花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

引けど引かねど 梓弓

2012年04月02日 07時03分35秒 | うめ     
白色一重の梅、梓弓 (あずさゆみ、 野梅性)。大きな赤い萼が印象的
です。

梓弓はアズサの木で作られた神事などに使用される弓。材質に関わらず
弓のことを梓弓と呼ぶこともあり、固定された様式があるわけではなく、
使われる場によってさまざまな梓弓があるそうです。
また枕詞として春(張る)、引くなどを導きます。

  伊勢物語 第24段   
 
       梓弓 引けど引かねど昔より
         こころは君に よりにしものを (作者不詳)


植物名の梓はカバノキ科ミズメ (ヨグソミネバリ) またはノウゼンカズラ科
の落葉高木キササゲの別名です。弓に使われたのはネバリ強く丈夫な
ミズメの方です。
中国では梓はキササゲを指し、古くは梓を版木に利用したので「上梓する 」
(出版) するという言葉が出来たそうです。
       (埼玉県深谷市 みどりの王国 120331)
             
                                                        
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