どもーん。こんにちは、そうだいでございます~。
なんだか関東はず~っと天気のいい日が続いているんですけどね、やっぱり夏とは暑さが違いますよね。ずいぶんと過ごしやすい、さわやかな風の吹く気候になりました。
空気のにおいも、もう完全に秋ですね……またこういう日も散歩が気持ちいいんですよぉ。
歩いてるうちに風で汗が乾くってくらいが、散歩にとっては最高の環境ですね。夏場はもう汗だくでゴールでしたから。かなり純度の高い「お塩」があごの下にジャリジャリできてましたからね。
前回までさんざん「子ども」まわりのことを考えていたんで、今回はひるがえって「私が子どもだった頃にはどんなことして生きてたんだろう。」というあたりに思いを馳せてみます。
でも、こっぱずかしいやらなんやらで振り返りたくもない記憶がわんさかあるのねぇ。特に私は運動神経が悪いもので、スポーツ系に関する楽しかった思い出は絶無にひとしいのですが、そんな私でも、1980年代の子どもだった以上は、放課後には5~6人の友だちと連れだって小学校のグラウンドや幼稚園の敷地、神社の境内とか近所の広場でかけずり回って遊んでましたねぇ。田舎だったから、近所の広場には藤子不二雄ワールド名物の「土管」はなくて、代わりに「大きさ2メートルほどの自然石」がありました。ワイルド~。
幼稚園~小学校低学年は完全に「おのれの身体が遊び道具」って感じで日が暮れるまでキックベースボールとか缶蹴りをやっていたのですが、小学校高学年になると徐々にインドアな遊びが増えてくるようになって、中学生になったころには外で遊ぶことはほとんどなくなっていましたね。
それに重なって、かのファミコンの隆盛という大事件も、外で遊ぶことが少なくなった大きな原因かと思うのですが、ならば全員がファミコンに入れ込むことになったのかというとそうでもない。
そう! 小学生時代の私たちは、『コミックボンボン』VS『コロコロコミック』の大抗争の渦中にいたのだ!! ひょお~。
今回はそれぞれの雑誌の魅力についてはあまり立ち入らないのですが、まだまだ『週刊少年ジャンプ』を読むにはお小遣いも少ないし、第一おさなすぎて『気まぐれオレンジロード』も『シティハンター』もお話がよくわからない。最近連載が始まった『ジョジョの奇妙な冒険』はやたら絵が濃くて気持ち悪いし(当時)、おまけに末尾の『ジャンプ放送局』にいたってはネタにされている人気TV番組が地元で放送されていないというていたらくだった私たちにとっては、もっと下の年代をターゲットにした『ボンボン』や『コロコロ』は最適のマンガ雑誌だったのです。
当時はまさにこの2大月刊誌が火花を散らしシノギを削っていたという感じで、対立の構図としては、
『コミックボンボン』(講談社)……「ガンダム」関連・「ビックリマンシール」関連・ちょいエロ&ド下ネタあり
VS
『コロコロコミック』(小学館)……「藤子不二雄」関連・「ミニ四駆」関連・親も安心して買い与えられる正統派
こんな感じだったかな? 見事に80年代の小学生男子の感性をビンビン刺激する要素ばかりでしょ?
で、私そうだいがハマッたのは『コミックボンボン』のほうで、その中でも特に入れ込んだのが「ガンダム」関連だったわけなのですよ。
とはいえ、当時1980年代後半はTVシリーズとしてのガンダムシリーズ最新作は製作されておらず、かといって映画(『逆襲のシャア』や『F91』)だのOVA(『0080』や『0083』)の作品の良さがわかるほど成長してもおらず……といった感じで、私はもっぱら『ボンボン』の誌上で展開されている「本家黙認外伝」的な2次作品を通じて「本家」の世界をモヘ~ッと推測していたのです。
『ボンボン』で繰り広げられていた「ガンダム」の外伝とは?
そりゃーもうあなた、SD!SD!「SDガンダム」の世界でございますよ~。今でも続いてるんですかね?
SDガンダムの「SD」とは「スーパー・デフォルメ(Super Deformed)」の略で、要するにアニメ本編では普通の人間と変わらない体型をしている『機動戦士ガンダム』一連のシリーズの有人ロボット兵器「モビルスーツ」や登場人物たちをのきなみ2頭身のかわいいキャラクターにリファインして商品化するというバンダイのビッグプロジェクトでした。当時の時点でTVシリーズだけでも『ファースト』『Z』『ZZ』の3大作品が出そろっていたんですからね、とてつもない数のキャラクターですよ!
