴちゃんは今日も元気(-^〇^-)

時折、大きなお腹を投げ出して、ちょっとフウフウしながら寝てますが
それ以外はお庭をお散歩したり、実家の家族と一緒に車で出かけたりしています。
家族も出産ギリギリまではできるだけ運動できるようにと心配りをしてくれています。
筋肉を落とさず、難産にならないようにとの配慮、ありがたい事です。




《もうはちきれんばかりのお腹さんです~》


 

《大きなお腹を抱えて、今日もお庭を探検中のぴぴちゃん》


今日はいろんな意味を持って、新しい命を迎えたい気分になり、
チビさんたちもみんなで一緒にお花や野菜の苗を買いに行きました。

それぞれが好きなお花や野菜の苗を買って、
実家に戻って庭の空いている部分に植えました。
妹や甥っ子やおじいちゃんはお野菜の苗を数種類。
私はハーブの苗を数種類と南国の花マリーゴールドをふた株植えました。
それぞれ、元気に育ってくれるといいなと思います。

昨日はおじいちゃんのお友達の家からもらってきた
おネギの株もすごくたくさん植えたし、
先日蒔いたハーブやシソの芽も出てきて、
実家の庭はなにげに華やかな感じになっています。

ぶっちゃけ、ハーブ類は特に何もしなくても栄えるので自然に任せますの。
それで大丈夫かって?うん、たぶん、大丈夫!(; ・`д・´)
だって紫蘇なんて「種蒔くの」と言ったら、
アムさんから「わざわざ、なんで?」と言われましたもの…(;^ω^)

なんでか?
それはですね、紫蘇なんて、勝手に生えてくるからです(;・∀・)
そんなモンなんです。すごい育ちっぷりなんですよ、ここの植物は。

去年も戻ってすぐバジルを2株植えほっときましたら、
びっくりするくらいでかくなりました(;^ω^)
今年は大量に作って、乾燥バジルやバジルペーストを作ろうと企んでいます。
どくだみは勝手に生えてるし、ミントやオレガノなんかもあるし、
カモミールもずいぶんあるのでお茶くらいにはできるでしょう。
夏になったらハイビスカスの花とかも摘んできてお茶つくろ~♪

うちのマミーがお元気な頃はお茶といえば庭のハーブを摘んで
ポットに入れ、お湯を注いで出来上がりでした(;・∀・)
そのくらい、わっさり増えてくれればいいな~♪
天の恵み、ありがたき幸せデスね♪

うちのお庭はもともと炭チップなんかが混ぜ込んである土で
ちょいと掘るとミミズさん(うちではミカエルと呼びます・笑)や
いろんな虫の幼虫さんがぽこぽこ出てきたりします。
まあ、それだけ健康でこえた土なんだと思います。

なので何を植えても、よく付いてくれるんですよ。
そこに教えてもらった除染とか栄養をあたえたりしてます。
健康な土地があるって、今の日本では本当にありがたいことだから。
小さい庭ですが、大切にして、少しでも自給できたらいいなと思ってます。




《ちびさんたちは風に吹かれながらのんびり日向ぼっこが日課デス》




《仲良しさんたちは毎日元気♪》


さて、今日はね、楽しいことを書きましょう(いつも重いんで…;・∀・)

みなさんのおうちでは何かブームがありますか?
我が家では「なんちゃって韓国語」が流行ってます(n‘∀‘)η

私は物書きの端くれのせいかもしれませんが「言葉」が好きです。
それと共に「言語」も好きです。
いろんな国の人と絡んでは、ちょっとカタコトを習い
それを使って会話をするのがすごい好きだったりします。
でも、これはまぎれもなく血ですね。
うちの父は結構英語を解しますし、私のおじいちゃんに至っては
ロシア語、中国語がペラペラで、ドイツ語と英語もできました。
そういえば、家族は「カタカナ」に強いです。
外国語を喋りたいという血が流れているのかも~。

何度か書きましたが、私の父「じいちゃん」は韓流ドラマや
K‐popの歌手さんや懐メロちっくな韓国のお歌が大好きです。
映画なんかも大好きなのですが、お商売を遂行していないときは、
お家のTVの韓流チャンネルを駆使してそれこそ日がな一日
とにかく韓流と外国映画や番組を見ています(;^ω^)

昼間は仕切りをあけた隣の部屋にいますから、
嫌が応にも音声が流れてくるわけでございます。
原語で放送される番組が多いので、それこそ韓国語と英語は良く耳にいたします。

