花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

九世田中新左衛門氏の牡丹

2016年04月30日 09時04分40秒 | 牡丹・芍薬   
芯がやや濃く弁端が薄くなる淡桃色で、花びらにギザのある牡丹、
九十九獅子 つくもじし。

新潟県立植物園HP 「にいがた花物語」 によると、明治時代の九世
田中新左衛門氏 (~1936) の作出になる品種です。
新潟市秋葉区 (旧新津市、川口新田) の田中家は江戸時代初期に
川口新田開発の功により名主を務めた古い家柄で、代々新左衛門
を名乗ってきたそうです。

新潟市秋葉区HPによると、牡丹を実生から開花させるまでには5~
15年もかかるのですが、(九世) 田中新左衛門氏は明治27年から
牡丹の新品種づくりに熱心に取り組み、「五大州」、「玉簾」、「鳳輦」、
「鳳王城」、「天女舞」、「比良雪」、「永湖」 など、明治末から逝去した
昭和11年までに 271種類もの新品種を作り出し、これらの新品種は
子成場 (秋葉区) の片岡喜一氏によって宣伝、販売されたそうです。

田中家のほかにも牡丹づくりの家が少なくない新潟県は、牡丹産地
として重要な土地柄のようです。
     (千葉県野田市 清水公園花ファンタジア 2016年4月26日、
                          2015年4月28日)

     ◆梅・さくら・ばらなど花品種と 「公園ランキング」 の
      私のホームページはこちら→ 「花の公園 花リスト」

     ◆このブログの検索ウインドウが右上にあります。プルダウンして、
     「このブログ内で」を選択し、短い1単語だけで検索してください。
        2単語以上だと機能しません。

     にほんブログ村花ブログへ ←クリックすると私の「花の公園」に
      ポイントが入ります。 応援お願いします。




上3枚は 清水公園花ファンタジア 2015年4月28日

下2枚は 同 2016年4月26日。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花も葉も黄色の | トップ | 末摘花よりもっと真っ赤な »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

牡丹・芍薬   」カテゴリの最新記事