2020年4月8日(水)
4月5日(日)
サンショウウオ類の研究をしている福山大阪本准教授と院生の釜坂くん。
阪本准教授といちいち書くのはめんどくさい。
阪准にしよう。(松潤みたいでいいぞ!)
釜坂くんという名字は覚えにくい。
カマツカくんにしよう。(覚えとるやんけ!)
くわえて私と友。
我が家前に集合(楽じゃもん)
セトウチサンショウウオの生息地へと向かった。
1カ所目は、知人の自宅敷地内の溝。
昨春の話だが
ひょんなことから
「そんなんワシの家の溝にもおるで!」
「そんなバカなことを! 希少種ですよ!」
「ほならいつでも来てみ!」
と、出かけたら、あったのである、卵塊が!
あらかじめ連絡をとる。
「勝手にいつ行ってもいいですよね?」
「夜はダメで! イノシシ避けの電線でしびれるで!」
「いや、夜は行きませんから」(私もしびれたくはない)
「ほでも、今年は姿を見とらんのんよ。秋に、竹林切ったし、除草剤もまいたし」
「ええんです。大学の先生に生息地を知ってもらって保護の必要があるかどうか見てもらうだけですし」
「ほなら、ええよ。いつでもおいでや」
阪准に、状況連絡メール。
都合がついたのが5日の日曜日。
到着。
いきなり敷地内を大の大人4人がうろついて不審者として通報されてはいけない。
奥さんにあいさつをしといて
溝を4人でのぞき込む・・・・・・
「おる! おるぞおっ!」 友がいきなり大声を出す。

この画像のこことここ(黄色の矢印)

拡大して、向きを変えてもこの程度

よく見れば、そっちにもあっちにも!
友は、隣接した側溝の深みでも見つけた!
複数の卵塊があったのかもしれない。
複数のセトウチサンショウウオが産んだ可能性もあると、阪准!
望外の結果じゃぞ!
やたら嬉しいじゃないか!
今年も産んでくれてたんだ!
「どっひゃあ!」 と、カマツカくんの心の声。
元々故郷の流水性サンショウウオ類に魅了されたのが、研究動機のカマツカくん。
止水性セトウチサンショウウオの生息地があまりに違うことに驚いたというが
今回の生息地にはどぎもをぬかれたらしいな。(昨春、私もぬかれたけんね)
さっそく阪准とカマツカくん、データをとり始める。

「水温10℃、pH○○○、なんちゃらがどうやら・・・」 名コンビだね。
さすが大学の研究は私らとは全然違う。
基礎データの大切さがわかってらっしゃる。
私らはというと
「まだ採るな! 水濁らせるな! 撮影の水汲んでからや!」
「そうじゃった、そうじゃった」 なんてね。
記録後、十数匹を採集。
研究室での飼育用であり、DNA分析用でもある。
そのうち2匹をお借りして
ふぉっとっとミニに入れて・・・ひっくり返った!

ど素人のつたない経験だが
どうもコイツら流水に翻弄されると
「死んだふり」をしてしばらくじっと動かなくなる。
フフフ・・・おじさんはだまされない。
ほれっ!

同じ卵塊から生まれたと思うのだが、こんなに成長に差が出るみたいだ。

ハッチアウトの時期の差なのかもしれないし、摂餌量の違いかもしれない。
おっきい方をパチリ!

も1枚パチリ!

「今年も生まれてますよ!よろしく言っといてください」 と、奥さんに伝え
こうしてちっぽけなか細い命が
人類の歴史よりはるかな時代から脈々とつながってきてる
そのさやかなる喜びをかみしめながら・・・・・・
結果のラッキーさにほくそえみながら・・・・・・
以前書いた保護への責任というバトンを1つ、研究・保護の専門家へ渡しましたよ、と。
さあっ! 次だ!
4月5日(日)
サンショウウオ類の研究をしている福山大阪本准教授と院生の釜坂くん。
阪本准教授といちいち書くのはめんどくさい。
阪准にしよう。(松潤みたいでいいぞ!)
釜坂くんという名字は覚えにくい。
カマツカくんにしよう。(覚えとるやんけ!)
くわえて私と友。
我が家前に集合(楽じゃもん)
セトウチサンショウウオの生息地へと向かった。
1カ所目は、知人の自宅敷地内の溝。
昨春の話だが
ひょんなことから
「そんなんワシの家の溝にもおるで!」
「そんなバカなことを! 希少種ですよ!」
「ほならいつでも来てみ!」
と、出かけたら、あったのである、卵塊が!
あらかじめ連絡をとる。
「勝手にいつ行ってもいいですよね?」
「夜はダメで! イノシシ避けの電線でしびれるで!」
「いや、夜は行きませんから」(私もしびれたくはない)
「ほでも、今年は姿を見とらんのんよ。秋に、竹林切ったし、除草剤もまいたし」
「ええんです。大学の先生に生息地を知ってもらって保護の必要があるかどうか見てもらうだけですし」
「ほなら、ええよ。いつでもおいでや」
阪准に、状況連絡メール。
都合がついたのが5日の日曜日。
到着。
いきなり敷地内を大の大人4人がうろついて不審者として通報されてはいけない。
奥さんにあいさつをしといて
溝を4人でのぞき込む・・・・・・
「おる! おるぞおっ!」 友がいきなり大声を出す。

この画像のこことここ(黄色の矢印)

拡大して、向きを変えてもこの程度

よく見れば、そっちにもあっちにも!
友は、隣接した側溝の深みでも見つけた!
複数の卵塊があったのかもしれない。
複数のセトウチサンショウウオが産んだ可能性もあると、阪准!
望外の結果じゃぞ!
やたら嬉しいじゃないか!
今年も産んでくれてたんだ!
「どっひゃあ!」 と、カマツカくんの心の声。
元々故郷の流水性サンショウウオ類に魅了されたのが、研究動機のカマツカくん。
止水性セトウチサンショウウオの生息地があまりに違うことに驚いたというが
今回の生息地にはどぎもをぬかれたらしいな。(昨春、私もぬかれたけんね)
さっそく阪准とカマツカくん、データをとり始める。

「水温10℃、pH○○○、なんちゃらがどうやら・・・」 名コンビだね。
さすが大学の研究は私らとは全然違う。
基礎データの大切さがわかってらっしゃる。
私らはというと
「まだ採るな! 水濁らせるな! 撮影の水汲んでからや!」
「そうじゃった、そうじゃった」 なんてね。
記録後、十数匹を採集。
研究室での飼育用であり、DNA分析用でもある。
そのうち2匹をお借りして
ふぉっとっとミニに入れて・・・ひっくり返った!

ど素人のつたない経験だが
どうもコイツら流水に翻弄されると
「死んだふり」をしてしばらくじっと動かなくなる。
フフフ・・・おじさんはだまされない。
ほれっ!

同じ卵塊から生まれたと思うのだが、こんなに成長に差が出るみたいだ。

ハッチアウトの時期の差なのかもしれないし、摂餌量の違いかもしれない。
おっきい方をパチリ!

も1枚パチリ!

「今年も生まれてますよ!よろしく言っといてください」 と、奥さんに伝え
こうしてちっぽけなか細い命が
人類の歴史よりはるかな時代から脈々とつながってきてる
そのさやかなる喜びをかみしめながら・・・・・・
結果のラッキーさにほくそえみながら・・・・・・
以前書いた保護への責任というバトンを1つ、研究・保護の専門家へ渡しましたよ、と。
さあっ! 次だ!