たしか当初は、商品展開としては100円のガシャポンで集められる「消しゴム人形」だけだったはずなのですが、ちょうど私がハマりはじめたころから「マンガ」「プラモデル(BB戦士シリーズ)」「カードダスバトル」「まったくオリジナルのキャラクターが活躍する物語(「武者ガンダム」シリーズや「騎士ガンダム」シリーズ)と、SDワールドは爆発的に拡大していくこととなりました。わお~なつかしい。
ガシャポンってほら、おもちゃ屋さんや駄菓子屋の店頭においてある、お金を入れてダイヤルをひねったら消しゴム人形の入ったカプセルが買えるっていうアレですよ。「消しゴム人形」っていっても、塩化ビニール製の人形なので鉛筆の文字はぜっっっったいに消えません!! 人形がよごれて紙がやぶれるだけです。
結局、「ガンダム」のTVシリーズ待望の第4作『機動戦士Vガンダム』の放送開始となった1993年にはすでに私は中学生になり、『ボンボン』はもちろんのこと「ガンダム」シリーズにも距離をおいてしまっていたため、私の心の故郷は「SDガンダム」にありといった感じで、今でも私は、他の人とガンダム本編の話でいくら盛り上がっていてもアウェー感がぬぐえません。
だがだがだぁが~だぁが~(『ドナドナ』で)。
私、この『長岡京エイリアン』で取りあげるさまざまなテーマのひとつひとつに黒々と刻まれた「呪われた趣味・嗜好」をみるにつけて、現在の私に最も大きな影響を与えたSDシリーズは、「ガンダム」じゃなくてこれなんじゃないかと思えてくるシリーズがあるんですよねぇ。
いや、1回しかなかったので「シリーズ」じゃあないんですけどね……
こんなの。
ガシャポン「バンダイ SD ホラーワールド」 魅惑と狂気のラインナップ
1、ノートルダムのせむし男(1923年公開映画)
・ユニヴァーサルモンスターの先駆、白黒サイレント映画
・伝説のホラー名優ロン=チェイニーの出世作
2、オペラの怪人(1925年公開映画、タイトルは『オペラ座の怪人』ではない)
・ユニヴァーサルモンスター、白黒サイレント映画
・ロン=チェイニー最大の当たり役
3、魔人ドラキュラ(1931年公開映画)
・ユニヴァーサルモンスターのリーダー、白黒トーキー映画
・映画『エド・ウッド』でもおなじみ!名優ベラ=ルゴシのはまり役
4、フランケンシュタインの人造人間(1931年公開映画『フランケンシュタイン』より)
・ユニヴァーサルモンスターでも最も有名なキャラクター、白黒トーキー映画
・ホラーにこの人あり、やっぱり名優ボリス=カーロフの出世作
5、ミイラ男イムホテプ(1932年公開映画『ミイラ再生』より)
・ユニヴァーサルモンスター最年長のキャラ(おんとし4600歳)、白黒トーキー映画
・俳優としての評価を得たボリス=カーロフ執念の演技
6、人造人間の花嫁(1935年公開映画『フランケンシュタインの花嫁』より)
・ユニヴァーサルモンスターの紅一点、白黒映画
・注意!「フランケンシュタイン」はあくまでも人造人間を創造した科学者の名前であり、人造人間そのものに個人名はありません
7、狼男(1941年公開映画)
・出た!これでユニヴァーサル定番キャラそろい踏みでガンス~、白黒映画
・名優の息子、ロン=チェイニーJr. の当たり役だが、すべての面で親父に勝てず
8、物体X(1951年公開映画『遊星よりの物体X』より)
・ユニヴァーサルモンスターじゃありません(RKO 製作)がなぜかエントリー、白黒映画
・純然たるSF映画の宇宙生物キャラクター
9、大アマゾンの半魚人(1954年公開映画)
・事実上ユニヴァーサルモンスター最後のスター、白黒映画
・産ませてよ~! いまだ悲願の現代版リメイクはならず
10、メタルーナ・ミュータント(1955年公開映画『宇宙水爆戦』より)
・ユニヴァーサルモンスター初のカラーSF映画だが1作のみの出演
・知名度は低いが、脳みそ丸だしのビジュアルがインパクト絶大
11、モグラ人間(1956年公開映画)
・今回のメンツの中でも随一のレアキャラ、なんてったって日本未公開、未DVD化
・地底人の使いっ走りという扱いの悪さだが、ぬいぐるみが意外によくできている
12、ハエ男(1958年公開映画『蝿男の恐怖』より)
・20世紀フォックス映画なのでユニヴァーサルではないのだが、定番のキャラ
・頭がまんまハエという実にわかりやすいビジュアルで大人気
13、ノーマン=ベイツ(1960年公開映画『サイコ』より)
・ユニヴァーサルだけど……モンスターか?
