2017年6月3日(土)その③
カワムツである。
いつでも釣れるから、ついつい書くタイミングを逃してしまっていた。
さて、前回の続き。
バイクのあんちゃんフルフェイスをはずし近づいてきた。
「釣れますか?」
「いやあ、モロコやタナゴなんぞがボチボチと・・・・・・」
「そうなんですか。ここで釣りしてる人初めて見たもんだから・・・・・・」
そう言ってバイクへ戻り、さっさと帰っていくわ。
なんてことなかったなあや。
それにしても、こんな絶好ポイントで釣りをする人がいないだなんて・・・・・・
私の感覚がずれてるようで、かなりショックだった。
そんな中でも師匠、マイペースである。
コウライニゴイをお釣りになられた。
さらに釣り上げたのが、このカワムツなのだ。
師匠すこぶる機嫌がいい。
快進撃である。
「進撃の巨匠」 とでも呼ぼうじゃないか!
さすがに巨匠も3年間の修行でカワムツとヌマムツの区別がつくようになった。
腹ビレ・尻ビレが黄色いのがカワムツ、赤色が入るのがヌマムツ。
この2種にそれぞれ学名がつき、正式に分けられたのが2003年。
まだ、15年もたってないのである。
長い間、カワムツBという不本意な名前のままだったのである。
私には2歳年下の弟がいる。
やせて小さかった私と発育の良かった弟は、よく
「双子ですか?」 とか、弟に対して
「お兄ちゃんなの?」 とか、言われ続けてきた。
なぜかカワムツA、カワムツBという呼び方は
この悲しい過去を思い出させるのである。
ここで、友が撮影したカワムツの写真を2枚。
細部まで鮮明な美しい写真だ。
婚姻色がしっかり出ているオスの写真だ。
こういう写真が撮れない私は、
年上でも出来の悪い弟のような気分になるのであった。 (続く) (まだ続くんかいっ!)
カワムツである。
いつでも釣れるから、ついつい書くタイミングを逃してしまっていた。
さて、前回の続き。
バイクのあんちゃんフルフェイスをはずし近づいてきた。
「釣れますか?」
「いやあ、モロコやタナゴなんぞがボチボチと・・・・・・」
「そうなんですか。ここで釣りしてる人初めて見たもんだから・・・・・・」
そう言ってバイクへ戻り、さっさと帰っていくわ。
なんてことなかったなあや。
それにしても、こんな絶好ポイントで釣りをする人がいないだなんて・・・・・・
私の感覚がずれてるようで、かなりショックだった。
そんな中でも師匠、マイペースである。
コウライニゴイをお釣りになられた。
さらに釣り上げたのが、このカワムツなのだ。
師匠すこぶる機嫌がいい。
快進撃である。
「進撃の巨匠」 とでも呼ぼうじゃないか!
さすがに巨匠も3年間の修行でカワムツとヌマムツの区別がつくようになった。
腹ビレ・尻ビレが黄色いのがカワムツ、赤色が入るのがヌマムツ。
この2種にそれぞれ学名がつき、正式に分けられたのが2003年。
まだ、15年もたってないのである。
長い間、カワムツBという不本意な名前のままだったのである。
私には2歳年下の弟がいる。
やせて小さかった私と発育の良かった弟は、よく
「双子ですか?」 とか、弟に対して
「お兄ちゃんなの?」 とか、言われ続けてきた。
なぜかカワムツA、カワムツBという呼び方は
この悲しい過去を思い出させるのである。
ここで、友が撮影したカワムツの写真を2枚。
細部まで鮮明な美しい写真だ。
婚姻色がしっかり出ているオスの写真だ。
こういう写真が撮れない私は、
年上でも出来の悪い弟のような気分になるのであった。 (続く) (まだ続くんかいっ!)