伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。
本日2回目は、銀の話題2つ目「アルゼンチン×銀」についてです。
アルゼンチンという名は、銀を意味するラテン語の“Argentum”から取られたようです。
この名の発祥は、ラプラタ川へ初めて到着したスペイン人たちの探検隊が銀をスペインに持ち帰ったことで、この美しい銀が豊富にある山脈の存在が知られるようになり、1524年頃よりソリスの川は“ラプラタ川(銀の川の意)”と呼ばれ、1853年に承認されたアルゼンチン憲法の中でも、政府と国土の呼称として“アルゼンチン共和国”という名が明示されたそうです。
(※在アルゼンチン日本国大使館HPより)
確か、銀の方が金より価値が高かった古代エジプト時代もありましたが、
現代のように銀が金に次ぐ価値となったのは、銀が1545年に南米で大量に産出されるようになったことが原因だそうです。
銀の価値が金より低くなったのは、ちょうどアルゼンチン共和国という名が明示された時期と近いですね。
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『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
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(※在アルゼンチン日本国大使館HPより)
確か、銀の方が金より価値が高かった古代エジプト時代もありましたが、
現代のように銀が金に次ぐ価値となったのは、銀が1545年に南米で大量に産出されるようになったことが原因だそうです。
銀の価値が金より低くなったのは、ちょうどアルゼンチン共和国という名が明示された時期と近いですね。
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