じいちゃんがあまりにも韓流ばっかり見ているもので、
家族は話しかける時、なんちゃって韓国語で話します(笑)
例えば
「イチゴ タモットナ?」(いちご、たべる?)とか(´∀`*)

おじいちゃんも負けじと、
「チャドンノマセヨ」(お茶でも飲ませてよ)とか喋ってきます。

あ、これ、決して馬鹿にしているわけではございません。念のため。
だって、これねぇ、実はは韓国語のマネでもなんでもなく、
バリバリ「かごしま弁」なんざます(;・∀・)

ちょっと韓国語風発音にしゃべるだけで、マジ、そのまま通じます。
「茶どん、飲ませよ」お茶でも飲ませてよと言ってるわけです。

ちなみに韓国語と鹿児島弁は非常に似ています。
以前、鹿児島からの友人を羽田に迎えに行き、そのままタクシーで移動した際、
田舎育ちでコッテコテの鹿児島弁しか離せない友人と鹿児島弁で喋りながら
運転手さんには標準語で道を案内したところ、降車の際に感心しながら
「韓国語の通訳さんですか?すごいですねぇ~」
と真面目に言われました(≧▽≦)

そのくらい、鹿児島弁は韓国語に聞こえるんです。
鹿児島弁は暗号として使われていた過去があるくらい
本気の鹿児島弁で喋ったら、他県の人は全くわからないそうです。

ちなみに韓国語の言葉で印象的な「~セヨ」という言葉じりは
鹿児島では「チョッ ソコギイ イッセエヨ」などど使います。
これは「ちょっとそこまで行きました」と言っています。
「~ヨ」と言う言葉は多くの言葉のおしまいにつきます。

たとえば「それはそうなんですけど、ダメなんですよね~」と言ってみましょう。
いろいろなパターンがありますが、

「ソゲンジャッコトハジャッタッドン ヤッセンコッジャシトウナ」

うん…わかるわけがあるまいよ…(;・∀・)
どこにも標準語がカスってないし。

沖縄弁も相当わからんちんだが、鹿児島弁も負けていない。
ちなみに鹿児島弁と沖縄弁は使っている音が一緒です。
鼻濁音もないです。
沖縄弁は2番目の音声が名古屋弁と同じく上がるとこらへんがちょっと違うくらい。
基本、音の流れは同じです。

鹿児島弁は最初に上げ調子でしゃべると言葉の終わりも上がる。
下げた調子でしゃべると同じように下がって終わる。
これが特徴です。この流れが変わることはありません。

鹿児島弁は男性語と女性語が結構はっきりしています。
鹿児島の旧家などで喋られている女性語はかなり京都弁に近いのです。
テンポがゆっくりしていて、はんなりした言葉です。

例えば、「よくいらっしゃいました、ゆっくりして行ってください」は
「ヨゥ~ オジャッタモシタ~ ユックイシテイッキャンセ~」
京都の花街言葉の「へぇ~、そうどす~」みたいなテンポでしゃべります。

女性語では、私は「アタイ」、あなたは「オマンサァ」
男性語では、私は「オイ」、あなたは「ワイ」
みなさんのよく知っている「~ゴワス」は男性語で女性は喋りません。

ちなみに私は家系の伝統的に鹿児島弁の男性語、女性語、
鹿児島の宮中語と南薩の特殊な言葉がかなりしゃべれる&理解できます。
現在では結構珍しい人です。

韓流見てると同じ言葉がかぶるかぶる(笑)
例えば、南薩の方ではですね、びっくりすると
「アヒョー」「アラヨー」とおっしゃいますが(;^ω^)
これ、しょっちゅう韓流で出てきます。

やっぱりね~、鎖国中も薩摩は国外の国々とずっとつながりを持っていましたからね、
しかも韓国からはたくさんの方がいらしている土地ですし。
言葉もずいぶん近しいものがあるのでしょうね。

おじいちゃんはそれが面白いらしく、韓国語を言葉を解明しては楽しんでいます。
そのうち、ある程度しゃべれるようになるかもね(-^〇^-)
なんちゃって韓国語は我が家をほのぼのとさせてくれてます。
ある意味、密かな国際親善かもね~。

