ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
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英国王室 × タングステン

2020年06月29日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、英国王室と金属のお話です。

最近のニュースによると、
チャールズ皇太子は、メーガン妃のことを「タングステン」というニックネームをつけているようです。
というのは、タングステンは硬くて高温に耐えるからだそうです。

タングステンが硬いというのはちょっとわかりませんが、
確かに、タングステンは、白熱電球のフィラメントに使用されるほど融点が3680℃とかなり高い金属ですし、
そもそもタングステンという言葉はスウェーデン語で「重い石」という意味で、その密度も19.3g/cm3と高いですしね。

昔のイギリスの首相のサッチャーさんは「鉄の女」と言われていましたが、彼女も強い意志を持っていたからだそうです。

人物像を金属に例える。
面白いですね。

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