このところ衝動買いが重なって小遣いが欠乏状態。
ヤフオクでひと稼ぎしようかと押入れから出してきた物があります。
ラジコン飛行機なんかに使う星型エンジン。手に入れてから5年以上は
経っていると思うが未使用品、サビもないし綺麗なもんだ高くうれそうだぞ。
星型5気筒OHVエンジン 排気量は53cc 3.8PS
放射状のパイの中はプッシュロッドが通っている。
メーカーは斉藤製作所 ⇒ ホームページ
中央のメッキパイプはインテーク、下に出ている黒いパイプがエクゾースト
その間にあるのが点火プラグ
ロッカアームカバーを外して見たが、やはりオモチャだね。
これでも常用回転2000~7500rpmとなっているからスゴイ。
ラジアルエンジンとも呼ばれるこのエンジンは、主に飛行機用
として作られてきたもので、ゼロ戦に搭載された『栄』などは有名で
ご存知の方も多いはず。
このエンジン見るからに複雑そうで作るのは非常に難しそうだが、星型
エンジンは100年以上の歴史を持っている。
バルブ機構はリング状のカムが給排気それぞれ一枚ずつを重ねるように
クランクシャフトの前方に配置、全気筒のカムは2枚のリングで済むわけだ。
また直列多気筒エンジン等よりもクランクシャフトが短くて済むので、当時の
加工技術では、多気筒では星型エンジンの方がむしろ作り易かったようだ。
飛行機ではなくオートバイに搭載した例もあるんですね。
とんでもないものを作る人はいるもんですね。昔も今も。
よくやるなヤンキーのおやじ。本物の飛行機のエンジンを
オートバイに載せちまいやがった。
(本当は誰が作ったか知らないけどそんな気がする)
100年前に作られた前輪駆動オートバイ。車輪と一緒にエンジンも
回っちゃう構造だとか。ドイツのMegolaというメーカーのもの。
さあ、ヤフオク出品の準備だ。