ゴッホ展が国立新美術館で行われていま
す。ここは東京大学生産技術研究所があっ
た場所で、十数年前のことですが研究所公
開時には毎年招待状を頂いておりまして何
度も来た所なのですが、周辺地域を含めて
当時の面影は全くない。
この国立新美術館は名前の通り2007年に
出来たばかりの美術館。地下鉄千代田線の
乃木坂駅で下車して、案内に従って進むと、
美術館の裏手のチケット売り場に出ます。
こちら側からですと建物の全容は望めませ
んが、設計は黒川紀章さんですから帰りは
正面から建物を鑑賞することもお忘れなく。
さて、「こうして私はゴッホになった」とのサブ
タイトル付きの今回のゴッホ展すごい人気で
す。入場制限で20分待ちで会場に入りまし
た。人気の絵画前では観客の前進が止まり
ます。めったに見られないのですから私も真
ん前でたっぷりと鑑賞。
今回の展示は彼の生涯がよく分かるようにな
っていました。「炎の画家」 などとも呼ばれる
ゴッホですが、私の印象は「苦悩の画家」だっ
たように思えました。
2010-11-23