・顔の恐いおじさんがキッチンナイフを持っているだけという、消しゴム人形界の常識を破壊するデザイン
14、アルフレッド=ヒッチコック監督(1899~1980年)
・なぜ、わしが!? 言わずと知れたスリラー映画界の超巨匠
・はげて太ったおじいさんがつっ立っているだけという、消しゴム人形界の新世紀を切りひらくデザイン
15、人喰いサメ(1975年公開映画『ジョーズ』より)
・実は私もユニヴァーサルなんですよ! 期待のホープ
・巨大ザメの頭におびえた水着ギャルが乗っているというアイデア賞もののデザイン
16、ノスフェラトゥ型吸血鬼(1979年製作TV映画『死霊伝説』より)
・TVドラマだがスティーヴン=キング原作、トビー=フーパー監督という豪華すぎる作品
・紳士然としたドラキュラとはまた違った怪物らしい容姿
17、リメイク版物体X(1982年公開映画『遊星からの物体X』より)
・前作『遊星よりの物体X』かぁーらぁーのぉ~!ユニヴァーサル版リメイク
・映画、とにかく1回観てみて……CG技術顔負けの最高級特殊メイクアップのてんこ盛りであなたも絶叫
いんや~。とてつもない顔ぶれでございます……こんなものがかわいく商品化されるなんて、日本も景気が良かったんですねぇ。いったい誰得!?
小学生だった時の私、コレをコンプリートしてたんだぜ。呪われてるねェ~!!
今はぜんぶ捨てちゃいましたけどね。なつかしい思い出です。
次回はこの中のひとつ、あるキャラクターについてのあれこれをつづっていきたいと思いま~す。
だって、あんな体験をしちゃったからにはこのお人に触れないわけにはいきませんからね……こわ~!!
なんだか関東はず~っと天気のいい日が続いているんですけどね、やっぱり夏とは暑さが違いますよね。ずいぶんと過ごしやすい、さわやかな風の吹く気候になりました。
空気のにおいも、もう完全に秋ですね……またこういう日も散歩が気持ちいいんですよぉ。
歩いてるうちに風で汗が乾くってくらいが、散歩にとっては最高の環境ですね。夏場はもう汗だくでゴールでしたから。かなり純度の高い「お塩」があごの下にジャリジャリできてましたからね。
前回までさんざん「子ども」まわりのことを考えていたんで、今回はひるがえって「私が子どもだった頃にはどんなことして生きてたんだろう。」というあたりに思いを馳せてみます。
でも、こっぱずかしいやらなんやらで振り返りたくもない記憶がわんさかあるのねぇ。特に私は運動神経が悪いもので、スポーツ系に関する楽しかった思い出は絶無にひとしいのですが、そんな私でも、1980年代の子どもだった以上は、放課後には5~6人の友だちと連れだって小学校のグラウンドや幼稚園の敷地、神社の境内とか近所の広場でかけずり回って遊んでましたねぇ。田舎だったから、近所の広場には藤子不二雄ワールド名物の「土管」はなくて、代わりに「大きさ2メートルほどの自然石」がありました。ワイルド~。
幼稚園~小学校低学年は完全に「おのれの身体が遊び道具」って感じで日が暮れるまでキックベースボールとか缶蹴りをやっていたのですが、小学校高学年になると徐々にインドアな遊びが増えてくるようになって、中学生になったころには外で遊ぶことはほとんどなくなっていましたね。
それに重なって、かのファミコンの隆盛という大事件も、外で遊ぶことが少なくなった大きな原因かと思うのですが、ならば全員がファミコンに入れ込むことになったのかというとそうでもない。
そう! 小学生時代の私たちは、『コミックボンボン』VS『コロコロコミック』の大抗争の渦中にいたのだ!! ひょお~。
今回はそれぞれの雑誌の魅力についてはあまり立ち入らないのですが、まだまだ『週刊少年ジャンプ』を読むにはお小遣いも少ないし、第一おさなすぎて『気まぐれオレンジロード』も『シティハンター』もお話がよくわからない。最近連載が始まった『ジョジョの奇妙な冒険』はやたら絵が濃くて気持ち悪いし(当時)、おまけに末尾の『ジャンプ放送局』にいたってはネタにされている人気TV番組が地元で放送されていないというていたらくだった私たちにとっては、もっと下の年代をターゲットにした『ボンボン』や『コロコロ』は最適のマンガ雑誌だったのです。
当時はまさにこの2大月刊誌が火花を散らしシノギを削っていたという感じで、対立の構図としては、
『コミックボンボン』(講談社)……「ガンダム」関連・「ビックリマンシール」関連・ちょいエロ&ド下ネタあり
VS
『コロコロコミック』(小学館)……「藤子不二雄」関連・「ミニ四駆」関連・親も安心して買い与えられる正統派
こんな感じだったかな? 見事に80年代の小学生男子の感性をビンビン刺激する要素ばかりでしょ?
