もう一台の愛車プリウスのタイヤも交換したばかり。4本で70,000円
今はやりのエコタイヤ、価格はちょっと割高なんだけどこの値段。
それに比べオートバイのタイヤ交換は高い。Dラーに寄って、150RSの
タイヤ交換の値段を聞いたら驚きの70,623円
(Michelin PilotRoad2 前後)
これでは素直に交換する気にはなれない。BMW BIKES という雑誌を
買って帰ってきた。ぱらぱらとページをめくっているとタイヤショップの広告
ページが出てきた。さっそく電話したところ値段はDラーの6掛け。場所は
東京の世田谷だが第三京浜を使えばひとっ走り。来店時には電話で在庫
確認をしてからと言っていたので電話をしたが繋がらない。行って見たら
先客が4人、在庫はOK。
近くのサイゼリアでドリンクバー270円。
あらコーヒーカップが見当たらないぞ。近くにいたおじいさんに尋ねると、
それはもう親切丁寧にカップの場所そしてサーバーへの置き方、飲み物の
選択ボタンの位置全部教えてくれちゃう。それは分かっているんだけどな。
知らなかったことにしておこう。それにしてもこのおじいさん店のことは何でも
知っているって感じ。毎日のように来ているのだろう。
30分ほど暇をつぶし、タイヤショップに戻ってみると愛車150RSはちょうど
店の中に運び込まれるところだった。店内は2台並べて交換作業が出来る
ようになっている。タイヤチェンジャーとバランシングマシーンそして
在庫タイヤの山。店内の密度は高い。
それでも客用の丸椅子は2脚在庫タイヤの直ぐ脇に用意されており、
客は交換作業の全てを見守ることが出来る。作業者にとってはやりにくい
だろうが、裏を返せばそれだけ仕事には自信があるって事だ。これが安心感
を誘った。
先客の外人さんのK-1(縦置き4気筒)。フロントフォークのオイル漏れ
があるらしい。ウエスが巻いてあるのが見える。この外人さん
日本語ペラペラでした。
作業者の動きはきびきびしている。かといってガツガツとした雰囲気ではない。
動きに無駄がない。見ていて気持ちが良い。独立した作業、連携した作業
そして分業と3人でこなしているが、この3人会話が少ない。しかし見事に
連携している。お互いの進捗状況をよく見ているに違いない。タイヤ交換という
定食屋さん的な作業とはいえ良い感じだ。オートバイ雑誌に少し目を落として
いる間に交換作業は完了してしまった。
途中雑誌社のカメラマンらしい男が入ってきて作業風景を撮影していた。
帰宅後このショップのHPを見たら、社長らしき方が Virgin-BMW Motorrad の
メカニズム講座のタイヤ編に執筆している。
交換作業が終了して店の外に運び出してもらった愛車150RS。
交換直後の新品タイヤって変な感じ。倒し込みに抵抗感あるのと車体の
動きに遅れがある。100キロ程度走った今はその感じは全くなく、軽く
素直に寝てくるれ。新品タイヤのゴムはすごく柔らかい。負荷がかかると
徐々に硬くなるって事なんだな (それで慣らしが必要と言うことだ)。
【新品タイヤの慣らし運転】
・皮むき(タイヤ表面の潤滑剤などすべり易い成分を除去する)
・リムとタイヤの接合面を安定させ、且つ密着性を高める。
・ゴムのエイジングを促進しゴム質を安定させる。
九州では、バイク用のタイヤ専門店は非常に少ないんです。
私の場合、Kicker号のタイヤ交換(フロントのみ)直後の感想は「倒し込みが軽くなったなー」でした。
昨日、220km程乗って、「髭剃り」完了です。
前後同時に交換した場合と前輪だけとでは違いが
あるのでしょうね。