ほんの手すさび、手慰み。
不定期イラスト連載、第四十七弾は「カミーユ・クローデル」。

冷たい石の塊から、生きていると見紛うような像を彫り出す。
彫刻の素養と経験のない僕からすれば、奇跡にも思える技の持ち主であり、
自らも彫像のような器量よし。
しかし、天から二物を与えられたヒロインの末期は、哀しみに満ちていた。
「カミーユ・クローデル」はフランス人の女性彫刻家。
1864年、3人兄弟の長女として生まれた「カミーユ」は、
子供の頃から彫刻に親しみ、早くからセンスを発揮。
プロを志しパリの美術学校に通っていた19歳の時、
指導に訪れた「オーギュスト・ロダン」と出会う。
既に名を成した四十路の大家と若く美しい俊才は、
師匠と弟子になり、程なく男と女になった。
愛と創作。
何人(なんぴと)も入り込めない世界を共有する2人の毎日は充実していただろう。
一種の「チーム」として15年を過ごすが、次第に破綻へと向かう。
綻びの原因となったのは「ロダン」の内縁の妻。
三角関係のラブ&ヘイトを繰り広げた末、男は家庭を選んだ。
「カミーユ」は独立するが評価は低い。
“ロダンの元愛人” - “ロダンのコピー”と揶揄され、作品が売れず、
失意と貧しさの中で精神を病んでゆく。
精神病院に隔離されて30年を過ごし、孤独に旅立っていった。
この悲劇は、2度、映画化されている。
1度目の日本公開は、平成元年(1989年)。
僕は、映画館に足を運び「カミーユ・クローデル」を観た。
主演女優「イザベル・アジャーニ」のファンだったのである。
銀幕の中の彼女は期待にたがわず美しく、そして、生々しかった。
不定期イラスト連載、第四十七弾は「カミーユ・クローデル」。

冷たい石の塊から、生きていると見紛うような像を彫り出す。
彫刻の素養と経験のない僕からすれば、奇跡にも思える技の持ち主であり、
自らも彫像のような器量よし。
しかし、天から二物を与えられたヒロインの末期は、哀しみに満ちていた。
「カミーユ・クローデル」はフランス人の女性彫刻家。
1864年、3人兄弟の長女として生まれた「カミーユ」は、
子供の頃から彫刻に親しみ、早くからセンスを発揮。
プロを志しパリの美術学校に通っていた19歳の時、
指導に訪れた「オーギュスト・ロダン」と出会う。
既に名を成した四十路の大家と若く美しい俊才は、
師匠と弟子になり、程なく男と女になった。
愛と創作。
何人(なんぴと)も入り込めない世界を共有する2人の毎日は充実していただろう。
一種の「チーム」として15年を過ごすが、次第に破綻へと向かう。
綻びの原因となったのは「ロダン」の内縁の妻。
三角関係のラブ&ヘイトを繰り広げた末、男は家庭を選んだ。
「カミーユ」は独立するが評価は低い。
“ロダンの元愛人” - “ロダンのコピー”と揶揄され、作品が売れず、
失意と貧しさの中で精神を病んでゆく。
精神病院に隔離されて30年を過ごし、孤独に旅立っていった。
この悲劇は、2度、映画化されている。
1度目の日本公開は、平成元年(1989年)。
僕は、映画館に足を運び「カミーユ・クローデル」を観た。
主演女優「イザベル・アジャーニ」のファンだったのである。
銀幕の中の彼女は期待にたがわず美しく、そして、生々しかった。