私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

サラサカジカ:東方漁港で2年ぶりの再会

2019-06-16 19:36:09 | 周縁魚
2019年6月16日(日)

サラサカジカ


所用を済ませ、昼間暑いのに久しぶりの東方漁港へ。
なんせ最近、私がTV観戦すると広島カープが敗けてしまう。
家にいてはいけないのだ。
どこか遠くへラジオを持って出かけよう。(聞くんかいっ!)

イソゴカイ100円分買って、なくなったら帰ろう。
どうせあんまり釣れはしない。

ところがである。
11種類も釣れたのである。
ちょうど使い切った頃カープも逆転したのである。

釣った11種類の中で、2年ぶりの再会となったのがこのサラサカジカ。


よく通ってたなじみの漁港で釣ったきり会えなくなっていた。
サラサに会えぬままなじみの漁港へ何度も何度も足を運んだ。

「サラサだって? 逃げるように店を出てったよ」なんて勝手に妄想してた。


そうか、そうか。
東へと流れ流れて、こんなとこにひっそりいたんだ。


おふざけはさておき、2年前の初記録も添付しとくね。
サラサカジカ:小さな願いが叶うの巻(2017.5.14.)

当時は釣りも撮影もホントおそまつだったわなあ。
今でもまだまだ下手くそだケド。

キヌカジカとの違いは尻ビレ。
模様が鮮やかで、条数が17~18本と多い。
3年も調べもんしてくと、わかるようになってきたかも・・・。

同じ釣りでこんなに釣果が違うんだよ

2019-06-15 18:57:25 | 淡水釣り
2019年6月15日(土)

12日の釣りの話の続き。

水路のポイントを数カ所まわった釣果をまとめててオモロイことに気付いた。

まず、コウライモロコはかみさんにも私にも。

以前ほどの数はいないみたいでポツポツと。

かみさんは、3年物の大きなテナガエビとブルーギルにくわえ

撮影ケースに入らないサイズのギギ


「そんな大きいん釣んなや! 
やっとここまで大きゅうなったのに・・・・・・」と言えば

ちょうど撮影ケースに手頃なサイズも釣りやがる。


相変らず煮ても焼いても食えないかみさんだ。

あっ、ギギは煮ても焼いても淡白で美味しいですケド。

かみさんの釣果は以上。


次は私の釣果。
すでに書いたタイリクバラタナゴにくわえ

モツゴのメス


小さなギンブナ


そしてタモロコ


コイツらもめっきり減っちゃってたなあ。
アタリがあまりに少なくて。

同じタナゴ竿(色違いにしてる)・同じ自作の仕掛けで釣れた魚がこんなに違うんだね。

理由は簡単なのである。
エサの種類と大きさなのである。

かみさんはミミズを半分くらいに切って、どかっとつけてた。
対して私は赤虫を1尾ずつ、丁寧に頭がけにしてつけてた。
この時期、タナゴ類には水路にわくボウフラが有効だと思ったから。
互いに老眼だケド、この日の私は簡易設置型老眼レンズも装着していたのである。

かくして大物釣り師のかみさんは満足できるギギとテナガエビを
タナゴねらいの私は久々のタイリクバラタナゴやモツゴなんかを
同所的に釣りわけることになるのだ。

すみわけや食いわけによって生き物たちは共存してるケド
私らは釣りわけによって言い争いをすることが今回よくわかった。

もちろん釣った魚たちはお礼を言いつつ丁寧に針をはずして放流。
撮影は家から浄水を持ってって、せめてきれいに写してやらんとね。(友と行くときは用意してくれる)
ここの水は相当濁ってたからね。

釣れたタナゴはタイバラ たったの1尾

2019-06-14 08:18:26 | 純淡水魚
2019年6月14日(金)

日曜に友と、一昨日かみさんとタナゴ竿で数時間。
エサのミミズや赤虫がどうしても余るから数回川釣りが続くことになる。

釣れたタナゴ類はタイリクバラタナゴ1尾。


結構キレイで大きなオスだし、数年ぶりなので、慎重に何枚も記録を撮ることにした。


過去記事を確かめたら2年7か月ぶり。
タイラバじゃないよ。タイバラだよ。 タイリクバラタナゴ

かつては少なくとも4種類のタナゴ類が釣れてたのに。
それも入れ食いみたいにアタリがきてたのに。
たくさん釣る気がないから困るくらいだったのに。

一昨日は、これまでの記録をもとに流域のポイントを何カ所も確かめてまわったのに。
少ないながらも必ず釣れてたポイントにも竿を出したのに。

この1尾だけ。


そもそもタイバラは外来種なので確認対象にしていない。
在来タナゴ用の少し大き目の仕掛けなのである。

このおちょぼ口と薄っぺらな体系にはにはそぐわない。


少なくともヤリタナゴがいれば、とっくに食いついてきたハズ。

「とうとうこの流域もあかんよになったなあ」
「ホント、次から次から釣れるポイント消えてくね」
「以前なら回復したりしたこともあったケド、今回は厳しいなあ」

タイバラ以外のタナゴ釣りをされてる方に一度聞いてみたい。
「みなさんの所でタナゴ類がいなくなってしまった経験はありませんか?」

ま、タイバラとはいえ釣ったんだから雑に扱いたくはない。

こんな風に撮ってみたり


眼にピントを合わせたり


どこにでもいるから「ベンジョコ」なんて呼ばれてたタナゴ類。
タイバラを除いて「やたらめったら数釣り」をする魚ではなくなったんだろうな。
日々釣りの練習だなんて好きに遊んでる場合じゃないと思うなあ。

テナガエビのオス追加:かみさんのばかっ!

