拙ブログに度々登場する「津幡川」は、
河川法によって定められた『都道府県知事が管理する水系』。
いわゆる「二級河川」だ。
流域面積は64平方キロメートルあまり。
津幡市街地の住民にとっては、最も身近な水辺だ。
また、この川と河北潟を往来する舟の「津(停泊地)の端」から、
「津端」⇒「津幡」となったという町名由来説もある程だから、
親しみ深く、感慨も一入(ひとしお)である。
「清流」とは呼び難いが、川を拠り所に暮らす生き物も多い。
代表的な1つが…日本の河川や湖沼を代表する淡水魚…「鯉」だ。
川沿いを散歩していると、堂々とした円筒形の魚影をよく見かける。
中でも「住ノ江橋」の袂に定住している個体は、とても立派だ。

鯉の体長は、成魚で60センチ程度が一般的とされるが、
こいつらは80センチはあろうかというビッグサイズ揃い。
橋の欄干から身を乗り出せば、たちまち20~30匹が集まってくる。
おそらく誰かによって餌付けされてしまったのだろう。
自力で糧を得るよりも、他者からの施しを充てにする姿は、
最早「野生」ではない。
そうした「変化」は、自然を歪めてしまったようにも思えるが、
当の鯉からすれば、ごく自然な成り行きではないだろうか。
楽に栄養が摂れるなら、好んで苦労を選ぶ道理はない。
生きるために狡猾になる事は、野生の常識なのだ。
河川法によって定められた『都道府県知事が管理する水系』。
いわゆる「二級河川」だ。
流域面積は64平方キロメートルあまり。
津幡市街地の住民にとっては、最も身近な水辺だ。
また、この川と河北潟を往来する舟の「津(停泊地)の端」から、
「津端」⇒「津幡」となったという町名由来説もある程だから、
親しみ深く、感慨も一入(ひとしお)である。
「清流」とは呼び難いが、川を拠り所に暮らす生き物も多い。
代表的な1つが…日本の河川や湖沼を代表する淡水魚…「鯉」だ。
川沿いを散歩していると、堂々とした円筒形の魚影をよく見かける。
中でも「住ノ江橋」の袂に定住している個体は、とても立派だ。

鯉の体長は、成魚で60センチ程度が一般的とされるが、
こいつらは80センチはあろうかというビッグサイズ揃い。
橋の欄干から身を乗り出せば、たちまち20~30匹が集まってくる。
おそらく誰かによって餌付けされてしまったのだろう。
自力で糧を得るよりも、他者からの施しを充てにする姿は、
最早「野生」ではない。
そうした「変化」は、自然を歪めてしまったようにも思えるが、
当の鯉からすれば、ごく自然な成り行きではないだろうか。
楽に栄養が摂れるなら、好んで苦労を選ぶ道理はない。
生きるために狡猾になる事は、野生の常識なのだ。