さあ、明日から、新しい週。
出産がマジカです。
とにかく無事で。祈ります。



愛を生む行為を~放射能対策をするということ

2012-04-07 | これからの世界


《街のアパートのご近所にある古いアパート。藤の花で囲まれてます♪》


このところ、気温は20度を超えることが多くなりました。
それから、空が抜けるようなブルーになってきました。
冬をすっかり透けた空の色です。

にんぷのぴぴちゃんは相変わらずお元気。
今週末から出産に向けて実家に来ていますが、夜もお庭で遊んだり、
毎日、大きなおなかでお散歩もしっかりこなしています(;・∀・)
もう、元気元気(笑)




《本当に双子みたいな超仲良しの「まろとぴぴ」ご夫妻(-^〇^-)
「ナデナデ」要求中(;^ω^)
ひとりが撫でて~と転がると自分も~と必ず同じポーズをとります(笑)》


ベビー達はお腹の中ですごい元気みたいです。お腹越しに元気な胎動が見られます。

頭や手足の形がよく分かるので、お腹越しに頭のあたりをなでてあげると
ぴたーっと動きを止めて静かになるのですが、手を離すといきなりジタバタ初めるんです。
何回やってもそうなので、「これはまさか、お腹の中から撫でろと要求か??」
と思い、またなでるとやっぱり収まります…(;・∀・)
実はまろちゃん、ぴぴちゃんが2匹で「撫でろ」と転がって要求する方々なんですわ~。
親の遺伝子をしっかりと受け継いでいるようです…(;^ω^)

せっかく宿ってここまで育った命だから、なんとか無事に生まれてきてくれて、
ちゃんと撫でてあげられたらいいなと祈るばかりです。
全ては天に任せて、その子の命の意味の持つままにと理解していても
やっぱり皆、生きて出てきて欲しいと願ってしまう今日このごろです。

ぴぴちゃんの命育つお腹を撫でながら思います。
この子らのために安全な世の中であってほしい、と。
きっと、それは人間たちの生き方にかかっているんだな、と。

「こども」といえば、人間のお子様と動物を一緒にしたら怒る人もいるかもしれませんが
子どもを望んでも、いろんな事情や病気で望めなかった人にとっては
家族として暮らす動物たちというものは「こども」そのものだったりします。

私にとってもそうです。俳優と言う仕事で普通に家庭を持つことが難しく、
次に白血病という病で、年齢的に子どもを持てなくなった私たちは
犬を飼うのではなく「我が子」として小さな命を迎えました。

そんな大事なイノチたちだから、関東にいて原発事故に直面した時
「放射能汚染」という事は、私にはものすごく大きな問題でした。

うちのチビさんたちは、人間のお子様より体がうんと小さく、
成長が人間より4倍もはやいので、細胞分裂も活発で、
しかも放射能の降り注ぐ大地を直接触って歩くしかありません。
カラダは毛に覆われていますから、放射能物質も付着しやすいし。

偶然、事故の危険性をいち早く知らされた私は、
自分が地震不安症になったこともありましたが
放射能汚染の不安から、事故後1ヶ月以上、犬たちを外に出しませんでした。
その後、移住をするまで、関東では散歩も時間をきっちり決めて、
その時間以上は外には出さないで過ごしました。

私も病院の通院以外は独りで外は出られないという理由もありましたが、
食べ物も産地を確認、宅配をお願いして、できるだけ安全を目指しました。
ドッグフードも原料に不安があるので、外国産のお肉と食材で手作りでした。

そんなこんなで、ぴぴちゃんがお散歩デビューをしたのは普通のワンちゃんより
2ヶ月も遅い6ヶ月になったときで、しかも実家に一時帰郷してきたときでした。
その時のビビりつつも嬉しそうな顔が忘れられません。

こういう話をすると「犬如きに」と思う方もいるやもしれませんが
つくづくそうしてきて良かったと今は思います。

今になってやっと、未来に対する放射能の危険性がTVで取り上げられたりしていますが、
この日本では、事故が収束するどころか、未だに事故現場は進展を見せず、
フレッシュな放射能が出続け、しかもダダ漏れで、汚染をし続けていることは確かなのです。

どういうわけか、多くの国民が目を向ける時間帯に取り上げることが少ないチェルノブイリの過去。
この事故の現在の悲劇を見れば、それ以上の汚染がなされている日本の未来が見えるはず。

