つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

朝霧や 見えつ隠れつ 津幡町。

2013年04月25日 23時42分54秒 | 日記
今朝、目覚めてみると町は濃い朝霧の中。
いつもなら見渡せるはずの景色は、空気中を漂う微小な水滴によって遮られた。

樹木。
電柱。
家屋。
視界。

皆、白い霞の向こうに隠れてしまった。
…しかし、そんな中で、逆にクッキリと浮き上がったものもある。

  

  

むせ返る湿気の水滴を纏った「蜘蛛の巣」。
露わになった家に主はいない。
本来なら、朝の光にまぎれて獲物を捕らえるはずの罠が、
体を成していないが故に。
コメント
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