私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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ホタルカズラなどde散策体操②:巣ごもり検索で苦しむ

2020-04-29 17:47:41 | 植物
2020年4月29日(水)

昨日、すぐ近くの山を散策。
生き物撮影体操をしながらである。

今日は、それらの名前調べ。

驚いたのはホタルカズラ




頂上付近のよく手入れされた芝生の斜面に、4~5本咲いていて


あまりに青くて、よく目立つから、てっきり園芸植物と思い込みつつ


なんと在来種で、そこそこ希少種みたいなのである。
全国的にも減少してるみたいで、レッドデータリストにあげてる都道府県も多いようなのだ。

参考にしたのは2つ。
1.『広島大学デジタル自然史博物館 植物』ホタルカズラ
一部引用すると、次のように書いている。
分布
広島県では,島嶼部から吉備高原面にかけて点在する.生育地では個体数も多く群生しているが,産地が少ない.
石灰岩や古生層地帯に多い傾向があり,日当たりのよい乾燥した尾根や山道の斜面に生育している.


産地が少ないことや、見つけた場所は手入れが入ってて、群生どころか極々少数派だったことに驚いた。

2.『広島市植物公園 夢楽の風まかせ』 ホタルカズラとミヤマホタルカズラ


ミヤマホタルカズラとは葉の形が違うことも確認できて、ホタルカズラだと確信した。

ま、人が植えた可能性が高いんだろうな。
ポツンと芝生横に一カ所だけ咲いてるなんて、野生種じゃない気がする。


その横にそこそこ生えてたのはタツナミソウみたいだ。


屈伸体操や斜面バランス体操をした甲斐があったね!

多様性という言葉がすっかり浸透したこの頃
この言葉をしょっちゅう耳にしながらも
生物の多様性を語るには、まず、それぞれの名前を知ることがはじまりだと
どれだけの人が意識してるのだろう?
名前を知るということは、区別ができるということ、違いを知るということなのだから。

それは、好きな魚だろうと、苦手な花だろうと、同じスタンスでいなくちゃいけない。

と、偉そうに言いつつ、おっとどっこいである。

たぶん、花好きな人たちには極々普通種なんだと思う次の2つの植物がまるっきりわからない。

1つはコイツ


もう1つはコイツ




図鑑ではらちが明かず、何度もネット検索をくり返し、腰は固まるし、腕はしびれるし。

アッチコチが「いたたたた~!」と、悲鳴をあげる。

昨日の運動は何だったんだろう?

今日の巣ごもりは、『楽しゅうてやがて苦しき花調べ』

どうか、どうか、どなたかコメント欄にて、お教えください。

※ 4月30日 加筆 
上の野草はヤマハコベ、下の野草はヒメハギだそうです。

「思季色を綴る覚書き」 というブログに、長野県の美しい四季の様子を綴っておられるうたかた花詩さんがお教えくださいました。
さっそく自分でも調べ、確かにお教えいただいた通りだと思います。
今のこのご時世に、こうして温かい手を差し伸べてくださるだけで心がホッコリします。
うたかた花詩さん、本当にありがとうございました。



やっぱり植物は苦手やあ~っ!

このままでは気になって気になって、夜もろくに眠れず、昼寝してまうぞ!

いいのか?(好きにしてやという声が聞こえる)