2019-06-13 09:44:41 | 昆虫以外の節足動物
2019年6月13日(木)

テナガエビの立派なオスだ。


かみさんが昨日釣った。



先日、友との川釣りでテナガエビ(メスではなく若いオスに訂正 6/13)を釣った。
昨日の朝、その話を書き終え、かみさんと同じ場所へと釣りに行った。

ここ3年間でタナゴ類が激減したのは確かだ。
ケド、1匹も釣れないなんて・・・少々納得できない。
だって、3年前から景観(見た目)は何も変わっとんのんぞ。
ならば、憂さ晴らしも兼ね、も一度丁寧に確かめてみようか。

出かけた理由だ。

その結果は、また書くこととして・・・・・・

何でうちのかみさん、この日にテナガエビ(オス)を釣っちゃうの?
初めて釣ったからワーワーキャーキャーはしゃいでるし
「初物だからブログに書きなさい!」なんて言うし・・・・・・

ちょうど朝に書いたんだよ! テナガエビは!
しかもメス(追記訂正:若いオス 6/13)だし小さいし、台湾で釣ったミナミテナガエビとの違いをごまかしたまま書けたんだよ!
オスを釣っちゃうとミナミテナガエビとテナガエビの違いを確かめにゃいけんくなるが!

ホントに間の悪い自由奔放なかみさんで困る困る。
仕方ない、エビカニ類に詳しいわけじゃないが、比べてみるわ。

さて、私の地方では分布上、上記2種のテナガエビが生息することになっている。

台湾で釣ったミナミテナガエビ


胸部にアルファベットのmみたいな模様がある。


今回のテナガエビ

胸部に模様はあるが、少なくともmにはなってない。

大きなハサミにはみっちり毛が生えてる。


この大きなハサミの切れる側も比べてみる。

ミナミテナガエビ

表面に突起が少なく、つるつるしている。

テナガエビ

表面に突起が多く、とげとげしている。

これ以外にもいろんな特徴があるそうだが、もういいよね。

私らが今回釣ったのはテナガエビで間違いなさそうだ。

ま、私が釣った話を先に書いたのがいけないんだよね。
でも悔しいのでじゃんけんをして決めるぞ!

「最初は『いいねっ!』 じゃんけんぽーん!」(千鳥大悟のこのギャグ、いいね!)

私はグー。きみはチョキ。


ワーイワーイ!
なんぼでも勝てるぞっ!

テナガエビをやっと紹介!(釣査219種目)

2019-06-12 07:43:06 | 昆虫以外の節足動物
2019年6月12日(水)

小さいけれどテナガエビのメスである。

※ 追記訂正 メスではなく若いオスでした。 6/13  
  
タナゴ竿で釣れて当たり前と多くの人が思うテナガエビ。
219種類目とずいぶんかかってやっと紹介できるのである。

この前の日曜日、友と川釣りへ。
3カ所回って、夕暮れも近づき、小さな水路で最後の最後に釣れた。




これでテナガエビの仲間は3種類目。


一応、2016年12月に台湾へ行ったときに釣った他の2種のテナガエビと比べてみる。

ミナミテナガエビ




タイリクテナガエビ




ね? 何となく違うでしょ?


さておき、何でこんなに紹介が遅くなったのかというと
1.小さなテナガエビなら数年前に何度か釣っていた。
2.ちゃんとしたサイズのテナガエビが釣れるまでと後回しにしてた。
3.この2,3年めっきり釣れなくなってしまっていた。
からである。

ここの水路も3年前まではいろんな魚種が釣れていた。
何が釣れるかワクワクしながら釣りをした。
2年前、上流域の河川で工事が、下流域で宅地造成・圃場整備がはじまった。
タナゴ類が姿を消し、モツゴやタモロコやブルーギルばかりになった。
昨年は豪雨もあり、タモロコさえも釣れなくなってしまってた。
何も釣れぬままひたすら動かぬウキを見てるだけになった。

その後少しは回復したのかもしれないが、例えばタナゴ類は戻ってこないまま。
このままだといずれ生き物の姿のない死んだ水路になる気がする。
そんな水路が私の家の近くに何本も走ってる。

『今のうちに紹介しとけよ!』と
テナガエビさんが釣りの最後にわざわざ食いついてきてくださったのかもしれないな。