ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

錫の価格

2011年03月25日 | 高岡銅器
こんばんわ。

伝統工芸を材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。
今日は、高岡銅器には銅の次に欠かせない錫(すず)に関するサイエンス 第3回目です。

今、錫は、銅に負けず劣らず、高騰しています。
グラフは、錫の1キログラムあたりの価格推移を示していますが、2000年初めは約800円だったのが、今はなんと約3倍の約2,500円!


錫の主要な用途は、電子機器に使用されるハンダです。
電子機器のハンダ向けなど需要が堅調な一方、供給懸念が強まっていることもあり、錫価格が高騰しているようです。
中国をはじめとする新興国のものすごい需要拡大が影響しているんでしょうね。

このように、これまでにない勢いで金属が消費され続けるといったいどうなっていくんでしょうか?
最近、「レアメタルが無くなってしまう!」なんていう記事をよく見ませんか?
次回は、金属資源の枯渇について紹介します。