2017年6月3日(土)その④
特定外来種ブルーギルである。
おやつの時間を過ぎた頃、とうとう私が釣ってしまった。
のどかな田舎でのタナゴ釣りの風情を一変させてまうコイツ。
もはや日本の陸水のスミズミにまではびこってしまってるのが悲しい。
さておき
雄大な自然に囲まれ、のんびりと時間が流れていく、
なんてのはマチガイである。
釣りをしてるとあっという間だ。
いつもながらソソクサとサンドイッチを頬張り、わらび餅をかっ込む。
その後も巨匠が次々いろんな魚を釣りあげるため、あせっているのである。
ヤリタナゴ婚姻色の出たきれいなオスだ。
私はメスしか釣れなかったのだ。
ギギにいたってはイラ立ちのせいかピントをあわせそこなってる。
このままでは完敗・惨敗だ。
ポイントを変えてみた。
「きたー! 大きい!」軟調子タナゴ竿が大きくしなる。
言うまでもないが姿を見た瞬間・・・・・・がっくし肩をかかとまで落としたのであった。
コイツ成長すると体長30cmをかるく越える。
何度タナゴ仕掛けをブチ切られたことか!
ホント特定外来種の中でも日本の陸水生態系を壊してしまった
最悪・最脅威の魚だと思うのである。
費用対効果やコスパにすぐれた食事や子育て、
小中学生でさえ「けっ! ブルーギルかよ!」と馬鹿にして釣ろうともしない立場などなど・・・
なかなかコイツしぶとく勢力を増しているのである。
オオクチバスの影にかくれ、あまり目立たないけどね。
コイツを減らすのはとっても難しいわ、と思っていたらこんな朗報を新聞で見つけた。
2016年12月3日 朝日新聞デジタル版より
「ゲノム編集」という新技術を使って不妊にした外来魚・ブルーギルを琵琶湖などに放流し、仲間を根絶させるプロジェクトを、水産研究・教育機構や三重大のグループが進めている。外来魚を駆除する新しい試みで、3年後をめどに人工池で実験を始める計画だ。
ブルーギルは北米原産。1960年代から国内各地に広がった。琵琶湖にはブラックバスと合わせて1240トン(2015年)いると推定され、小魚などを食べるため在来生物への悪影響が懸念されている。網での捕獲や電気ショックで駆除が続いており、滋賀県と国が年約1億円の対策費を負担している。ただ近年は天候などの影響で駆除量が減り、県のまとめでは、14年から生息量は増加に転じている。
研究グループが進めているのは、卵を作るために必要な遺伝子をゲノム編集によって壊し、メスが不妊化する遺伝子変異を持つオスを大量に繰り返し放流する方法。このオスと野生のメスが交配して生まれたメスは卵を産めず、最後の1匹まで駆除できると期待されている。
米国の湖のデータを元にした試算では、当初の生息数の10%弱を毎年放流、捕獲と組み合わせれば、琵琶湖などでも数十年で根絶できる可能性があるという。
ぜひ三重大学さんには頑張っていただきたいのだ。
とってもいい研究じゃないか!
特定外来種ブルーギルである。
おやつの時間を過ぎた頃、とうとう私が釣ってしまった。
のどかな田舎でのタナゴ釣りの風情を一変させてまうコイツ。
もはや日本の陸水のスミズミにまではびこってしまってるのが悲しい。
さておき
雄大な自然に囲まれ、のんびりと時間が流れていく、
なんてのはマチガイである。
釣りをしてるとあっという間だ。
いつもながらソソクサとサンドイッチを頬張り、わらび餅をかっ込む。
その後も巨匠が次々いろんな魚を釣りあげるため、あせっているのである。
ヤリタナゴ婚姻色の出たきれいなオスだ。
私はメスしか釣れなかったのだ。
ギギにいたってはイラ立ちのせいかピントをあわせそこなってる。
このままでは完敗・惨敗だ。
ポイントを変えてみた。
「きたー! 大きい!」軟調子タナゴ竿が大きくしなる。
言うまでもないが姿を見た瞬間・・・・・・がっくし肩をかかとまで落としたのであった。
コイツ成長すると体長30cmをかるく越える。
何度タナゴ仕掛けをブチ切られたことか!
ホント特定外来種の中でも日本の陸水生態系を壊してしまった
最悪・最脅威の魚だと思うのである。
費用対効果やコスパにすぐれた食事や子育て、
小中学生でさえ「けっ! ブルーギルかよ!」と馬鹿にして釣ろうともしない立場などなど・・・
なかなかコイツしぶとく勢力を増しているのである。
オオクチバスの影にかくれ、あまり目立たないけどね。
コイツを減らすのはとっても難しいわ、と思っていたらこんな朗報を新聞で見つけた。
2016年12月3日 朝日新聞デジタル版より
「ゲノム編集」という新技術を使って不妊にした外来魚・ブルーギルを琵琶湖などに放流し、仲間を根絶させるプロジェクトを、水産研究・教育機構や三重大のグループが進めている。外来魚を駆除する新しい試みで、3年後をめどに人工池で実験を始める計画だ。
ブルーギルは北米原産。1960年代から国内各地に広がった。琵琶湖にはブラックバスと合わせて1240トン(2015年)いると推定され、小魚などを食べるため在来生物への悪影響が懸念されている。網での捕獲や電気ショックで駆除が続いており、滋賀県と国が年約1億円の対策費を負担している。ただ近年は天候などの影響で駆除量が減り、県のまとめでは、14年から生息量は増加に転じている。
研究グループが進めているのは、卵を作るために必要な遺伝子をゲノム編集によって壊し、メスが不妊化する遺伝子変異を持つオスを大量に繰り返し放流する方法。このオスと野生のメスが交配して生まれたメスは卵を産めず、最後の1匹まで駆除できると期待されている。
米国の湖のデータを元にした試算では、当初の生息数の10%弱を毎年放流、捕獲と組み合わせれば、琵琶湖などでも数十年で根絶できる可能性があるという。
ぜひ三重大学さんには頑張っていただきたいのだ。
とってもいい研究じゃないか!