私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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タデノクチブトサルゾウムシ Rhinoncus sibiricus ?:口吻のるつぼたち⑪

2022-08-09 17:20:17 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2022年8月9日(火)

タデノクチブトサルゾウムシ Rhinoncus sibiricus かなあ?

20220717 3mmほど

所用を済ませた河原近くの草原で
オオバコの葉にとても小さなゾウムシ(3mm弱)がいるのを知人が見つけた。

小さい割にすばしこい。
しかも何度も翅を広げて飛ぼうとして、結局去ってった。

ならば、「まだ他にもいるはず」と、オオバコに頭をつっ込んでたコイツを見つけた。

割とおとなしく、撮影もすぐ終えて・・・

帰宅後調べてみたら・・・
知人が見つけたゾウムシと私のとは全然違うゾウムシだった!
吻の長さ・細さ、体色・体型など、まるで違う。
こういうとき老眼なのはとても哀しい。

で、私のは吻が太く(クチブト)、体型と肢からサルゾウムシの仲間っぽい。

その中で、ギシギシクチブトサルゾウムシタデノクチブトサルゾウムシに辿りついたんだけど
体色・斑紋でいえば、より薄いタデノクチブトサルゾウムシに近く
ホスト(食草)でいえば、どちらにも当てはまらない。
そもそも「オオバコクチブトサルゾウムシ」なんてのは、ネット上でもヒットしないし。

ま、そういう訳で、移動休憩中のタデノクチブトサルゾウムシということにして・・・

問題は、知人が見つけたゾウムシで
同じ種類のゾウムシと思い込んでたため、手元には1枚の画像しかなくて、調べようにも難しいのであった。

さてさて、こうして書いてないままにしてる初見の生き物記録が昨年からずっとたまってる。
そんな中で、少しずつでも最近の小さな生き物を紹介してるのは
夏休みの理科研究に、もしお家の人がが本気協力するなら、小さな地味な昆虫の記録や採集がもってこいでもあるから。
特別な場所に出かける必要もなくて、近くの川のほとりの草原で十分だもの。
今は、ネット上にいくらでも情報や画像が出てくるしね。
カブトムシやクワガタを追いかけるよりもずっと深くて、友達とかぶらないユニークな作品になると思うよ。

暑い日が続いて、この頃用事以外は外出もせず、散歩も控え目。
2週間ごとに、PCで事前予約をした市内図書館の10冊の書籍・図鑑を読みあさる日々。

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