長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

ちょっぴりピクッときちゃった

2011年09月20日 13時49分08秒 | 日記
 いやぁ~、まいったね。
 実はねぇ、昨日聞いたあるニュースのことがひっかかってひっかかってしょうがねぇんだ。


 あの……米とか花火とか、東海地方の方々は、東日本大震災のことを「どっか遠い場所で起きてる自分たちには関係のない出来事」だと思ってんのかしら。


 「東海地方の」とひっくるめるのはいかにも乱暴なんですけどね。でも、一連の「米」騒動のことを自分たちの地方のことと受けとめていれば、今回の「花火」は起きなかったと思うんですけど。

 がっかりしたね。そんなに精神的にも知識的にも未開の地が日本に残っていたとはね。21世紀ですよ?

 あれですか。「被災地の名前がついてるものは、このけがれない市には一切入れてはならない。」ってことですか。花火は放射能をまき散らす爆弾ってことですか。


 花火は日本の伝統工芸品だバカヤルゥオォオォオオオ!!

 え!ど!の!は!な!! 「華」がわからない野暮なとこは無理してやらなくてもいいよ! かえって野暮が際だつから。


 そんーなに、頭上はるか高くで舞い散るものが恐くてしょうがないんだったら、コンビニで手持ち花火買って家でやればいいじゃん!
 そんでもって、レジで買うときに、
「この花火、福島県の工場で作られたものじゃないザマスわよね!?」
 とかって店員につめよって、「ンどくせっ。」って思われろ!!

 もー腹が立って腹が立って。
 あなたたちは、被災地の苦しみを分かちあうために最低限の「正しい知識」を身につけて「正しい判断」をしようとする努力さえおこたっているのか。
 今、放射能がある世界をどうやって生きていこうかとみんなで考えなければいけない時期だというのに、いまっだに! ひとつの市まるまるで放射能をのがれて自分たちの平穏さえ守れればオールオッケーと思いこんでいる、『北斗の拳』の典型的なダメ城壁町みたいな土地が実在しておるとは!! そんな町ケンシロウだって助けに来なければジャギ様だってほしがらねぇよ!!
 だいたいなぁ、『北斗の拳』の時代設定は「199X年」なんだよ。もう前世紀なの! 放射能にたいする発想がふりーんだよ!! たとえたのはオレだけど。

 市長は「市民の声に応えなければいけなかった。福島の方々に深くお詫び申し上げます。」とかのたまってんねぇ。

 いやいや違うだろ。市民の声に正しい科学知識と、「今現在の日本」における日本人の正しくカッコイイあり方を説明するのが市長じゃねぇのか。今回の市長の行動は市民の声にまったく応えていない。一部のくっだらねぇ根拠ゼロのおどしにヘーコラしてるだけじゃねぇか。
 とにかく問題なのは、顔が見えない不特定多数の声が市全体の対応にまででっかくなっちゃってることよ。そりゃあまずは、そんなガキ丸だしの声をあげた人間とも言いたくない人間が良くないわけなんだけど、それがそのまんま市長の判断に直結してしまうとは……
 今回は、「TV番組の収録」とかっていう特別な状況で起きたことじゃないからなおさらイヤなんですよ。個人のせいとかじゃないのよ。間違った認識が通ってしまう日常全体が元凶なのよ。

 しかも、そんなアホみたいな中世ヨーロッパなみの迷信が愛知県のあの名古屋市のすぐとなりでまかりとおってるってことね。
 驚いたね。名古屋ってたしか、日本第3の都市とか言われてなかった? あれはやっぱ、江戸時代の話だったんですね。

 ちょっと、ねぇ。今年は東海地方のイメージがだいぶ変わっちゃったなぁ。残念です。

 個人ブログやっててほんとによかった。こうやってガス抜きできるからねぇ。
 私は山形出身だし、今住んでいるのも千葉の内陸だから揺れと停電を経験したくらいなので被災といえる被災もしてませんよ。

 でもさぁ、だからこそ、被災したみなさんの痛みをわかろうとするのが人間じゃないの? もちろん、それぞれにはそれぞれの生活があるのだから、究極的にはできないことなのだとしても。
 自分だけ嫌なことから逃げようとするのは当然の反応です。でも、それは人間の思考じゃないよ。動物の反射。それを行動にするかしないのかをしっかり考えるのが人間。


 ったくよォ。悔しくってどうもこうもねぇや。ゆうべは固いするめイカもラックラクにかみ切れたねぇ!!
 それまでは全然聞いたこともなかったけど、今後、あの市の名前は一生忘れないでおくぞ。近くを通っても、憐れみの目をもって素通りしてやる!

 最後に、大好きなアニメキャラクターの名台詞を借りて、これっきりこの話題はやらないことにしよう。いつまでもムカムカしてるほど私もヒマじゃないから。

「なげぇこと、信長と秀吉のファンだったが……(タバコを床に叩きつけて)今日限りだい!!」


※今回は「加護亜依さんと亀井絵里さん」の話題の続きをやりたかったのですが、自分でもびっくりするほど腹が立ってしょうがなかったので、勝手ながら次回に延期させていただきます。
 こんなくっだらねぇ話題を前説にしてしまったら、えりりんに申し訳がたたなすぎる。ぷん☆ぷん☆
コメント
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