ほんの手すさび、手慰み。
不定期イラスト連載・第九十六弾は「寿がきや」のキャラクター「スーちゃん」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b2/e32d9a6dffe125df3d540348fc0255ba.jpg)
今回は「スカール」から筆を起こそう。
時は、昭和48年(1973年)。
わが津幡町に「ショッピングセンター スカール」が開業した。
当時、館内を中央を貫く通路や吹き抜けのホールを配した構造は、大変に斬新。
食品、衣料、雑貨、玩具、電化製品、書籍。
旅行代理店やクリーニング、ゲーセン、レコード。
商店街が丸ごと収まったそこは、田舎の小学生にとって“夢の国”。
そして、安価に楽しめる外食が「寿がきや」だった。
「寿がきや」は、敗戦間もない昭和21年(1946年)、
名古屋・栄にて「甘党の店」として創業。
店名は、創業者「菅木兄弟」の名前に、縁起のいい「寿」の字を入れたのが由来。
やがて、メニューにラーメン類が加わり、ファストフードの体裁が整う。
名古屋を中心とした東海ご当地の味が、早々と「スカール」へ出店したのは、
同施設に「名古屋鉄道」が資本参入していた為と推測される。
お蔭で、僕の買い食い生活は豊かなものになった。
ちなみに、同店のキャラクター「スーちゃん」が誕生したのは、昭和33年(1958年)。
つまり、彼女は、今年・平成30年(2018年)に還暦を迎えた事になる。
オリジナルは、右手にラーメン、左手にソフトクリーム。
今拙作は、右手にソフトクリーム、左手に寿がきや発のアイディア食器、
「ラーメンフォーク」を握ってもらった。
・・・さて「ショッピングセンター スカール」の跡地には
「津幡町立 津幡小学校」が建っている。
かつての面影は、心の中にしかない。
しかし、津幡町から「寿がきや」の灯は消えていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a8/23ed330f896496671aa18b5a4e7deb08.jpg)
僕は、時折「アルプラザ津幡店」のフードコートへ足を運ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ac/b2161255f6b7483638340eb46bed11e5.jpg)
注文するのは、いつも「肉入りラーメン」と「ソフトクリーム(ミニ)」。
和風とんこつの香りとバニラフレーバーに鼻をくすぐられると、
脳裏に、あの頃が浮かんでは消える。
不定期イラスト連載・第九十六弾は「寿がきや」のキャラクター「スーちゃん」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b2/e32d9a6dffe125df3d540348fc0255ba.jpg)
今回は「スカール」から筆を起こそう。
時は、昭和48年(1973年)。
わが津幡町に「ショッピングセンター スカール」が開業した。
当時、館内を中央を貫く通路や吹き抜けのホールを配した構造は、大変に斬新。
食品、衣料、雑貨、玩具、電化製品、書籍。
旅行代理店やクリーニング、ゲーセン、レコード。
商店街が丸ごと収まったそこは、田舎の小学生にとって“夢の国”。
そして、安価に楽しめる外食が「寿がきや」だった。
「寿がきや」は、敗戦間もない昭和21年(1946年)、
名古屋・栄にて「甘党の店」として創業。
店名は、創業者「菅木兄弟」の名前に、縁起のいい「寿」の字を入れたのが由来。
やがて、メニューにラーメン類が加わり、ファストフードの体裁が整う。
名古屋を中心とした東海ご当地の味が、早々と「スカール」へ出店したのは、
同施設に「名古屋鉄道」が資本参入していた為と推測される。
お蔭で、僕の買い食い生活は豊かなものになった。
ちなみに、同店のキャラクター「スーちゃん」が誕生したのは、昭和33年(1958年)。
つまり、彼女は、今年・平成30年(2018年)に還暦を迎えた事になる。
オリジナルは、右手にラーメン、左手にソフトクリーム。
今拙作は、右手にソフトクリーム、左手に寿がきや発のアイディア食器、
「ラーメンフォーク」を握ってもらった。
・・・さて「ショッピングセンター スカール」の跡地には
「津幡町立 津幡小学校」が建っている。
かつての面影は、心の中にしかない。
しかし、津幡町から「寿がきや」の灯は消えていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a8/23ed330f896496671aa18b5a4e7deb08.jpg)
僕は、時折「アルプラザ津幡店」のフードコートへ足を運ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ac/b2161255f6b7483638340eb46bed11e5.jpg)
注文するのは、いつも「肉入りラーメン」と「ソフトクリーム(ミニ)」。
和風とんこつの香りとバニラフレーバーに鼻をくすぐられると、
脳裏に、あの頃が浮かんでは消える。