つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

備えあっても憂いあり。

2016年04月16日 11時14分45秒 | 自然
阪神大震災級のM7.3 熊本で震度6強「これが本震」
2016年4月14日(木)21時26分頃に発生した「熊本地震」は、
発生から2日あまりが経った今も治まる気配を見せていない。
高い頻度で断続的に揺れが続き、被害が拡大している。
まずは、現地で被災し損害を被った全ての方々へ、お見舞い申し上げます。

天災に抗う術は「逃避」しかない。
だから、平時から備えておかねばならない。
例えば、避難場所の把握だ。

我が津幡町のHPには「指定避難場所」の一覧が、
各小学校の校区別に分類され掲載されている。
どこも近隣にとっては馴染みの場所ばかりだ。
しかし、緊急時には混み合うだろう。
辺りの景色も変貌しているかもしれない。
昼か夜か、晴天か荒天か、季節はいつかによって選択は異なる。
Web上で地図は閲覧できるが、足を運んでみる事をお薦めしたい。
今朝の散歩で、幾つか訪れてみたところ、
住まいからの距離、経路などが肌で実感できた。
ちなみに、それぞれこんな看板が立っている。


避難場所の把握以外にも、必要な備えは沢山ある。
当座を凌ぐ飲料、食料、燃料、生活用品等々。
完璧を期するのは難しいが、蓄えがあるのとないのでは大きく違う。

そして、心構えだ。
60数億年とされる地球の歴史の中では、丸ごと氷に覆われる全球凍結や
火星級の天体が激突したジャイアント・インパクト。
大地と海を引き裂き、あるいは大陸を造成する激しい地殻変動があった。
少々極端ながら、もしも、それらに類する出来事が起これば、
どれも人類存亡の危機である。

いたずらに不安を煽るつもりはない。
でも、何があるかわからない。
幸いにして何もないかもしれない。
そう願う一方、平穏は永遠に保証されている訳ではないと、
肝に銘じておきたい。
コメント
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