私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヒメクロオトシブミ:オトシブミに落とし前をつける!

2020-06-20 18:47:17 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2020年6月20日(土)

ヒメクロオトシブミ


体長4~5mmと小さなオトシブミ。


アチコチで探したケド、肢の赤いタイプしか見つけられてない。
黒いタイプもいるらしいのだが・・・

以前書いた
オトシブミの揺籃の森:売店から農場へ

コイツが、その揺籃の犯人だった。

容疑者の捜索・確保、犯人の確定・逮捕まで、聞くも涙・語るも涙なのである。

聞いてくれる?

まず、とある日。
「オトシブミじゃあ~っ!」と見つけ、トットコトットコ逃げられて


「くっそ~っ!撮れん!」と、むんずと捕まえて


手のひらで丸まることを知り

申し訳ないケド、家に持ち帰り、撮影しようとして・・・プ~ン

部屋中、捜索するも行方不明のまま。
かみさんにひどく叱られる。


次の日、別の森へ散策。

フフフ・・・・・・同じ過ちは繰り返さないのだ!

見つかり次第、新品出来立て撮影ケースへ入れよう!

不思議なもので、一度見つけると割と簡単に見つかるようになる。

1匹目、2匹目、やはり撮影は難しい。
むんずと捕まえ、撮影ケースのところまで早足だ!

手を開くと・・・・・・いない! 
いないじゃないかっ!

どうやら握りこぶしのすき間から脱走したみたいだ。

「馬鹿なんとちゃうんな?」 かみさんにあきれられる。

3匹目、今度は撮影ケースを持ち、確実に入れた!


あ~っ、フタを忘れた・・・・・・でも、ちゃんといるぞおっ!


とりあえず、そこらの板でふたをして・・・・・・


撮影完了!


これで一件落着のはずだった。


と、17日の水曜日、楽しいゴミ出し散歩。

ゴミ捨て場の横の公園に立ち寄り、フェンスを越え延びてるコナラの葉っぱに・・・・・・

いた! 
しかも、実におとなしい。
朝、気温が上がらないうちだったら撮影が楽だと知った日。

何のことはない。
家のすぐ近くで見られるじゃないかっ!
幸せの黒いオトシブミは、すぐそばにいたのだ!

しかも、我が家の中にもまだどっかにおることやろし。

それが、最初の2枚の写真なのである。

ただ、我が家は、揺籃をびっしりと森のように形成した生息地から遠い。

捜索中、翅の赤いオトシブミも発見し、逃げられてるのだ。(自慢にならんな)
まだ、容疑者の段階なのである。

そこで、今日の水彩画教室の帰り道、揺籃の森「園芸センター」へ。

な、な、なんと、そこでも同じヒメクロオトシブミ。


揺籃の森の犯人は確定だ! 画像にて確保・逮捕!


蛇足だが、本日の水彩画のテーマは、鉛筆デッサンによる静物画。

みんな、ビン・ランプ、メガネ、花なんぞを描いている。

私は、一人コソコソと指示も無視して、思い出しながら水彩による生物画。


「アホやなあ~っ!」と、我ながらつくづくと思う。
コメント
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