ジョン・ウィリアムズ『ブッチャーズ・クロッシング』
同じ著者の『ストーナー』の隣りに並べると、似た表紙だが、どことなく印象が違う。
よく見ると、タイトルや著者名などの書体は同じ。
しかし、一番大きい英語タイトルの『BUTCHER’S CROSSING』の書体が『STONER』とは異なっていて、その差が印象を変えているのかもしれない。
違う本なので、もちろんタイトルは異なるし、訳者も変わり、使われている画像も別で配置も同じではない。
『ストーナー』が静かな物語を表しているとしたら、この本は猛々しさ。
表紙の、乾いた木の画像は、読後、焚き火を連想させ、パッと燃え上がる瞬間を待っているかのようだ。
武骨な男たちの、バッファロー狩りの話。
残酷で過酷、その丁寧な描写に圧倒される。
『ストーナー』に続き、この読書も忘れられない大切な時間になった。
装丁は水崎真奈美氏。(2018)
同じ著者の『ストーナー』の隣りに並べると、似た表紙だが、どことなく印象が違う。
よく見ると、タイトルや著者名などの書体は同じ。
しかし、一番大きい英語タイトルの『BUTCHER’S CROSSING』の書体が『STONER』とは異なっていて、その差が印象を変えているのかもしれない。
違う本なので、もちろんタイトルは異なるし、訳者も変わり、使われている画像も別で配置も同じではない。
『ストーナー』が静かな物語を表しているとしたら、この本は猛々しさ。
表紙の、乾いた木の画像は、読後、焚き火を連想させ、パッと燃え上がる瞬間を待っているかのようだ。
武骨な男たちの、バッファロー狩りの話。
残酷で過酷、その丁寧な描写に圧倒される。
『ストーナー』に続き、この読書も忘れられない大切な時間になった。
装丁は水崎真奈美氏。(2018)