つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

テクニク テクニカ シャランラー。 ~ 魔女っ子メグちゃん。

2017年06月04日 05時28分01秒 | 手すさびにて候。
ほんの手すさび、手慰み。
不定期イラスト連載、第四十六弾は「魔女っ子メグちゃん」の主人公「神崎メグ」。

「魔女っ子メグちゃん」は、昭和49年(1974年)4月から翌年9月まで、
毎週月曜午後7時からの30分枠で放送された。
キー局は、現在の「テレビ朝日」。
当時、石川県には系列局がなかったから、
僕が同作に接したのは、少々時期が遅かったと推測される。
放送時間も夕方だったように思う。

「魔法使いサリー」、「ひみつのアッコちゃん」、「魔法のマコちゃん」、
「さるとびエッちゃん」、「魔法使いチャッピー」、「ミラクル少女リミットちゃん」。
歴代の東映“魔女っ子シリーズ”は、
どれも、ブラウン管に映る様子をチラ見した程度の記憶しかない。
健康な男子が夢中になっていたのは、スポーツ、SF、ヒーローアクションものなど。
女子を対象にした作品には、関心を払わなかったのだろう。
しかし、健康な男子に第二次性徴が訪れるころ、
艶やかに颯爽と登場した「魔女っ子メグちゃん」は一味違った。

『♪シャランラ シャランラ ヘイヘヘイ イエーイエ シャランラー
 子どもだなんて 思ったら 大間違いよ 女の子
 二つの胸の 膨らみは 何でもできる 証拠なの
 お化粧なんかはしなくても 貴男は私にもう夢中
 真珠の涙を浮かべたら 男の子なんて イチコロよ
 魔女っ子メグは 魔女っ子メグは 貴男の心に忍び込む 忍び込む
 シャランラ♪』

成長期の少女が持つ魅力をつづった七五調の主題歌最終盤、
ホウキに乗って空を飛ぶ主人公が、クルリと一回転。
ミニスカートからスラリと伸びた美脚の奥が覗いた。
本編中でも、露出度の高いサービスカットを惜しまない。
よく笑い、泣き、怒り、頬を赤らめ恥じらう。
それまでの図式…「魔法少女=優等生」を覆した、
綺麗で可愛く、小粋で小悪魔なお転婆キャラクター。
気が付けば、僕の心の中に「神崎メグ」が忍び込んでいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする