昭和29年から32年(1954年~57年)にかけ、1町6村が合併し、
現在の津幡町が形作られた当時…町の人口は2万人あまり。
それから半世紀が過ぎた今は、3万7千人を超えた。
特に、平成以降の上昇カーブは顕著である。
金沢市のベッドタウンとして機能している結果なのは、明らかだ。
ちなみに、町のHPによれば、平成27年になってからも
毎月10~20人単位で増えている。
少子高齢化、山間地域の過疎化などの問題はあるものの、
人口減少に頭を悩ませる自治体と比べれば「勢いがある」と言えるだろう。
そうした背景事情を反映してか、様々な施設や環境整備が進んでいる。
今朝の散歩中に発見した「津幡町歴史資料館(仮称)」の建築もその1つ。
場所は、旧・津幡小学校校舎があった津幡城址…「大西山」。
歴史的、地勢的に考えて、確かにここが最も相応しいだろう。
「つばた議会だより133号」によれば、
総建築費は1億6,822万円(うち町負担1億1,397万円)。
来年・平成28年3月に完成予定。
設計管理は「(株)中島建築事務所」。
津幡小学校新校舎をはじめ、県内外の教育施設、医療施設を手掛けている。
どんな施設になるのか…?
個人的には大いに楽しみである。
前述の「つばた議会だより」によれば、外観イメージはこんな感じらしい。
かつての高度経済成長期には、国からの補助を受け、
日本各地で「ハコモノ建築」が横行した。
学校や庁舎、公民館、図書館、文化会館、体育館、高齢者施設などが、
まるで競い合うかのように豪華な仕様で建ち上がった。
そして、それらの何割かは、維持費・管理費の採算が合わず、
地域のお荷物と化し、問題となっている。
我が津幡町は、ゆっくりと民力を蓄えてきたお蔭で
「昭和ハコモノ狂騒時代」を無難にやり過ごし、
過去の失敗例を検討できる21世紀になってから、
各種のインフラ整備が充実してきた。
どうか慎重に計画を進め、身の丈に合った、充実した施設を目指して欲しい。
公の立場としては、先史から現代までを辿る必要はあるだろうが、
総花的な展示に固定せず、時代やテーマによって内容を入れ替え、
何度も足を運ばせてくれるような「ダイナミズム」を期待したい。
関係者の皆さん、頑張って下さい!
現在の津幡町が形作られた当時…町の人口は2万人あまり。
それから半世紀が過ぎた今は、3万7千人を超えた。
特に、平成以降の上昇カーブは顕著である。
金沢市のベッドタウンとして機能している結果なのは、明らかだ。
ちなみに、町のHPによれば、平成27年になってからも
毎月10~20人単位で増えている。
少子高齢化、山間地域の過疎化などの問題はあるものの、
人口減少に頭を悩ませる自治体と比べれば「勢いがある」と言えるだろう。
そうした背景事情を反映してか、様々な施設や環境整備が進んでいる。
今朝の散歩中に発見した「津幡町歴史資料館(仮称)」の建築もその1つ。
場所は、旧・津幡小学校校舎があった津幡城址…「大西山」。
歴史的、地勢的に考えて、確かにここが最も相応しいだろう。
「つばた議会だより133号」によれば、
総建築費は1億6,822万円(うち町負担1億1,397万円)。
来年・平成28年3月に完成予定。
設計管理は「(株)中島建築事務所」。
津幡小学校新校舎をはじめ、県内外の教育施設、医療施設を手掛けている。
どんな施設になるのか…?
個人的には大いに楽しみである。
前述の「つばた議会だより」によれば、外観イメージはこんな感じらしい。
かつての高度経済成長期には、国からの補助を受け、
日本各地で「ハコモノ建築」が横行した。
学校や庁舎、公民館、図書館、文化会館、体育館、高齢者施設などが、
まるで競い合うかのように豪華な仕様で建ち上がった。
そして、それらの何割かは、維持費・管理費の採算が合わず、
地域のお荷物と化し、問題となっている。
我が津幡町は、ゆっくりと民力を蓄えてきたお蔭で
「昭和ハコモノ狂騒時代」を無難にやり過ごし、
過去の失敗例を検討できる21世紀になってから、
各種のインフラ整備が充実してきた。
どうか慎重に計画を進め、身の丈に合った、充実した施設を目指して欲しい。
公の立場としては、先史から現代までを辿る必要はあるだろうが、
総花的な展示に固定せず、時代やテーマによって内容を入れ替え、
何度も足を運ばせてくれるような「ダイナミズム」を期待したい。
関係者の皆さん、頑張って下さい!