で、私そうだいがハマッたのは『コミックボンボン』のほうで、その中でも特に入れ込んだのが「ガンダム」関連だったわけなのですよ。
とはいえ、当時1980年代後半はTVシリーズとしてのガンダムシリーズ最新作は製作されておらず、かといって映画(『逆襲のシャア』や『F91』)だのOVA(『0080』や『0083』)の作品の良さがわかるほど成長してもおらず……といった感じで、私はもっぱら『ボンボン』の誌上で展開されている「本家黙認外伝」的な2次作品を通じて「本家」の世界をモヘ~ッと推測していたのです。
『ボンボン』で繰り広げられていた「ガンダム」の外伝とは?
そりゃーもうあなた、SD!SD!「SDガンダム」の世界でございますよ~。今でも続いてるんですかね?
SDガンダムの「SD」とは「スーパー・デフォルメ(Super Deformed)」の略で、要するにアニメ本編では普通の人間と変わらない体型をしている『機動戦士ガンダム』一連のシリーズの有人ロボット兵器「モビルスーツ」や登場人物たちをのきなみ2頭身のかわいいキャラクターにリファインして商品化するというバンダイのビッグプロジェクトでした。当時の時点でTVシリーズだけでも『ファースト』『Z』『ZZ』の3大作品が出そろっていたんですからね、とてつもない数のキャラクターですよ!
たしか当初は、商品展開としては100円のガシャポンで集められる「消しゴム人形」だけだったはずなのですが、ちょうど私がハマりはじめたころから「マンガ」「プラモデル(BB戦士シリーズ)」「カードダスバトル」「まったくオリジナルのキャラクターが活躍する物語(「武者ガンダム」シリーズや「騎士ガンダム」シリーズ)と、SDワールドは爆発的に拡大していくこととなりました。わお~なつかしい。
ガシャポンってほら、おもちゃ屋さんや駄菓子屋の店頭においてある、お金を入れてダイヤルをひねったら消しゴム人形の入ったカプセルが買えるっていうアレですよ。「消しゴム人形」っていっても、塩化ビニール製の人形なので鉛筆の文字はぜっっっったいに消えません!! 人形がよごれて紙がやぶれるだけです。
結局、「ガンダム」のTVシリーズ待望の第4作『機動戦士Vガンダム』の放送開始となった1993年にはすでに私は中学生になり、『ボンボン』はもちろんのこと「ガンダム」シリーズにも距離をおいてしまっていたため、私の心の故郷は「SDガンダム」にありといった感じで、今でも私は、他の人とガンダム本編の話でいくら盛り上がっていてもアウェー感がぬぐえません。
だがだがだぁが~だぁが~(『ドナドナ』で)。
私、この『長岡京エイリアン』で取りあげるさまざまなテーマのひとつひとつに黒々と刻まれた「呪われた趣味・嗜好」をみるにつけて、現在の私に最も大きな影響を与えたSDシリーズは、「ガンダム」じゃなくてこれなんじゃないかと思えてくるシリーズがあるんですよねぇ。
いや、1回しかなかったので「シリーズ」じゃあないんですけどね……
こんなの。
ガシャポン「バンダイ SD ホラーワールド」 魅惑と狂気のラインナップ
1、ノートルダムのせむし男(1923年公開映画)
・ユニヴァーサルモンスターの先駆、白黒サイレント映画
・伝説のホラー名優ロン=チェイニーの出世作
2、オペラの怪人(1925年公開映画、タイトルは『オペラ座の怪人』ではない)
・ユニヴァーサルモンスター、白黒サイレント映画
・ロン=チェイニー最大の当たり役
3、魔人ドラキュラ(1931年公開映画)
・ユニヴァーサルモンスターのリーダー、白黒トーキー映画
・映画『エド・ウッド』でもおなじみ!名優ベラ=ルゴシのはまり役
4、フランケンシュタインの人造人間(1931年公開映画『フランケンシュタイン』より)
