私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カメムシ幼虫『青と赤』:手を出すつもりじゃないのに・・・

2021-05-26 11:48:47 | カメムシ・アメンボなどの仲間
2021年5月26日(水)

かみさんが散歩に同伴するときは「あれは何?」「これは何?」と
やたらと虫の居場所を指さして教えてくれる。
初物のオトシブミやハムシを見つけてくれて大変ありがたいのだが・・・
時に、ほんのちょっぴり困ることもある。

今年は、小さな甲虫にターゲットをしぼってるからだ。
そうでなくても撮りためた写真がいっぱいで・・・

今日は、そんな甲虫以外から「カメムシ幼虫」を2種ほど
じっとしてくれてるから楽だし、かみさん怖いし、ついつい撮ってしまう。

大きさ15mmほどのコイツと

210506

同じくらいのコイツ

210525

え? タイトル?
何が『青と赤』だって?

そりゃあ、あ~た!
調べる気になりゃ、すぐわかるってことよ!

私も虫シロウトだからあえて言うけど
これくらいの低いハードル、元気なうちは自分でとばなきゃね!
そして、ハードルがドンドン高くなりゃ、下をくぐればいいっ!(何のこっちゃ!)

それぞれ「ルリクチブトカメムシ」と「アカスジキンカメムシ」の幼虫で
成体になると『青』と『赤』が特徴的なカメムシなのでありました。

ルリテントウダマシ:だましもん一派ラスボス

2021-05-25 19:12:33 | ゴミムシダマシ・ツチハンミョウの仲間
2021年5月25日(火)

ルリテントウダマシ 大きさ4mmほど

20210513

今でこそ、テントウダマシだのハムシダマシだのと言ってるけどね。
ほんの2週間前は大変だったのである。

ファウストハマキチョッキリやドロハマキチョッキリを撮影した山間の公園で・・・
実は、コイツも見つけてて・・・


「見たことのないハムシだっ!」って、舞い上がり
帰宅後、入念に調べようと、わざわざ落ち枝の茎にとまらせて何枚も何枚も写真を撮って


というのも、紺色金属光沢のハムシはやたらと種類も多く


シロウトの私には、ちょっとやそっとでは歯がたたないからなのだ。


ノミハムシやトビハムシなんかの仲間だとお手上げだ。

撮影中「あれっ?」というちょっぴりした違和感こそあれ、疑うこともなく・・・

直帰後、すぐ図鑑をめくり、ネット検索し、私のもってる過去データとも照らし合わせて






調べても調べてもヒットしない。
何時間調べ続けたやろ?
かみさんに「もういい加減にし!」と叱られ、それでも悔いが残るし・・・

と、翌日にまでひきずって・・・
やっと胸部の形の違いに気づくというていたらく。

かくして、私の中の『だましもん一派』のラスボスは、このルリテントウダマシなのであった。
ま、こうして失敗を重ねながら身に沁みて覚えてくもんよ。

どうせヒマなんだし、散歩ついでのストレス解消だからね。
『子どもたちが不自由な生活を強いられてるうちは、遊びの釣りはほぼしない』と決めたんだからね。
いい学びになりましたわ。
それにしても1年2ケ月は長すぎるわなあ・・・

イカリモンテントウダマシ:だましもん一派子分④

2021-05-25 10:41:47 | ゴミムシダマシ・ツチハンミョウの仲間
2021年5月25日(火)

イカリモンテントウダマシ 大きさ5mmほど

20210518

私はバカだ!
今朝、散歩中の写真を少しずつ整理してて・・・

葉の上をチョロチョロ逃げ撮影にならない小さな虫を
てっきりキボシテントウダマシの体色変異と思って・・・
とりあえずタッパーに入れ、そのまんま数枚適当に撮影して・・・


「別種じゃないか~っ!」
と、ついさっき念のため調べ直して、後の祭り。
わっちゃあ~っ! もう現地で逃がしとる! 
一期一会の出会いだったかもしれんのに・・・

あらためて、コイツがキボシテントウダマシ


んで、私にとって初物のイカリモンテントウダマシ


コイツも朽ち木の菌類を食べるという。
まあまあ似た2種が、どんな形で食いわけ・すみわけしながら共存してるんだろ?