なのに多くの人は出来うる防護策をあえてとっていません。
理由は「国が危ないって言わないから」が一番多いんじゃないか、と思います。
中には病気になっても、その頃にはいい薬や治療法も出来るでしょ、という人もいる。
その薬や治療法が出来るころに発症できるかなんて分かりもしないのに。

誰かが危ないよと言わないからしない。
私はこの考え方が、一番危険なんじゃないかと思う。
というか、自分で考えてないから、きっとそうなんだろうね。

だから「安全域」という理由だけで、なにも考えず子どもを住まわせ食を与えてしまう。
普段は「塵も積もれば山となる」と言っているのに。

ゴミを置き場を見てなぜ気がつかないのでしょう?
ゴミはゴミ収集車がくるからそこからなくなるんだよ?
あなたの家もゴミを捨てなかったら?どうなる?
どんどんゴミに埋もれるよね?
ほっといたらどうなる?
衛生的に問題が起こって病気が生まれたりするでしょ?

放射能はそれと一緒。なくならず蓄積して、いつか悲劇をうみます。
確かに少しのベクレル数であれば、直ちに問題は起こりません。
でも直ちにおこらないだけで、数をとっていて長い時間をかけたら
間違いなく大きな問題が起こりますよ、と言っているのと同じです。

万が一、そういう事で子どもに体に異変が起こったらどうしますか?
子がどんなに苦しんでも親は決して変わってあげられません。
私が亡くなっていく相方さんとかわってあげられなかったように。
どんなに願っても、かわってあげられません。

みんな、ガンや白血病の恐ろしさを知らなすぎると思います。
まだ、完全な治療法が見つからないものを楽観視しないで欲しいと思います。
それを作る行動もしないで欲しいと思います。

そして、一度でも傷ついたDNAは元に戻りません。
そのDNAはそれからイノチの繋がりによって続いていきます。
悲劇はその人だけでは終わらないのです。

私は多くのお父さんお母さんにそんな悲しいDNAを残す行動をとって欲しくないです。
危機管理能力を発揮させて、できるだけ安全を提供して欲しいと思います。
特に食べ物には、気を使ってあげて欲しいです。
毎日の食べるものの中にこどもたちの未来があるのです。

何も考えず、在るものを子どもに与えて普通にしている大人を見ると不安です。
それらが子どもたちの命を削っているような、そんな気持ちすらします。

かわいいパッケージのお菓子。だれも惹かれますよね。
でも簡単に与えないでください。
ちゃんと調べてください。安心して口にできるかを。

めんどくさいですか?大変ですか?
例えばネイルを塗る時間があったら、お菓子を一つ手作りできませんか?
自分の時間をちょっとだけ誰かの時間に変えて喜ぶことは無理ですか?

今のお母さん達は活動的で、日々を幸せにしようって人も多いと思う。
でもね、今はハッピーとか幸せとか提唱する前に
もっとやらなきゃいけないことっていっぱいあると思うのです。
だって、それができてなかったら、今が幸せであっても、未来のハッピーはないよ?

チェルノブイリのお母さん達は、あの時、あまり考えることをせず
牛乳をあげなきゃよかった、いちごを食べさせなきゃ良かった、
みんなみんな、そう言ってますよ?

なぜ、自分で考えて、防いであげなかったのか?
ほんのちょっとの努力を何故しなかったのか?
あの子は私が殺してしまったのだ。そう言っています。

そこから、どうか学んでください。
どうか、自分の頭と心を使って考えることをしてください。
こどもたちの、周りの愛する人のために。

危ないと思っても、引っ越すことなんて簡単にできないのは当たり前です。
私自身、そうでした。
でもそうなら、やれることだけでもやってください。
産地を確かめ、できるだけ安全を図る。

自分がなにかをしないでいることを、引越しができないせいや
事故が起きたせいにしないで下さい。

事故が起きたのも、そこにいるのも事実なのだから。
誰かのせいにしても変わらないなら自分が変わるしかないと思うのです。

いろいろ規制ができれば、窮屈さはあって当然です。
でもそうなら、そこをハッピーに出来る工夫をしましょうよ。
それでこそ人間の強さや素晴らしさじゃないかって思うのです。


でも確かにそのことで被害を被る人たちが出てくるでしょう。
その為にも、私は国に対して危ないものは、危ないと言って欲しいなぁと思います。
そして、危ない場所で、今までと同じ生活をすることを奨励せず、
それらを手放すことはものすごく苦しくても、手放すように説得して欲しい。
そしてその事で今までの生活を奪われる人に、新しい道を敷いて上げて欲しいと願います。

