私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

俳句生活『よ句もわる句も』 兼題【ポインセチア】結果

2020-12-27 16:14:18 | 俳句
2020年12月27日(日)

今年4月初旬に知ったカタログハウス「通販生活」の『よ句もわる句も』俳句投稿コーナー。
月1回、俳人夏井いつきさんが『天』『地』『人』『佳作』と没句に選句してくれて無料。

今回で8回目
初投句から7回続けて『人』に選ばれてるから摩訶不思議なのだけど・・・
11月の兼題は『ポインセチア』
5557句のほどの投句があったという。

毎月末日がその結果発表日とたかをくくってたら、いつの間にか発表されてて・・・

今回は4句ほど投句。

さて、結果はというと2句が『人』に入選!
8ケ月連続10句の『人』入選という俳句ど素人の快挙なのでありました!

では、『人』入選2句のお披露目

ぽいんせちあいつもいずこにゐるのだらう


落選だろうと入選だろうと句の紹介はすると決めてたから
兼題のポインセチアをどっかで撮影しようと
買い物のついでに探してみてもね、11月中旬まではどこにも置いてなくて・・・
いつもは何処にあるんだ?という気持ちをそのまんま句にしただけ。
実に素直なくだらない句だから、お風呂で旧かなづかいでもするかな?とふざけてみたんだわ。

兼題の〆切り過ぎた12月になると、そこらかしこで売ってるからね、いつもお世話になってる園芸屋さんでパチリ。

俳句は楽しそうだけどとっつきにくいなあと思ってる人がもしいたら、こんなんでええんぞ~!

ポインセチア空をぽこんと呑み込まん


ポインセチアの花は真ん中に見える小さな黄色い部分。
赤く広がってるのは、あじさいよりもはるかに大きく発達した萼(がく)片だ。
未来の小さな命(種子)を包み込むようにね。
ほらっ! 
何となく空さえも包み込んでしまいそうだよね~って、ふざけてつくった句。

夏井さん、こんな2つの句を選んでくれていいんかなあ?


ではでは、落選2句も載せとくね。

ポインセチアよ黄金のベンガルの灯よ

お気に入りの句なんだけどなあ。

バングラデシュという国がある。
こんな国旗

ペイントでササッとつくったから、色も赤丸の位置も少しちがってるから申し訳ないのだが

ポインセチアというと、クリスマスよりもこの国旗が頭に浮かぶ。
そして、バングラデシュは地元民族ベンガル人の独立運動の勝利によってもたらされた国だということも。
その独立運動を「黄金のベンガル」と呼んでいることも。

弱者が立ち上がる・懸命に生きる姿に惹かれるんだよなあ。

ポインセチアよ赤門くぐる青年よ

落選して当たり前、ダジャレ遊びでふざけてる句なんだよな。

ポインセチアは、メキシコ原産の耐寒性のある野生植物を品種改良した外来種。

野生生物保護に長く関わってきた身としては
品種改良された外来種となると、食に関わる場合を除き、あまり良いこととは思わないし愛でる気もなくなっちまう。

んでもって、このポインセチア、熱帯域に多い「トウダイグサ科」に含まれる植物だからね。
私にはとんと縁のなかった東大の赤門くぐってもよかろうもんっ!

ちなみに、最近まで若い娘さんたちがヒーヒー言ってた「タピオカ」の原材料であるキャッサバもトウダイグサ科の植物だよ。

選者の夏井さんに見つかるときっと叱られる俳人(廃人)『あたなごっち』の今年度を締めくくる俳句でありました。