しかし、見事に勝手に勘違いしたもんだなあ・・・私はバカだ!

キボシテントウダマシ:だましもん一派子分③

2021-05-24 10:34:03 | ゴミムシダマシ・ツチハンミョウの仲間
2021年5月24日(月)

キボシテントウダマシ 大きさ5mmほど

20210519

山道散歩の帰り道、クロホシテントウゴミムシダマシのいたイラクサの仲間の葉の上で
ちょこんとコイツもいて、ならば撮影を、と


もうだまされないのである。
コイツは「~ダマシ」一派だとわかるようになったぞっ!

相変らずチョコマカと動くのよね。

でも、触角が先ほど太くなるし、胸部の形がトタン板のように波打ってるから「~ダマシ」だ!

そうなると、帰宅後の初物の虫調べもずいぶん楽勝になる。

数分後には、キボシテントウダマシという名にたどり着いた。


朽ち木に生えるキノコなどの菌類を食べる連中らしい。
なのに、コイツも葉の上で休んでた。
きっと前日までの雨のせいだろうね。

形や模様は、テントウムシよりむしろハムシに似てる。
例えばクロオビツツハムシや


イタドリハムシ


そういや去年の今頃、我が家の車庫でこんなの見つけて


「ハムシだ! ハムシだ!」とはしゃいでたよなあ・・・
コイツだって「~ダマシ」一派、もう『?』は省いてもよさそうだ。

これまたクロボシツツハムシに似てるといえば似てるよね?


ま、何度も書くけど、決して彼らはダマシてはいない。
勝手にそそっかしく間違えてるのは人間の方だ。

まあなあ、私もかつてよく水谷豊に似てると言われてたからなあ・・・
今度から「水谷豊ダマシです!」と名のろうかなあ・・・(ファンの方すんません!)

クロホシテントウゴミムシダマシ:だましもん一派子分②

2021-05-23 18:52:25 | ゴミムシダマシ・ツチハンミョウの仲間
2021年5月23日(日)

金色に黒い斑点の美しい虫 大きさ3mmほど

20210519

私の山道散歩、登りは虫探しより歩きを重視。
帰りの下り道、すべらぬよう腰やひざに負担がこぬようゆるりゆるりと虫探し。

もちろん近辺に限ってる。
なのに、滅多に人に会うこともない。
コロナ対策の下、現状でできる心と体の健康への工夫。
もう1年と2カ月が過ぎたなあ。

と、イラクサの仲間の葉の上に、ちょこんとコイツがいて


ど近眼に老眼だから眼鏡をかけたりはずしたりして・・・
「お~っ! カワイイやんっ!」
一見、マルノミハムシとか小さなテントウムシとかが頭に浮かんで・・・

撮影、撮影!と意気込んで


触角の先が太くなるのを見て・・・
「あ~っ! ダマシやモドキがつくぞ、コイツ!」


直帰して、調べるのが「おうちでてきるもう一つの楽しみ」!

それが、あ~た、聞いてくださる?
コイツの名前、「クロホシテントウゴミムシダマシ」っていうんですってっ!

本来は倒木に生える菌類などを食べてるおとなしい目立たぬ昆虫らしい。

それにしても、なんちゅう名前をつけとるんやろ?
「ゴミムシダマシの仲間で、テントウムシに似た体型で、上翅に黒い星がある」という意味でつけられたんやろうけど・・・

私らシロウトにとっては、まずクロホシテントウという虫がいそうな気になるよね?
そんなもんおらんのんである。
次に、テントウムシなのかゴミムシなのか、どっちをダマシとんのやろか?
んん?
なんて頭の中がこんがらかる。

まして、コイツによく似た「ニセクロホシテントウゴミムシダマシ」なんてのがいるらしいから、ますます複雑で不幸だ。
ニセもんでゴミでダマスなんてのは、よほどの悪人あつかいやわ。
ひどすぎると思う。
虫権侵害もええとこやで!

こんなに特徴のある可愛らしさなのにね、興醒めもいいとこだ!
人気が出れば、それなりに愛嬌のあるニックネームもつくのだろうけどなあ・・・
なので、賛同される皆さん!
ぜひコイツのこと、広めるようにしてくだされいっ!
かわいいニックネームも募集中!
あて先はこちら!(って、どちらだ?)