ふるさとを失うことは本当に悲しいことです。
私は今でこそふるさとにいますが、それまでは
仕事上、家族やふるさとを捨てねばならなかったのです。
そう思って生きている間、一度も田舎に戻ったことはありませんでしたし、
帰りたくても帰れませんでした。
きっと一生帰ることはないと思っていました。
それはとてもさみしく悲しかった。

でもそんなふるさとだからこそ、それをしなくてはいけないと思うのです。
誰だって、ふるさとを傷つけたくない。
だからこそ被害を受けた人が、安全な場で、
出来る限り今までと近い生き方をできるように
国も国民も出来る限りの手助けをすべきじゃないかと思うのです。
どちらかが、どちらかのために我慢するとかではなく、どちらも大切、デス。
私たちはそうやってバランス良く助け合うべきではないでしょうか?

少なくとも、私はそういう方向で努力をしていきたいと思っています。
小さいひとしずくでも、しないより全然いいと私は思っています。

今日のお味噌汁にわかめを入れるだけだっていい。
発酵食品を一つ取り入れるのも素敵だし、
スーパーで西日本産のお野菜をひとつ買うのだっていい。
そんな小さな努力が大きな未来を創ることになると思うのです。

今日、走り回っている動物たちや自然がそのままであるように、
笑っている子どもたちが10年後の未来にも笑っているように。
今、学生さんの少年少女が、10年後、赤ちゃんを胸に抱いて誇らしげであるように。
それらを見て、ああ、あの時頑張ってよかったと、大人たちが笑っていられるように。

ほんのちょっと、何か、ちょっとの努力をしてみませんか?
それはきっと「大きな愛」だと思うのです。


sukusuku

2012-04-04 | KOFUKU日記


《じいちゃんのお友達の家で掘りたての筍を頂きました~♪ でっかい~~!》


春の嵐が過ぎて、南の国はからりと晴れた善いお天気の一日になりました。
さて、今日は待ちに待ったにんぷピピさまの再検診の日であります。



《にんぷ生活も54日目、最近はお腹が重いので横になっている時も多くなりました。》

お世話になっている「あおぞら動物病院」の福田先生は素晴らしく善い先生です(≧∇≦)/
本当に丁寧で優しくて、とっても親身になって診察してくれます。
動物と飼い主さんに対する愛情や気持ちのかけ方が今までの病院とはちがいます。
ここの先生は自然と共存するのをすすめられるタイプの先生で、
簡単に検査しろとか、注射しろとか,手術しろとか言いません。
出来る限り、飼い主さんの負担をなくし、動物の負担をなくし、
出来る限り自然に添って生活できるように相談に乗ってくれます。
しかもお会計が明朗で、野良猫等連れて行くと先生が半分は折半して診てくださるのです。
妹おすすめのお医者様なのですが、本当にこの先生にあえて良かった~~~(#^.^#)

ここのところ、ぐんぐんお腹が成長していたピピちゃん。
もともと気まぐれさんで、人に触られるのが好きじゃない子なので
過敏になって更に触らせてくれなかったり、お腹もちょっと大きすぎかな?
とかって心配していたのですが、診断結果は…すこぶる良好(笑)でした。

エコーとレントゲンの結果、子ども4匹がお腹の中にいて
しかもめっちゃくちゃ元気らしいです(;・∀・)
二人、逆さまになってピッタリくっつきつつも今から暴れまくっています。

ま、まあね、うちのメッチャやんちゃ坊主「まろたん」と
それに輪をかけてメッチャメチャやんちゃ娘の「ピピちゃん」
二人を広場に離したら、目にも止まらぬ速さで走り回り
30分でも1時間でも走り、一向に帰ってこないくらいの元気良さ、
しかもそれを先週くらいまであのお腹でやってのけていたし、
そんな二匹のお子様方ですから、元気じゃないわけないか…ハハハ(;^ω^)
ちなみにピピちゃんは引きずるくらいのお腹になってるんですが
今日もガンガンお散歩に出かけておりますよ(;・∀・)

最初、先生もダメになっている子もいるかもと思っていたみたいですが
いやいや、胎動から、エコーの心臓の動きまで非常に元気でびっくりしてました。
心配していた胎児の大きさも、皆、頭の小さいピピちゃんに似てくれて
頭の大きさが骨盤よりかなり小さいので、自宅での自然分娩が可能だそうです。

