ロビンソン本を読む

本とデザイン。読んだ本、読んでいない本、素敵なデザインの本。

文学フリマ東京38

2024-04-24 22:59:14 | イベント
 文学フリマ東京38に出店します。
 5月19日(日)12:00~17:00
 東京流通センター 第二展示場Fホール
 そ-49 ロビンソン・ファクトリー

 主催者HP
 https://bunfree.net/event/tokyo38/

 入場料1,000円


 残念なことに今回から入場料が必要になりました。
 わずか1,000円、いいえ1,000円は大きい。
 バイトなら1時間分です。
 売る本の価格に悩みます。
 できることなら安くしたい。
 でもコストがかかっているので、それなりの価格をつけたい。
 本音を言えば、高くても買ってもらいたい。
 もっと本当のところを言うのなら、立ち止まってほしい、そして手に取って欲しい、それだけでいい。
 このイベントに生活はかかっていないので、そのくらいの心の余裕は持ちたい。

 割り当てられた第二展示場Fホールは、いままでほとんど行ったことがありません。
 第一展示場に出店していたときは、まるで外国のごとく遠い場所でした。
 ここにはクルミドコーヒーが出店していて、以前から行ってみたかったのです。
 ぼくのブースからコーヒー店は近いといえば近いし、少し遠いといえば遠い。でも外国ほどではありません。

 ぼくが出店するのは詩歌(イラスト・写真)のエリアです。
 その一番端っこ、通路に面しているので眺めのいい岬のように開放的でしょう。
 このカテゴリーの本は、小説や評論に比べると手に取りやすく、わかりやすい雰囲気のものが多い気がします。

 入場料のために訪れる人は減るのか、それとも変わらず混雑するのか。
 人混みは苦手なのに、多くの人に来てもらいたいと願っています。



文学フリマ東京37が終わって

2023-11-20 16:58:25 | イベント
 無事に終了しました。

 お越しいただいた方、お買い上げいただいた方、ありがとうございました。


 開場時間前から多くの人が入口前に並んでいて、これは大変なことになると心配しましたが、開場して何分経っても、何時間経っても、ぼくのブースの前は人通りがまばらでした。

 それでも、もしかしたらという希望を持っていたので、なかなかブースを離れてほかの人のところを見に行くことができませんでした。

 終了時間が近くなり、勇気を振り絞って10分ほどほかの人たちの作品を見て回りました。

 戻ってくると「買いたいという人がいらっしゃいましたよ」と隣のブースの人が教えてくれました。「また後で来るって」。

 この広い会場は、一度離れると同じ場所に戻ることが困難です。

 残念ですが、その人とは縁がなかったのです。

 ところが、しばらくしてその人は戻ってきてくれました。



 文学フリマで買った本

 『植物園』
 垂井真 さらさちさ・著



 手のひらサイズの蛇腹の手製本。

 片側は短歌、反対側は詩、2人の共作。

 柔らかな風合いの紙を使用し、薄いインクで印刷された余白も美しい作り。

 芯の強さが感じられる詩と、ユーモアが滲み出る短歌と。

 日曜日の朝に触れると、1日が詩的に彩られていく一冊。

文学フリマ東京37

2023-11-03 16:44:19 | イベント
 文学フリマ東京37に参加します。

 11月11日(土)12:00~17:00
 東京流通センター 第一展示場
 V-26 ロビンソン・ファクトリー

 主催者HP
 https://bunfree.net/event/tokyo37/

 入場無料です。(東京38から有料になってしまいます)


 会場は入口と出口が分けられていて、前回は入ってまっすぐ9番め。物件なら駅近、あるいは目の前がバス停のようなところでした。
 今回は入って左に4列め、奥へ向かって19番め。
 配置図ではわかりませんが、当日会場を歩いてみると、きっと人が多く、面白そうなブースもたくさんあって、たとえここを目指して来ようとしても、途中で力尽きるかもしれません。
 ぼくは以前、探していたブースをなかなか見つけることができず、やっと辿り着いたときには完売して誰もブースにいなかったことがあります。
 人気のパン屋か! と呟きました。

 前回の隣の人は、とても人気のある人でした。
 開場と同時にブースの前に大勢の人が並びました。
 隣人は本にサインをしながら、訪れた人たちとにこやかに話をしています。
 アイドルか!
 本当にアイドルを職業にしている人でした。

 出店者の情報はwebカタログ(https://c.bunfree.net/c/tokyo37)で見ることができます。