今日の1枚は、散歩途中の「りくすけ」と新緑萌える並木道。
最近は、野山や木々の傍を歩くと独特の香りが漂ってくる。
言葉では何とも表現しがたい、まさに「新緑の香り」だが、
その正体は「フィトンチッド」。
植物が成長・活動をする際に放つ揮発性の物質である。
春から初夏、植物にとって最も活動的な今が、フィトンチッドの量も多く、
風薫る季節だ。
この薫風…本来は5月あたりの季語だが、旧暦のカレンダーは、
僕らが使う太陽暦とはおよそ1ヶ月のずれがある。
だから薫風の本番はこれから。
「五月晴れ」は、梅雨の合間の晴れの事。
「五月雨」は、シトシトとそぼ降る梅雨の雨の事のようだ。
せっかく四季のある国に暮らしているわけだから、
季節感は大切にしたいと考えているのだが、近年は、どうも勝手が違う。
ちなみに、2010年の初夏は寒い。
先週から気温が上がらない日が多く、心なしか木々の緑も遠慮がちに思える。
このまま、去年同様の冷夏になれば、農作物、飲料、食品、家電、レジャーなど
色んなところに影響が出るだろう。
情緒の点でも、経済的な面でも、やはり夏は暑いほうがいい。
ところで、今朝の散歩途中、「りくすけ」が津幡川沿いの草むらに滑り落ちた。
ま、リードを付けているから、大事に至ることはない。
昨夜からの雨で濡れた草の中から、ヨレヨレと道へ登る様子は、何ともおかしかった。
普通に歩いていただけなのだが、時々、こういうポカをする。
無事、登り切り、体をブルルルル!っと震わせて水気を振り払った後、
彼は、小さな体からは信じられないほど大きなため息をついた。
最近は、野山や木々の傍を歩くと独特の香りが漂ってくる。
言葉では何とも表現しがたい、まさに「新緑の香り」だが、
その正体は「フィトンチッド」。
植物が成長・活動をする際に放つ揮発性の物質である。
春から初夏、植物にとって最も活動的な今が、フィトンチッドの量も多く、
風薫る季節だ。
この薫風…本来は5月あたりの季語だが、旧暦のカレンダーは、
僕らが使う太陽暦とはおよそ1ヶ月のずれがある。
だから薫風の本番はこれから。
「五月晴れ」は、梅雨の合間の晴れの事。
「五月雨」は、シトシトとそぼ降る梅雨の雨の事のようだ。
せっかく四季のある国に暮らしているわけだから、
季節感は大切にしたいと考えているのだが、近年は、どうも勝手が違う。
ちなみに、2010年の初夏は寒い。
先週から気温が上がらない日が多く、心なしか木々の緑も遠慮がちに思える。
このまま、去年同様の冷夏になれば、農作物、飲料、食品、家電、レジャーなど
色んなところに影響が出るだろう。
情緒の点でも、経済的な面でも、やはり夏は暑いほうがいい。
ところで、今朝の散歩途中、「りくすけ」が津幡川沿いの草むらに滑り落ちた。
ま、リードを付けているから、大事に至ることはない。
昨夜からの雨で濡れた草の中から、ヨレヨレと道へ登る様子は、何ともおかしかった。
普通に歩いていただけなのだが、時々、こういうポカをする。
無事、登り切り、体をブルルルル!っと震わせて水気を振り払った後、
彼は、小さな体からは信じられないほど大きなため息をついた。