と、言うことで、来週中、ピピちゃんは自宅で出産が決定です(n‘∀‘)η

まあ、出産は起きてみなければ難産になるかどうかは解りません。
だから、今、大丈夫でも、本当に大丈夫かは解りません。
もしかしたら…ってことも大いにあり得ます。

でも、今のところは、ものすごく「すくすく」と育ち、
かなり良い状態で出産を迎えられる状態なのだそうです。

先生曰く、
「大丈夫、ピピちゃんは腹座ってるから、かなりいい感じで産むよ」
「ほっとけば全部出来る子だと思うから、何もせず見てるだけでいいかも」

ま~じ~で~す~か~???(~ω~;)))

先生が言うには、ピピちゃんみたいに人にべったり慣れないで、
本能に忠実に我が道を行くタイプの方が出産はちゃんと出来るんだそうです。
逆に自分を人間と思って、人にべったり甘えている子は
出産しても本能が薄くて、自力で埋めなかったりするそう。

ただ、元気でも痛みに弱かったり、子だくさんで生む力が弱くなってしまったり
胎児が引っかかったりしてしまい、難産になることもあるので
病院側が出産予定の前後一週間は24時間緊急体制でスタンバイをしてくれているそうです。
だから、すこしでもおかしいなと思ったら、
すぐに病院に駆けつけることができるようになっています。
実家からも車で5分ほどなので、そこはとても助かります。


しかしながら、心配症の私は、全てを用意しなくては待てない(自分が不安で)
万一のためのお産用品とか、用意したりなんかして過ごしています。
今日は用意した産箱やベッドを一塊に集められて、不安から軽くキレたところ
「まだ産まないから!産む時にだせばいいじゃんか!」って怒られました(-_-;)
だってさーーー、もう用意してないとさぁ、不安なんだよーーーーーヽ(´Д`;)ノ
不安すぎて前に進めないんだよーーーーー!

こんな私ですが、何ごとも本番には異常に強いですv( ̄Д ̄)v イエイ
なんか変に冷静モードに切り替わり、頭がまわって、何とかなるというね。
やっぱ、これまでの人生がこうですから、逆境に強いんでしょうか?

まあ、それは置いといて~。
ちなみに私は育ての親ですが、親とは思われていません。
お姉ちゃん、と呼ばれるただの「椅子」兼「乳母」でゴザイマス…(~_~;)
チビさんたちは「まろたんママ」ことアムさんを「ママ」と思ってなついています…
まあ、こまったら信頼厚き「まろママ」に登場してもらうしかありませんな。
まろママ、よろしくお願いします(-∧-)

取り敢えず、今日はピピちゃんの爪も切ったし
お尻周りなんかも全部カットしてもらったし、
万一のネグレストにそなえてベビーズのミルクと哺乳瓶も買ったしー、
あとはへその緒結ぶ糸とかハサミとか用意して
産湯の洗面器とかね、そういうのも明日には準備ですわ。

もう、そういうことしてないとね、おかしくなっちゃいそうで。
やっぱり、イノチに関わるから、センシティヴになっちゃいますね。

でも、奥底ではわかってるんです、天に任せるしかないと。
ああ、でも、それって、難しいですね(;´Д`)

とにかく、今日は何とか自然分娩できそうって話で、とりあえずは安心しました(-^〇^-)


さて、今日はじいちゃんとピーちゃん、まろタンが2時間もお付き合いしてくれまして
診察が終わってから、ピピちゃんがしばらくは長距離のドライブが難しくなるので
じいちゃんがそのまま、南薩方面に行くのに、一緒に連れてってくれました。

 

《皆、ドライブ大好き。何時間乗ってても平気なんです♪》
《まろたんはいつも運転席に乗っています。》

今年はお花見もしなかったんですが、いまこちらは桜が終わりギリギリの見頃で
山はあちこち白く霞んで、田んぼは蓮華草でいっぱいでとっても綺麗でした。
ピピちゃんのチビさんたちはいい時期に生まれてくるものです。

明日から甥っ子ちびくんたちは学校も始まります。
ピピちゃんは明日、明後日位までは実家とアパートの行き来とお散歩OKかな?
その後は実家でお産をさせてもうための準備にはいります~。

あともうしばらくは、ドキドキの春になりそうです。
このまま元気良く、命がこの世に生まれて来てくれますように!
どうか、この世ですくすくと育ってくれますように!