・ユニヴァーサルモンスターでも最も有名なキャラクター、白黒トーキー映画
・ホラーにこの人あり、やっぱり名優ボリス=カーロフの出世作
5、ミイラ男イムホテプ(1932年公開映画『ミイラ再生』より)
・ユニヴァーサルモンスター最年長のキャラ(おんとし4600歳)、白黒トーキー映画
・俳優としての評価を得たボリス=カーロフ執念の演技
6、人造人間の花嫁(1935年公開映画『フランケンシュタインの花嫁』より)
・ユニヴァーサルモンスターの紅一点、白黒映画
・注意!「フランケンシュタイン」はあくまでも人造人間を創造した科学者の名前であり、人造人間そのものに個人名はありません
7、狼男(1941年公開映画)
・出た!これでユニヴァーサル定番キャラそろい踏みでガンス~、白黒映画
・名優の息子、ロン=チェイニーJr. の当たり役だが、すべての面で親父に勝てず
8、物体X(1951年公開映画『遊星よりの物体X』より)
・ユニヴァーサルモンスターじゃありません(RKO 製作)がなぜかエントリー、白黒映画
・純然たるSF映画の宇宙生物キャラクター
9、大アマゾンの半魚人(1954年公開映画)
・事実上ユニヴァーサルモンスター最後のスター、白黒映画
・産ませてよ~! いまだ悲願の現代版リメイクはならず
10、メタルーナ・ミュータント(1955年公開映画『宇宙水爆戦』より)
・ユニヴァーサルモンスター初のカラーSF映画だが1作のみの出演
・知名度は低いが、脳みそ丸だしのビジュアルがインパクト絶大
11、モグラ人間(1956年公開映画)
・今回のメンツの中でも随一のレアキャラ、なんてったって日本未公開、未DVD化
・地底人の使いっ走りという扱いの悪さだが、ぬいぐるみが意外によくできている
12、ハエ男(1958年公開映画『蝿男の恐怖』より)
・20世紀フォックス映画なのでユニヴァーサルではないのだが、定番のキャラ
・頭がまんまハエという実にわかりやすいビジュアルで大人気
13、ノーマン=ベイツ(1960年公開映画『サイコ』より)
・ユニヴァーサルだけど……モンスターか?
・顔の恐いおじさんがキッチンナイフを持っているだけという、消しゴム人形界の常識を破壊するデザイン
14、アルフレッド=ヒッチコック監督(1899~1980年)
・なぜ、わしが!? 言わずと知れたスリラー映画界の超巨匠
・はげて太ったおじいさんがつっ立っているだけという、消しゴム人形界の新世紀を切りひらくデザイン
15、人喰いサメ(1975年公開映画『ジョーズ』より)
・実は私もユニヴァーサルなんですよ! 期待のホープ
・巨大ザメの頭におびえた水着ギャルが乗っているというアイデア賞もののデザイン
16、ノスフェラトゥ型吸血鬼(1979年製作TV映画『死霊伝説』より)
・TVドラマだがスティーヴン=キング原作、トビー=フーパー監督という豪華すぎる作品
・紳士然としたドラキュラとはまた違った怪物らしい容姿
17、リメイク版物体X(1982年公開映画『遊星からの物体X』より)
・前作『遊星よりの物体X』かぁーらぁーのぉ~!ユニヴァーサル版リメイク
・映画、とにかく1回観てみて……CG技術顔負けの最高級特殊メイクアップのてんこ盛りであなたも絶叫
いんや~。とてつもない顔ぶれでございます……こんなものがかわいく商品化されるなんて、日本も景気が良かったんですねぇ。いったい誰得!?
小学生だった時の私、コレをコンプリートしてたんだぜ。呪われてるねェ~!!
今はぜんぶ捨てちゃいましたけどね。なつかしい思い出です。
次回はこの中のひとつ、あるキャラクターについてのあれこれをつづっていきたいと思いま~す。
だって、あんな体験をしちゃったからにはこのお人に触れないわけにはいきませんからね……こわ~!!