私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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ハイイロチョッキリ:口吻のるつぼたち⑤

2021-09-11 18:09:08 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2021年9月11日(土)

ハイイロチョッキリのメス 8mmほど(吻を除く)

20210824

近くの公園周りのコナラ・クヌギを観察しながらの散歩が楽しい。

図鑑で見るだけで、会えるとは思えなかったクヌギシギゾウムシにも会えた👇
クヌギシギゾウムシかな?

となると、コナラシギゾウムシなど、他のシギゾウムシにも会えるかも?
そう想像するからわくわくするのだ。

この日の前日、明らかにクヌギシギゾウムシよりも小さくて薄い色をしたヤツがコナラの若実にとまってて・・・
慎重にデジカメ近づけてたら、飛んでった・・・ぐやじいっ!

「コナラシギゾウムシに違いないっ!」と、かみさんに延々と語り
この日、リベンジ散歩中、かみさんが見つけた!(トホホホホホ・・・)

何枚か撮影した後、枝をそっとたわめて


撮ってるうちに「ん?」


「シギゾウムシちゃうやんっ!」
「触角が折れんとまっすぐやし、毛むくじゃらやんっ!」


なんかムーミン谷の住民か、ニュージーランドの国鳥キウイのできそこないフィギュアみたいだ。

「あ~っ! ハイイロチョッキリやんっ!」


撮影し終える頃にようやく気付く。

ま、それはそれでいいのだ。
初めて会った生き物だから。

うれし楽しの散歩帰り道、ようやく気付いたのは足元にちらばる小枝たち。


よくよく見ると、あっちにもこっちにも・・・


そう、このチョッキリたちはどんぐりに産卵した後、枝をチョッキリするのだ。(という図鑑の知識)

ならば、始めっから「コナラシギゾウムシ」ではなく「ハイイロチョッキリ」だと考えて散歩するようじゃないとなあ・・・
足元を見ないという性分を逆手にとられ、足元をみられたなあ~っ!(なんのこっちゃ?)

その後、オスが見たいんである。
肩(?)のあたりに1対のトゲがあるのを見てみたいと思いつつ、会えてもメスばかり。

もちろん、他のシギゾウムシたちも大歓迎!
同じ、コナラ・クヌギ・アベマキ・クリなどを産卵床として同所的に利用してんのに
なぜ、コイツらがさまざまに種分化してるのか? 気になっちゃって・・・

この頃の散歩がコナラ・クヌギをメインとしてるのはそういうわけ。
なお、クリは泥棒に間違えられても困るからね。

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